LMKW78
ブクマ1,700件突破!
[9日目]
俺と5回連続で対戦した後、2人は次にフェイと対戦している。
たった5回戦っただけなのに2人のLVは30を超えた。そして運営に聞きたい。なぁ、俺ってそんなに経験値もってるのか?
2人の成長は本当にとんでもないの一言に尽きるものだった。
まずリデルは隙を突くのが異様に上手くなってきている。そして気配遮断を使える様になったらしく、死角から攻撃して来る様になった。厄介で仕方ない。
シェロはステータスの上がりが早い。気になって聞いてみた処、DEFとMDEFだけならもう抜かれてしまった。やっぱり勇者チートだって!!
観戦も意外に楽しいな。俺はフェイと姉弟の戦いを見て思う。でも、そろそろ武器無しで戦うのがきつくなって来たな……木刀でも作るか。
「フェイ!後3回追加しても良いか?」
「..........(こくり)。」
フェイが2人を捌きながら一瞬こっちを見て頷いた。因みに今、フェイは銀の短剣を1本使って戦っている。LV差で剣が折れないようシェロには魔法剣2を貸している。流石にフェイもきつそうだ。リデルの方はすでに大鎌を3つ砕いていて懐を寒そうにしていた。アイツの分も木鎌を作っておいた方が良いだろう。と言うか全員分作る。
俺はすぐそこにある森の木の一本を閃剣・一文字で切り倒した。完璧に環境破壊である。
更に木を良さそうな位の大きさに切り分けた。これくらいあれば1人3つずつ位作れるか?
次にウィンドシュレッドで削る。地味に「木屑がウザいな・・・」と思う俺であった。
「ふぅ、こんなもんで良い・・・か?」
俺の目の前には木刀、木剣、木短剣?、木鎌?が3つずつ並んでいた。性能はこんな感じ。
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『木刀』(刀)
ステータス:攻撃力+10
評価:E
レア度:1
重量:200g
武器特性:打・破・突
付属効果:修復不可
耐久値:80/80
解説: ユキが木を【ウィンドシュレッド】で削って作った木刀。
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『木剣』(剣)
ステータス:攻撃力+12
評価:E
レア度:1
重量:300g
武器特性:打・破・撃
付属効果:修復不可
耐久値:100/100
解説: ユキが木を【ウィンドシュレッド】で削って作った木剣。
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『木短剣』(短剣)
ステータス:攻撃力+10
評価:C
レア度:1
重量:80g
武器特性:打
付属効果:攻撃速度上昇(微) 攻撃速度上昇(弱) 修復不可
耐久値:80/80
解説: ユキが木を【ウィンドシュレッド】で削って作った木短剣。
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『木鎌』(大鎌)
ステータス:攻撃力+20
評価:E
レア度:1
重量:500g
武器特性:打・撃
付属効果:修復不可
耐久値:120/120
解説: ユキが木を【ウィンドシュレッド】で削って作った木鎌。
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短剣だけ丁寧に作り過ぎたか?いやいや、威力が無くて不利な分これくらい優遇しても良い筈だ。うん。決して贔屓では無い。あと、また色々増えてるけどもう突っ込まないぞ・・・
俺は作った武器をインベントリに納めて3人の元に戻った。
丁度タイミング良く?リデルの大鎌の4本目が折れたタイミングで俺は到着した。
「フェイおつかれー。」
「...........はい!!」
「おい、に、兄ちゃん。ちょっと休憩・・・さ、せ、ろ・・・」
ちなみにリデルの言う兄ちゃんとは俺の事だ。気が付くと呼び名が変わっていた。まあ、嬢ちゃんやお姉ちゃん何て言われるよりは100倍マシだ。俺はインベントリから4本桃のジュースを取り出して配った。
と言うか、本当に今更だけどフェイは汗一つ、シェロは軽い息切れ程度なのに此奴だけ汗だくなんだ?何と無く気になったので、取り敢えず識別してみた。
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「フェイ」LV.98
種族:エルフ・クォーター プレイヤー
職業:短剣使いLV.83 軽業師LV.56 連技軽業師LV.18
副職業:薬師/ユニークLV.100 調合師LV.91 経営LV.53 道具職人LV.13
攻撃特性:斬・投・突・魔法
主属性:火・炎・焔・風・木・時空・無
弱点属性:闇・氷・凍・魔・腐
弱点特性:破・撃
主武器:短剣 ナイフ
状態異常:無し
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「リデル」LV.42
種族:死神 プレイヤー
職業:死神/ユニークLV.27
副職業:武器職人LV.1
主属性:闇・黒・時空・呪・禁・無
攻撃特性:斬・魔法
弱点属性:光・白・聖
弱点特性:打・突
主武器:大鎌
状態異常:疲労(中)
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「*Shelo*」LV.51
種族:超人 プレイヤー
職業:勇者/ユニークLV.41
副職業:武器職人LV.1 探検家LV.50 冒険者LV.1
主属性:火・水・風・土・光・白・聖・雷・時空・幻・無
攻撃特性:斬・打・破・撃・魔法
弱点属性:-
弱点特性:-
主武器:剣
状態異常:疲労(小)
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えっ?何このLV差。フェイが疲れないのは当たり前としても流石にこのLV差じゃついて行くのでやっとか?
「なぁ、2人共もう1度ステータス見せてくれないか?」
「え、えっと・・・」
「ああ、別に怒ったりする訳じゃ無いから。」
「はいぃ……」
「おいコラ!兄ちゃん!!」
「リデル煩せぇ!!」
リデルのシスコンは相変わらずだった。
2人のステータスをしっかり見てみた所、シェロはLVが早く上がるスキルを持っているらしい。コレに聖雫のイヤリングとか付けたらもう化け物だな。
全員に木装備を配った俺は、休憩を終了して再びPVPを始めた。
あれからPVPは8戦目だ。今は開始してから1分経ったか経って無いかくらいの時間だ。俺は木刀を2振り使って戦っている(さすがにもう無刀はムリ)。
そして俺もフェイもまだ1撃も喰らってはいない。2人の現在の目標は1撃入れる事だ。
「よう――リ、リデル!行くよ……!【シャイニング】!!」
「ぐっ・・・」
詠唱と共にシェロの魔法が発動した。シャイニングは一言で言えばフラッシュと同じ様な魔法だ。違うのは持続性が有るか無いか、一瞬の光量が多いか少ないかの2つの違いだけ。
俺は中級プレイヤーとの戦闘で使った時と同じ様な形で目つぶしを喰らった。シェロがシャイニングを使うのはこれが初めてで反応出来なかったのだ。
そして後ろからスキル名を叫ぶ声が聞こえて来た。
「【魔月狩り】ぃぃぃいいいイイ!!」
「そこか!」
折角、視界を潰したのに叫んだら意味ないだろ!と思いながら俺は、咄嗟にしゃがんでリデルの足を払った。
かすかに視力が戻った俺が見たのは派手に転ぶリデル。そして顔は「にやっ」と笑っていた。二重トラップ。その言葉が頭を過る。反転してシェロの剣を受け止めようとするが少しシェロの方が早い。
「【疾走】【疾風剣】!!」
俺は上げかけていた肩に重い一撃を撃ち込まれたのだった。
もうすぐ100話です!頑張れ!頑張れ、私、僕、俺ぇ・・・
忙しくて仕方ないですね。コレ本当にアルバイト出来るのか?




