王家の襲来
アントリュウスのお墓ができた。
フローラは、アントリュウスの葬儀に参列し墓に手を合わせてた。
人間は、なぜ墓を作りお祈りをするのか!少しわかった。
墓には、棺に入った遺体がが埋められた!そこには、もうアントリュウスの魂は無い!でもアントリュウスの為に何かしたい!そしてお墓に行けば、アントリュウスの事を思いだす。
フローラは、アントリュウスの事を思い毎日ハープを弾いていた?
ダルマンのこの領土をこれからどうするか?市長と村長が話し合い!フローラに街と村の領主になってもらおうとやって来た。
それに王家がいずれここに来る事を見越して我々は、これからどうするのか?街の人も村の人も王家に従わないと決めた。
王家に従えば、奴隷のような扱いを受ける。
フローラには、前のような笑顔は、見られなくなった。
「私は、領主にはなりたくない村の人と街の人で話し合って領主を決めて!この村と街を守るから」
フローラは、納得しなかったがフローラの国と呼び名を変えた。
領主という地位を無くし守り神フローラ様の国とし市長と村長が、それぞれ街と村を見ることになった。
フローラの神殿を造る事になった。
山と街の間辺りの街外れの山の近くに立派な神殿が建てられた。
フローラは、その神殿を見て!こんな神殿に住むなんて!
ここは、病院にしましょ!そして食べ物に困った人が来れる場所!何か困った事があったときの相談所にしたい!そう言って誰でも入れる場所になった。
数ヵ月がたち王家の一万の兵士がフローラの国に近づいて来た!
「大変です!!フローラ様!王家の軍隊がこちらに近づいて来ています!」
すぐに空を飛び軍の近くに行き「この国に何のよう?」
軍の半神半人の将校が「この街と村の者達は、王家に逆らった!降伏するなら命だけは助けてやる」
「話し合いに来た訳ではないのね?これ以上街に近づくことは許さない!近づけば殺す!」そう言うとと、将校が「弓を射てー」と命令をくだした。
一斉に矢が飛んで来た!
フローラのオーラに矢が跳ね返った!
フローラは、気づいた!
この兵士の半分以上は、優しい魂の人間!悪い人では無いのに!兵士だから将校の命令でこの国を襲う?
「心優しい兵士に警告する!あなた達を生かしておくと街や村の人が殺される!だから心優しき兵士も殺すけどそれでもいいなら攻撃してきて!」
遅れながイダスが、指揮をとるフローラの国の騎士や兵士も近く迄来た。
フローラは、それに気づいた。
「みんな!それ以上近づいかないで!」
神の声としてイダス達に聞こえた。
「あなた達は、誰一人死んではダメ」そう言われフローラの軍は、動きを止めた。
フローラは、一万の兵士に精霊の剣を持ち斬り始めた。
王家の兵士が次々に殺され2時間ほどたち死者が3,000人を越していた。
将校が「撤退だ~!!」と叫んだ。
だが必死になって戦っている者や声が聞こえて無い者がいた。
撤退命令が、聞こえた者は、逃げるように引き返した。
「子供の神だと聞いていたが強さが桁違いだ」
死体の数が4,000くらい?
神?悪魔じゃねぇか!?
殺されそうになった兵士達は、黄金の翼の悪魔といった。




