LMKW46
[6日目]
俺は同じような剣を5本作った後、剣を全て限界まで複製した。コレで剣が55本に成った訳だが。複製は剣に掛かっている付加まで複製してくれる訳じゃ無いらしい。
結局、全ての剣に付加を施すのに2時間近く掛かった。
1度、夜ご飯を作る為にログアウトした。
作り始めたのが9時と遅めではあるが、今回は嘉月にも遅くなると伝えたので問題無い。
「さて、作るか。」
今晩のメニューは金平牛蒡にコンソメスープ。そして野菜炒めだ。
取り敢えず金平牛蒡から作る事にした。
「お兄ちゃーん。ご飯出来てる?」
「ん。今さっき、出来てたぞ。」
「やったー」
俺が晩御飯を作り終えてすぐに嘉月がログアウトして来た。
早速、2人でご飯を食べ始めたのだが、個人的に野菜炒めが油っぽくなっていてショックだった。嘉月は気にしてなさそうだった。
主に食事中の話題は「LMKW」についてだ。最近の嘉月の悩みはLVの伸びの悪さとMP効率の悪さ、そして物欲センサーに引っ掛かる事らしい。
正直、物欲センサーについては如何しようも無いと思う。
次にLVの伸びは効率良く狩りをするとしか言えない。コレについてはまた今度にでも嘉月にとって効率良く稼げる所を見つけておいてやる事にした。
MP効率の悪さもLVが上がれば自然とMP自動回復の速度が上がるだろう。
他にも色々な話が聞けた。LV 75 の時点から取得可能な副職業の数が増えるらしい。とか、今回のアップデートでステータスやプロフィールの表示が改善された。とか、サバイバルに向けて副職業で木工師や料理人を取る人が増えた。とか、現在の最強プレイヤーのLVが 90 を超えた。などだ。
「色々あるんだな。」
「うん、色々あるんだよ。」
「そう言えば魔法書とか魔術書、魔導書とか書いてあったけどアレは何々だ?」
「え?お兄ちゃん知らないの?」
はい、そうですよ。知らないですよ。怖くて掲示板見れ無いし。
「魔法書って言うのは読めば魔法が覚えられるアイテムの事で、魔術書はその魔術バージョン、魔導書も魔導バージョンらしいよ。前衛の戦士職の人が主に重宝してるらしいよー。」
「らしいよって・・・」
「だって現物見た事無いし!」
「じゃあ、威張るなよ・・・」
ハァ、何故かため息が漏れる。情報が得られるのは有り難いんだがこのテンションに付き合うのは疲れるな。後、1つだけ聞いたら。そろそろ切り上げるか。
「それで?魔法と魔術と魔導、何が違うんだ?」
「えっと、魔法は分かるよねお兄ちゃん?実際使ってるんだし。」
「まあな。」
「それじゃあ魔術の説明するね。」
「ん。」
俺は食べ終わった食器の片づけをしながら、話を聞く。
「魔術は空中に魔術陣を描いて、発動する魔法………で良いのかな?まあ、兎に角!!威力は魔法より格段に強いけど発動までに時間が掛かるんだよね。さらに中断させられたら、また最初から書き直しと言う結構ぴーきーな職業なんだよ。如何?驚いた?凄いでしょ?」
嘉月がピーキー何て単語を使った事の方が驚きだよ。
「後、魔導は魔法と魔術を合わせた総称?だったけ?」
「疑問形・・・」
「ま、まあ!そういう事だよ!お兄ちゃん!!」
「如何いう事だよ。」
「え、えっと・・・お風呂入って来るね!じゃ!!」
そう言って嘉月は風呂に向かって走って行った。着替えも持たずに焦り過ぎだろ。知らないなら知らないって言えば良いのにな。
嘉月は変な所で意地っ張りだった。
「さて、俺も風呂に入るか。」
嘉月が出て来るまでの時間潰しに夏休みの宿題を始めた。
「GAME START」
ログインした俺は明日の為にLV上げをする事にした。フェイはログインしていなかったので、今回はソロだ。
5の町への街道を進もうかと思ったがアンデットが居るという話なので光魔法を覚えるまで自重する事にした。
一旦、町に出てイベントリの不要アイテムをNPCの露店で売り。所持金を全額金庫に入れようとした。ただ金庫の容量が足りない。俺は渋々、町で2つ目の金庫(今度は1,000,000Gの貯金が可能)を購入した。値上がりしていて15万Gした。
・・・・・
今後の事も考えて同じ金庫をさらに2つ買っておいた。所持金の約半額が飛んで行ったが悔いは・・・無い。多分。
俺は家に戻り寝室に金庫を4つ並べた。所持金は全額、最初の金庫に入れた。今度は入りきった。空きも有る。……何か虚しいぞ。
迷っていても仕方無いので4の町から3の町への街道に向かう。こちら側の方が敵が強いからだ。
最初に来たのはミルロとゴプロが3体ずつで6体だ。LVは一律で 47 かなり強い。だが相手が悪い。
「焔よ来い【焔翔】。」
俺はすぐに焔翔を使いミルロ達の上空で止まる。
「【ウォーターブラスト】!!」
空中から一方的にゴプロ達を攻撃する。ゴプロに遠距離攻撃は無い。ミルロの針飛ばし攻撃も俺の高さまで届かない。それどころか自分たちの攻撃でダメージを喰らっている始末だ。
そして何故こんな便利な狩り方が在るのにユウ達と一緒の時に使わなかったか。
複数の攻撃対象がいる場合にこの方法を使うとそちらに敵が流れてしまうのだ。1度、試してみた時、見事に敵がユウ達の方に移動しだして慌てて止めた物だ。うん、今と成れば良い思い出だよ。
結局、ミルロの針飛ばしが俺の所に届く事は無く。ゴプロは全滅した。ミルロもその後の爆裂2連で沈んだ。
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戦闘終了
「撃破ボーナス」
・4200 EXP+210 EXP 6/6
「ドロップアイテム」
・尖った針×2 ・鋭い針×1 ・硬い外皮×2
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やっぱり1人で狩ると経験値が美味しいな。
[7日目]
俺は通しで8時間ミルロとゴプロを狩り続けた。途中から遭遇率が「ガクッ」と下がったのは気のせいだと思う。俺が狩るスピードが再出現するスピードより速かったとかは思わない。
取り敢えずかなり疲れたので2の町のプレイヤーホームに戻った。まだPVP大会には時間があるので改善されたらしいステータス見ておく事にした。
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「ユキ」LV. 73
「経験値」
・ 3,720 / 8,240(324,680)
「能力値」
・HP 845(-30) ・MP 505(-30) ・ATK 769(+25) ・DEF 268(-30) ・MATK 769(-30) ・MDEF 268(-30) ・SPD 705(+20)
「職業」
・魔導剣士(近、遠距離型)/ユニーク LV. 49
「副職業」枠+2
・武器職人 LV. 46 ・料理人 LV. 24 ・鍛冶師 LV. 17
「装備」
『武器』
・異蛇双頭 2式
『服』
・初期装備B
『防具』
《頭》・無し
《首》・無し
《体》・無し
《腕》・無し
《足》・リブ・ソックス
《靴》・エニシュ・スニーカー
『装飾品』(枠9)
・聖雫のイヤリング ・無し・無し・無し・無し・無し・無し・無し・無し
「魔導・スキル」
『魔導剣士』
《魔法剣》
【火】
・業火剣/ユニーク
【炎】
・灼熱剣/ユニーク
【水】
・水流剣/ユニーク
【氷】
・氷結剣/ユニーク
【風】
・疾風剣/ユニーク
【雷】
・迅雷剣/ユニーク
【光】
・閃光剣/ユニーク
【闇】
・常闇剣/ユニーク
【無】
・虚無剣/ユニーク
《魔法》
【火】
・爆裂
【炎】
・焔翔/ユニーク
【水】
・ウォーターブラスト
【氷】
・氷槍/ユニーク
【風】
・エアスラッシュ ・ウィンドシュレッド
【雷】
・バジリオンボルト ・ボルテニック
【光】
・フラッシュ
【闇】
・ダークビジョン ・ブラックルーム
【無】
・ショック ・バーストショック
『武器職人』
《スキル》
【無】
・剣作成 ・短剣作成 ・斧作成 ・ロングブレード作成 ・細剣作成
『料理人』
《魔法》
【時空】
・熟成 ・発酵 ・加圧 ・減圧
『鍛冶師』
《スキル》
【無】
・剣複製 ・短剣複製 ・斧複製 ・ロングブレード複製 ・細剣複製 ・剣修復 ・短剣修復 ・斧修復 ・ロングブレード修復 ・細剣修復
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ゲーム等のアップデートで表示等が細かくなってたら何か得した気分に成りますよね。・・・以上




