LMKW84
すみません。風邪をひきました。次回更新も遅れるかも、です・・・うぅ、病院で風貰って来たのかなぁ?
あと今回、途轍もなく「・・・らしい」と「○○、文字通り。」が多いです。ちょっと、見ててしんどいかも?ネタなので許して欲しいです・・・
高速魔術陣自動構成を使用する描写を挿入しました。
[9日目]
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戦闘終了
「撃破ボーナス」
・3,600 EXP+1,036 EXP 6/9
「ドロップアイテム」
・魔石×3 ・魔晶石 ・石の大剣の破片 ・狂乱の欠片
※「魔導剣士」がLV.100になりました。付属効果の『超高速詠唱』『詠唱破棄』『同時詠唱』『心内詠唱』『イメージ強化』『高速魔術陣自動構成』『MP自動回復速度強化Ⅰ』『MP自動回復速度強化Ⅱ』『MP自動回復速度強化Ⅲ』『身体能力強化Ⅶ』『彩香の珠玉』が解放されました。
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「ふぅ、終わったか。」
「疲れ.........ました.........」
さて、もっと奥に行くか。じゃ無くて……は?付属効果?えっと、何?
「ちょっと休憩にしようか。」
「.............はい。」
取り敢えず近場で広い所を探す。
その後、俺達は数分位で岩場を見つけた。
「じゃあ、休むか。ほい、フルーツ・オレ。」
「ん..........ありがとうございます...........」
さて、確認するか。
ふぅ……成程な。何と無く分かった。と言うか大体は文字通りだった。まず一つ目の超高速詠唱だが、うん、まあ文字通り。
次の詠唱破棄だが、コレは詠唱を1文単位で省略できる付属効果で、省略する文字数が多いだけ魔法の威力が下がる・・・らしい。あとは、使えば使う程、威力の低下も少なくなる・・・らしい。まあ、文字通り。
同時詠唱は魔法を同時に詠唱出来る効果で、使えば使う程、同時に詠唱できる数も増える・・・らしい。コレも文字通り。
心内詠唱は声に出さずに詠唱出来る付属効果・・・らしい。同じく文字通り。
イメージ強化は意思反映系の魔法や思考操作の威力または精度が上がる・・・らしい。
高速魔術陣自動構成は魔術陣をMP消費で描けるらしい。コレも使えば使う程、描ける魔術陣の規模、魔術陣構成の速度、1度に描ける量が変わるらしい。
MP自動回復速度強化ⅠはMPの時間回復速度が少し上昇する・・・らしい。文字通り。
MP自動回復速度強化Ⅱ・・・上に同じ。
MP自動回復速度強化Ⅲ・・・上とそのまた1つ上に同じ。
身体能力強化Ⅶは身体能力をかなり大幅上昇させる・・・らしい。
最後の彩香の珠玉は魔法剣・魔術剣・魔導剣の威力を上昇させる・・・らしい。あとは、奥義解放?
気になってステータスを探してみると見つけた。
「奥義【死を呼ぶ者の鎮魂歌】?」
おいおい・・・物騒だな……取り敢えず俺は、もう習慣と成っている「気になったら解説ウィンドウを出す。」を実行した。
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・死を呼ぶ者の鎮魂歌……奥義。聖・魔属性の滅級広域殲滅魔導。範囲魔導。広域殲滅。対属性魔導。生者・死者、対になる者に平等の死を齎す魔導。この世とかけ離れた存在の力を使う。死に耐えた者も全てを破壊するようなその声で体も精神も病んでしまうと言う。
魔法陣……片側で聖属性の魔法陣を描き、もう片側で魔属性の魔法陣を描く。2つの魔法陣を掛け合わせ一体化させる。五芒星・六芒星・七芒星を重ね描きし、角を全て繋げる。
詠唱……魔星の輝きは終焉へと事を運ぶ。影と月、光と星の輝きに連なり深淵に連鎖する。その声は生者を死に追いやり、死者をも死に追いやる。聖魔の声音は怨嗟と幸福の都へと導く。奥義発動―――【死を呼ぶ者の鎮魂歌】
消費MP……250
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「何か恐い魔ほ……魔導名だな。そして、激しく溢れる厨二感……」
そんな心からのツッコミを入れながら俺は、新しい付属効果に目を通して行く。そして、一通り見終えた後は試しに手に入れた付属効果を使ってみる事にした。
さて、先ずは超高速詠唱を試してみるか。
「清水、神水、聖水、疎は純なる氷を産み出す素材なり【氷槍】」
うん、1.3倍速くらいかな?適当な木に向かって氷槍を投げた後、俺は次の付属効果の詠唱破棄を試してみる事にした。
「【氷槍】」
4割引き?安売りじゃないけど。まぁ十分実用レベルかな?さて、次は……同時詠唱・・・か。
『「【爆裂】」「【ファイヤーボール】」』
う、うーむ。難しいな。さて、如何するか・・・同じのでも出来るん……だよな?
「「「「【爆裂】」」」」
同じ魔法なら4重までいけそうだな。コレは、アレだな。「声が遅れて聞こえるよ?」的な?
「ユキさん.........今の何?」
「付属効果の同時詠唱って言うのらしい。」
「...........何か凄い!!」
「あはは・・・」
凄いって言われてもなぁ。あくまで付属効果だから現実じゃ使えないし・・・でもま、凄いって言われて嫌な気分はしないよな。
「よし、次は……心内詠唱か。」
俺は意識を集中して魔法名を頭の中で呟いた。指で銃の形を作って先程氷槍を放った木と同じ木に向けて魔法発動の準備をした。
(【バジリオンボルト】)
指から一瞬の光が迸り木を焦がした。あぁ、何かリーアを思い出したな。あれ?何かイライラして来たぞ?
全部合わせると……
(((【氷槍】)))
頭の上に3つの氷の槍が浮かんだ。ただし、威力は半分位か?
横でフェイが拍手を送ってくれる。やっぱり普通に照れるな。
そんな事を思いながらも口には出さずに簡易ステータスを確認する。ふむ、MP自動回復速度強化の効果は……MPの回復速度は1.6倍位か?あれ?何か一瞬で1.5倍くらい強くなった気が・・・しなくもないんだが?
あとは……高速魔術陣自動構成だったな。
(インビジブル)
魔術名を脳内に思い浮かべる。と、同時に頭上に魔術陣が展開される。死角に3本の斜線が入った魔術陣が描かれる。
「【インビジブル】!」
「ユキさん.........?」
インビジブルは相手から姿が見えなくなる魔術だ。ただ欠点もあって、パーティーメンバーと使用時に自分の姿を見ていた相手だけはに効果が発動しない。ってアレ?何故こんな確認しずらい魔術を使った……俺は阿呆か……
(なら、大爆裂)
また、頭上に魔術陣が形成される。今度は○を12個繋げたマークだ。
「【大爆裂】!!」
目の前の木々が破裂する。イメージで言うと絨毯爆撃だ。
残りの彩香の宝珠は……後で試すか。
「ふぅ、一通り試したし。行くか?」
「...........はい」
俺達は立ち上がって更に奥に向かった。




