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LUCK and MAGICIAN and KNIGHT the WORLD (運と魔術師と剣士の世界)  作者: 雪氷見♪
フリー『PVP大会編』
52/96

LMKW49

 ああ、用事って面倒くさいです・・・

[7日目]

 このゲームの運営は暇なのだろうか?そんな事を考えながら「無し」を選択する。

 更にウィンドウが開く。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「取得可能職業一覧」


・ガーディアン

・トレジャーハンター

・バード

・マジックガードナー

・剣士

・斧使い

・短剣使い

・弓使い

・槍使い

・片手剣使い

・魔法剣士

・魔法使い

・魔術師

・魔術使い

・支援魔法使い

・暗術使い

・呪術使い

・秘術使い

・重力使い

・双剣使い

・二刀流

・時空魔導師

・奇術師

・花操師/ユニーク

・神欺者

・放浪人

・隠者

・殺人鬼


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 多!!この中から選ぶのか・・・

 取り敢えず魔法剣士は論外だな。ガーディアンも装備が重くなるから無しっと、ん?魔術使いと魔術師?何が違うんだ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・魔術使い……魔術を使って戦う。魔術陣を描き、敵を広域魔法で殲滅する。魔法使いと比べて1撃の威力が高いが発動までに時間が掛かる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・魔術師……魔術使いの上位職。魔術陣を描き、敵を広域魔法で殲滅する。魔法使いと比べて1撃の威力が高いが発動までに時間が掛かる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 単に上位職でした・・・取り敢えず魔法と魔術はある程度、使えるだろうしな。魔法使いと魔術使いも無しだな。


 次は他武器職だけど、特にメリットに成りそうなものが無い。唯一メリットが有りそうなのが剣士かな?剣スキル使えたら便利だろうし。


 今度は特殊職業か、バルトロンとの戦闘で呪術使いに惹かれている自分がいる。


・・・・・


 保留で。


 最後に気に成ったのが神欺者と花操師だ。この2つはどんな職業か見当が着かない。と言う訳で早速ウィンドウを開いてみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・神欺者……神をも欺く者。主に戦闘はハイドアタックでの確殺攻撃。PKにも使用可能。偽装、成済まし、隠蔽、変装などが可能。重装備の装備不可あり。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 うわ、怖。PKがこんなの持ってたら泣きたくなるな。

 よし、見なかった事にしよう。次だな次。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・花操師/ユニーク……花を操って戦う。主な攻撃は人食い花、麻花、毒キノコなどを使う。毒キノコは花じゃないと思うって?まあまあ、一応植物系はオールOK!!小さい事は気にするな!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 な、な、何だこのウザい最後の1文は・・・

 ハァ、運営本当に余計な事しかしてないな・・・


 何と言うか、この2つも無しだな。うん。


 結局、1時間近く悩んでも決まらなかったので、闘技場に移動した。気分転換、気分転換。




 闘技場に着くと殆どのメンバーが揃っていた。フェイもすでに来ていた。


「おう、ユキ!!遅いぞ!!」

「まだ、5分前だろ。」

「お前で最後だぞ。」

「俺は断じて遅れて無い。」

「はいはい、白君にユウ君もストップ。ユウ君は大会のルール説明して。」

「ん。」

「了解。」


 ユウが皆を集めて注目させる。見た事無い3人のプレイヤーが高山、山本、村上だろう。多分。プレイヤー名はキガ、ジュぶじゅ、リアーノだ。1人だけ名前が可笑しいが気にしないでおく。


「皆、集まったな。よし、今日のPVP大会のルール設定は………

1. 1VS1の勝ち上がり戦。

2. HP回復系のポーション禁止。MPポーションはOK。

3. ダメージ率は50%で固定。

4. 痛覚設定も50%で固定。

5. 1試合の制限時間は5分。決勝戦だけ無制限。

6. 勝利条件は相手のギブアップか体力全損、もしくは時間切れで判定勝ちの3つのみ。

………って所だ。細かい所は別で聞いてくれ。んじゃ、対戦表埋めるからくじ引きすんぞー。」


 アルファがユウの横から出て来て穴の開いたクジ引き箱?見たいな物を目の前に持って来る。


「どうぞ、ユキさん。」


 中には何枚か紙が入っているようでその内1枚を手に取る。折り畳まれた紙を開くと「D」と書いてあった。


「ユキ、何だった?」

「Dだ。」

「りょーかい。」


 ユウが前に大きく広げた紙を貼る。Dは左下から4番目だ。て事は、Cを引いた人と当たるのか。さて、誰と当たるんだか。




 全員が紙を引き終わった。第1回戦は高山キガとアルファの勝負となった。

 そして2回戦は俺とシャドウの勝負だ。3回戦がユウVS村上リアーノ、4回戦が摩耶VS山本ジュぶじゅ、5回戦はミカヅキVSフェイだ。

 6回戦がヨミナVS咲音 リオン。此処は是非リオンに負けて貰いたい。7回戦は葉月 リナVS卯月 リオだ。双子対決だな。最後の8回戦は轟VSルュミだ。


「よし、決まったな。んじゃ、闘技場に移動するか。」


 ユウに先導されて俺達は闘技場に向かった。早速、キガ対アルファの試合をするらしい。俺達はユウとキガとアルファを残して端に移動した。


「3カウントで試合を開始するぞー。3........2.........1..........試合開始!!」


 試合開始と同時にキガが槍を下段に構えて突進する。


「【ディスラクション】!!」


 アルファがキガにSPD減少の魔法を掛ける。だがそんな事でキガの突進は止まる訳はない。アルファもそれは百も承知なわけで新たな魔法を放つ。


「【ウォルバーニングショット】!」


 アルファが杖を振ると同時にアルファの後方から火の玉が3つ放たれる。かなりの速度で飛ぶ火球をキガは、


「【3連突き】!!」


 スキルで全て迎撃した。おお、凄いな。生で見ると対戦って迫力あるな。

 かなりの距離まで近づいたキガは再びスキルを発動する。


「【ライトニング・ジャベリン】!!!」


 投槍の様に槍を構えた後、光の槍を投げた。だがキガの手には槍が残っている。恐らく、ライトニング・ジャベリンは光の槍を産み出して投げるスキルなのだろう。槍って一応、遠距離の攻撃も有るんだな。

 アルファは光の槍をライトシールドで防ぎ魔法で応対する。


「【ウォーター・フロア】!!」


 その声と同時に2人の足元が水浸しになる。イメージ的に言うと大きな水たまりだ。


「【ライトニング・ジャベリン】!!【ライトニング・ジャベリン】!!」


 キガも負けずと光の槍を使って応戦する。だがアルファには届かない。全てライトシールドで止められる。お互いにダメージはまだ 0 だがMP消費はキガが4割、アルファが2割とアルファがやや優勢である。

 そんな事を考えているとアルファの詠唱が終わった。


「……天風の導きを!【ウィンド・フォールド】!!」


 3つ竜巻が発生する。竜巻は水を巻き上げながら徐々に3方向からキガに迫る。


「【影写し】」


 何とも呆気無くキガは竜巻に飲み込まれた。


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