序章 終わりと始まり
今から1万数千年以上前に高度な文明を持った人類がいた。
その人類は、なぜ滅亡したのだろう!?
神々からの話しによると、より強い軍事力を持とうと核兵器、生物兵器、科学兵器を作りだした。
生物兵器の研究のさいに体に害がある細菌やウィルスが事故により世界中に散らばった。
ウィルスにより死んだ者、経済恐慌により自殺した者、犯罪者が増え殺された者までいた。
その後、核戦争がおきた。
この核戦争により世界中は被害をうけ破壊され放射能により汚染された。
ほとんどの生命体が滅び地球は環境破壊され死にかけた。
この死にかけた地球に虚無の神が現れ原初の神々を蘇らせた。原初の神々は1万年以上の時をかけ地球を修復した。
この地球の上に天界を作り原初の神々から生まれた神たちは新に子供を生み出していった。
やがて、神々は天界と人間界の支配権をかけて千年にも及ぶ戦いが続いた。
だか、絶対的な神の王 最高神が復活し天界を納めた。
その後、歴史に名を残した神々も蘇った。
最高神は、天界と人間界を支配し新たな進化を求めた。
ある神の預言者が言った。
神と人間との間にできた子供から強い神が誕生すると、その為まず最初に強い人間を作りだすことになった。
強い人間を生み出すことと二度と環境破壊をさせないよう最高神ゼウスの命令により人間界に神たちは、顔を出していた。
だが、天界と人間界とでは、やはり人間界は、みすぼらしくおもえた。
地球上に生まれた人間や動物たちは、やがて、新たな進化を望んだ。神と関わり能力を得た者、神と結婚して子供を生んだ者、稀に人間や動物から神になった者もあらわれた。
ある人間界の貧し街に不思議な力を持つ少年がいた。
病気を治したり人間達を襲う魔獣を倒してしまったり人々から神の翼を持つ少年といわれた。
なぜ、その少年には不思議な力があるのか!?
前世に秘密があった。