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短編集 冬花火

体温計

作者: 春風 月葉

 私とあなたは同じソファの上に腰掛け、映画を観ている。

 しかし、あなたは既に飽きてしまったのか寝入ってしまい、暖を求めてかコトっと私の方へ身を寄せてきた。

 肩と肩が触れ合い、あなたの体温を感じる。

 途端に私も熱くなってしまい、なんの映画を観ていたのかもわからなくなってしまった。

 ドクンドクンと自分の心臓が早く波打つのがわかる。

 私はこんなにも困ってしまっているのに、あなたは可愛らしくスースーと寝息をたてている。

 テレビはつけたままでいい。

 心臓の鳴らす恥ずかしい早鐘が紛れるから。

 私もあなたの体温を求めるように眠りについた。

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― 新着の感想 ―
[一言] お久しぶりです。 愛しい人が寝息を立てているのは、なんか微笑ましいというかドキドキしますね。僕もリア充になって、こういう展開欲しいなぁ…なんてですねw とにかく微笑ましい内容でした。
2018/01/20 11:10 退会済み
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