素敵な贈り物
フローラは、村の人達の病気や怪我をした人の治療をした。
腰痛や肩こりの人も集まってきた。
村に医者は、1人しかいなくて病気になると街までいかななくてはならなかった。
薬も高価で買えなくて病気で死ぬ人もいた。
フローラは、重症の患者も治してしまった。
お医者さんまで治療した。
畑には、神の生命エネルギーを与え農作物は豊かに実った。
村の人達が喜ぶ顔を見て嬉しくなり村に良く顔を出していた。
フローラが村に来る一番の楽しみは、ルミアにハープを教わることでした。
村に来て1年が過ぎた。
フローラは覚えが良くルミアより上手くなっていた。
村の人達はフローラに何かプレゼントをしようと考えていた。
皆は、もう決めていた。
村の集会場は、修繕されてお洒落な建物になっていた。
フローラが、やって来た。
「フローラ様!お見せしたい物があります!!」
そう言ってハリスが集会場に案内をした。
「フローラ様!この布をお取りください!!」
その布を引っ張った!そこには、金色の豪華なハープがあった。
そのハープを見て目と口を大きく開けて嬉しそうに「わぁ~ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~これ!!私に!?」
「そうです!村の皆からプレゼントです!!」
「みんな!!ありがと~」と言ってハープを触りだし弾きはじめた。
素人でもレベルが高いとわかるほどすごい演奏だった。
村人たちも女神がハープを弾く姿と美しい音色の演奏に感動して聞きいっていた。
この村に黄金の翼の女神がいると街でも噂になっていた。
病気を治してもらおうと来る人や、フローラを一目見ようと遠い街から来る人もいた。
フローラは身長が140cmくらいになり幼女期を過ぎ少女に成長していた。
フローラが村に来てからは、収穫が豊富になり新しい野菜や果物もできるようになり品質改良され高値で売ることができるようになった。
今年は、更に豊作で村人50人で街まで運ぶことになった。
盗賊などの心配がありフローラが着いていくことになった。
街は、初めてでワクワクしていた!お洒落な衣服を選び街に向かいました。
村は、フローラが留守中、盗賊が来たときの用心の為若い人や武術などの腕に自信がある人は警備をし、避難訓練も怠りませんでした。
街に着き、初めての街にフローラは、おおはしゃぎでした。
街の綺麗な建物と高価な衣服や装飾品を身に付けてる人を見てビックリしていた。
「すごい!あの人達が身に付けてる物!!」
ハリスは、「フローラ様!もし街のお店で気にいった物がありましたらおっしゃってください!フローラ様のおかげでかなり収入も良くなっております!何かプレゼントさせて頂きます!」
「お父さん!ありがとう!でも私だけ高価な物を身に付けるのは嫌!私だけでなくみんなが身に付けるならいいけど私だけみんなから仲間外れみたいだから要らないわ!この服気にいってるし!」
「フローラ様は、相変わらず欲が、ないのですね!それでは後で皆で豪華な食事をしましょう!」
「え~! 豪華な食事!? 食べたい~!!」
フローラは、嬉しそうだった。
表通りはすごく綺麗な街だったが、遠くの方を見て「ねぇ!お父さん、向こうの人達汚れた衣服を着ていて体の具合も悪そうな人達もいるけど、どうして治療をしないの!?」
「治療をするには高いお金が必要です!衣服を買うにも、食事をするにもお金がかかるのです!収入が少ない庶民にはお金がないのです!」
「お父さん達の仕事が終わるまであの人達の治療をしてあげてていい!?」
「わかりました!アントリュウス!フローラ様にお付き添えしなさい!」
「はい!わかりました!!」
「アントリュウス行こ!」
フローラとアントリュウスは、具合が悪そうな人達の所へ行くと貧しい庶民の人達は、おどろいた。
女神様がこんな汚い裏道に来るなんて。
裏道の人々は、フローラの姿を見て跪き手を合わせて祈った。
目の前に咳をする子供が見えた。
その子の所に行って手をかざした。
フローラの手から温かい光が出てその子供の顔色が良くなり咳が止まった。
フローラは、大きな声で「病気の人で動ける人はこっちに来て!」
怪我をしてる人に手をかざして光のオーラをあてると傷口が治っていった。
その光景を見て街の人達は驚き1人の貧しい庶民の男が言った「私達、治療をして頂いてもお支払いするお金がないんですが」
「お金は、要らないわ!治してあげると喜んでくれるから私も嬉しいわ!」
その無垢な言葉と表情に貧しい民達は、喜んだ。
お金が無くて治療代が払えない人達が集まり列ができた。
順番に治療した。
この民の中にも噂を耳にしてる人が多かった。
「隣の村の守り神!女神フローラ様だよ!!まさか本当に無料で治療をしてくださるなんて!」
「お美しい翼ですなぁ~!」と人々は、手を合わせて感謝した。
夕方になりハリスが迎えにきた。
「フローラ様!もう遅い時間です!!宿に行きましょう!!」
「お父さん!治療を待ってる人がたくさんいるの・・・・」
お父さんという言葉で近くにいた民達がハリスを見た。
「ですが !フローラ様もかなりお疲れになっています」
「また!明日になされては、如何ですか?」
「みんなゴメンね!明日、また来るからね!」
フローラ達は、宿に向かった。
「お父さん!朝、欲しい物があったら買ってくれるって言ったでしょ!私、あの人達に食べ物をあげたい!」
「わかりました!フローラ様は、お優しいですね!それでは、朝、食べ物の買い出しに行きましょう!」




