表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LUCK and MAGICIAN and KNIGHT the WORLD (運と魔術師と剣士の世界)  作者: 雪氷見♪
ストーリー『6の町への街道攻略編』
93/96

LMKW87

 テストって怖いですね。母親にパソコン使用禁止をくらいました・・・ あはは……ハァ……

 今日からまた更新開始です!お待たせしてすみませんでした!!

[9日目]


 「GAME START」

 ログイン時間は色々あって10時20分になった。で、肝心の何があったかだが……新しいアップデートが来ていた。

 それと、晩御飯で作ったハンバーグの半分を嘉月と母さんに取られ、さらに母さんにダメ出しをされるという不幸に遭遇し、どうしても小腹が空いたので野菜を切ってサラダにし、それをポン酢で食べていたりと本当に色々あった。


 ちなみにアップデートの内容だが、要望が多かったウィンドウの配置改善やステータス一覧の仕様改変。他にもフレンドじゃ無くてもパーティーが組めるようになったり、SP(スキル発動用のポイント)の仕様追加、サバイバルイベントの為の準備。あとは経験値分配の設定変更、チャットにプレイヤー名が表示される様になったり………等々だそうだ。


「それは置いといて……フェイはログインしてる、かな?」


 そう呟いてフレンドリストを確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


   「フレンド一覧」

・さんじゅっしゃい   ログイン中

・アルファ   ログイン中

・ミカヅキ   ログイン中

・ファ!?!?!?   ログイン中

・フェイ   ログイン中

・ユウ   ログイン中

・ヨミナ   ログイン中

・リデル   ログイン中

・リーア   ログイン中

・ルュミ   ログイン中

・卯月 リナ   ログイン中

・小暮(汗   ログイン中

・咲音 リオン   ログイン中

シャドウ   ログイン中

・轟   ログイン中

・望愛   ログイン中

・葉月 リオ   ログイン中

・摩耶   ログイン中

・矢切切り   ログイン中

・HAITO   ログイン中

・HARUTO   ログイン中

・*Shelo*   ログイン中


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「うわぁ……」


 フレンド一覧を見て思わず呟いてしまった。


「全員ログインしてるし……って、あ」


 折角なのでユウ、ミカヅキ、摩耶の3人もパーティーに誘う事にした。


「このメンバーなら多分、6の町への街道のボスも越せるだろ。」


 思い立ったら吉日とばかりにユウにボイスチャットを送る。ちなみにメールじゃないのはメールよりチャットの方が断られにくいからという理由が一つと、もう一つ単純に暇だから話し相手が欲しいという、しょうも無い理由だ。


・・・・・


『うん?如何したんだ?と言うかPVPの試合忘れんな!』

『ああ、うん。それは今度な。で、だけど今から6の町のボス行くけど来るか?』

『は?今から?』

『今から』

『マジで?』

『マジで』

『あー……ちょっと準備するから待ってろ。何処行けばいいんだ?』

『5の町のポータルの前』

『りょーかい。んじゃ、切るぞ』

『ん』


・・・・・


 次にミカヅキにボイスチャットをかける。


・・・・・


・・・・・


・・・・・


 出ない。用事中か?取り敢えず後回しにして、摩耶にかけるか。


・・・・・


『白君如何したの?』

『今から6の町への街道行くけど一緒に行かないか?』

『うーん……分かった、特に用事もないし、今から行くね。で、何処に行けばいいの?』

『5の町のポータル前で』

『はーい。じゃあね、また後で』

『んー』


・・・・・


 ボイスチャットを切った瞬間にミカヅキからボイスチャットがかかって来た。すぐに出る。


『もしもし』

『あ、お兄ちゃん!急にボイチャとかしてどうしたのー?』

『ああ、今から6の町への街道に行くんだけど来ないか?』

『行く!行くー!!直ぐ行くね!!』

『ああ』


 ブチっ・・・・・


 あ、切れた。まだ、集合場所伝えて無いんだけど……仕方無いので場所をメールで送っておいた。で、あとは……何か忘れてるような?


「何だったっけ?」


 ………思い出した。まず、フェイがログインしてるかどうかの確認の為にフレンド一覧を開いたんだった。急いでフェイにもボイスチャットを繋げる。


・・・・・


『あ、ユキさん.........』

『悪いアップデートで遅れた。今、何処だ?』

『家で..........MPポーション作って...........ます』

『そっか。悪いけど今から直ぐに5の町に来れるか?』

『ん.........今、作っているのが..........終わったら............向かいます』

『分かった。じゃあ、待ってるな』

『........はい!!』


 ボイスチャットを切る。皆を待っている間にインベントリのアイテムを整理しておく事にした。




 10分後、最後にユウがやって来て呼んでいたメンバー全員が揃った。待っている間はインベントリの確認以外に、シェロから届いた4の町到達を告げるメールに簡単な返信をしたり、新しく増えた機能の確認などをしていた。ちなみにSPを試しに使ってみるとこんな付属効果が解放された。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


※付属効果が解放されました。『変性機構』。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 フェイ達に確認したが、魔法とスキルを使える俺、フェイ、ユウ、ミカヅキの4人は解放されていた、1人だけ解放されなかった摩耶がいじけていたのはまた別の話だ。


 この付属効果は単純で、SPをMPに、MPをSPに変換できる付属効果だった。ただ、還元率が低く30%くらいにしか変換できなかった。この付属効果も使用量で効率が上がるタイプらしい。


「さてと。行くぞー」

「お兄ちゃん、お兄ちゃん!この4人で狩りするの久しぶりだね!」

「ミカヅキ、フェイもいるんだからな」

「分かってるよー!!」

「おーい、2人共行くぞって。」


 ユウの言葉をスルーしながら話しているともう1度急かされた。合えてもう一回スルーしてみるか?などと考えていたら「はーい」と、ミカヅキが返事をしてしまったので仕方無く付いて行く事にする。

 そうして、グダりながら5の町の通りを抜けて、6の町への街道に向かった。


 フレンド一覧はフレンドの名前をタップすると、そのフレンドに対して行えるメニューが表示される仕組みです。決して作者がめんどくさがった訳ではありません!!ごたごたしてても見難いだけですしね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ