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LUCK and MAGICIAN and KNIGHT the WORLD (運と魔術師と剣士の世界)  作者: 雪氷見♪
フリー『ユキのぶらり1日編』
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LMKW36

 100,000文字超えました!!

[5日目]


「ホントこいつ等、何処にでもいるよな。」

「追っかけ連中の事?」

「ん。まあ、そう。」

「そうよねー。フェイちゃんの名前も気付いたらばれてたしねー」

「そう言えばこの間、私のスレも立ってたよー!!」

「へー、犠牲者が1人増えたのか。」

「白君、犠牲者って・・・ぷふ。」


 あ、摩耶のツボに入った。そんな事を考えながら俺は御手洗団子を手に取った。

 ん!!この御手洗団子美味いな!!かなり俺好みの味付けだった。甘さを控えめにした味付けで、けど満足感が得られる絶妙な味だ。気が付くと4つの団子すべてが無くなっていた。仕方無い、ユウのを食べるか。

 俺はイベントリからもう1つ御手洗団子を取り出して食べる。うん、美味い。けど、コーヒーには合わないな・・・一緒に飲んでみて思った。


「2人は御手洗団子、如何だった?」

「普通に美味しかったよ。」

「もうちょっと甘い方が良いよー!!」


 残念ミカヅキには合わなかったらしい。まだチャットの話をしている2人に次のお菓子を渡す。次のお菓子はビターチョコとホワイトチョコだ。


「ごめんね白君。私ホワイトチョコ苦手なのよ。」

「あ、そう言えばそうだったな。悪い。」


 そう言って摩耶の分のホワイトチョコも食べる。やっぱり美味しいな。チョコはコーヒーにも合うし。


「お兄ちゃん!このチョコ苦いよー!!」

「そりゃ、ビターだからな。」

「先に言ってよ!!」


 確かにノーマルのチョコとビターチョコって見分け付きにくいよな。今度、買って来る時にはミカヅキ用にノーマルと摩耶用にピーナッツでも買って来るか。


 今度はイベントリからイチゴチョコとウィスキーボンボンを取り出す。ミカヅキにはウィスキーボンボンは渡していない。


「んー!!このイチゴチョコ美味しい!!」

「はいはい、お気に召して良かったでございますねー。」

「お兄ちゃんなんか雑だね・・・」


 妹の好き嫌いがもうちょっと直ってくれればな・・・


「白君、このチョコ私は結構好きかなー何処で売ってるの?」

「あ、それも東通りだよ。」

「てことは結構高かったの?」

「1粒500Gだったかなー。」

「さすが東通り、高い・・・」


 そう呟く摩耶の声を聞きながらミカヅキのお待ちかねのケーキを取り出す。今回は3種類とも取り出した。そろそろ机の上が手狭になって来たな。あ、


・・・・・


 そう言えばこの部屋ってゴミ箱がねえ!!後で買いに行くか。


「待ってました~!!」

「分かった分かった。今、切り分けるから待ってろ。」


 イベントリから包丁を取り出す。まず十に切って、その後、×に切る。8等分だ。イベントリから中皿を取り出して3種類のケーキをその上に乗せる。そして、フォークを出して2人に配った。


「ショートケーキ~♪」

「私はショートケーキは要いかな。ミカちゃん要る?」

「うん!!」


 やっぱり摩耶は甘いの好きじゃ無いんだよな。一々人の好みに合わせるのもめんどくさいな。これは常に何種類も用意しておくべきだな。


「お兄ちゃんショートケーキおかわり!!」

「これで最後だぞ。」

「はーい。」

「ハイは延ばすな。」

「はい!!」

「よろしい。ほら、ショートケーキ。」

「お兄ちゃん大好き~!」


 俺も食べるか。


 もぐもぐ。モグモグ。もぐモグ。


 俺的には最後に食べたブルーベリーケーキが好きだったな。摩耶はチョコを気に入ったらしい。それと喉が渇いたな。


「ちょっと飲み物買って来るわ。お前等、何が良い?」

「良いの?白君?」

「ああ、呼んだのは俺だしな。」

「私リンゴジュース!!」

「私は・・・フェイちゃんの紅茶無い?」

「すまん、無い。」

「じゃあ・・・・・ピンクグレープフルーツのジュースで。」

「また、微妙なのを選ぶな。売って無かったら普通のグレープフルーツで我慢してくれよ。」

「うん、分かった。」


 さて、ジュース買いに行くか。あと、ごみ箱も。




 俺は1の町に転移した後、大通りでジュースを探した。10分ほど探した所でピンクグレープフルーツのジュースも見つかった。折角なのでリンゴジュースもピンクグレープフルーツのジュースも5本ずつ買っておいた。あと俺用のジンジャーエールも5本買った。


 次はごみ箱だ。主にアンティーク類は西通りにある。闘技場に行く途中に見たから確実だ。因みに北通りは主に武器が売られている。


 西通りに入って早速、日用雑貨類が売っているお店を見つけた。取り敢えず此処で探すか。


 「いらっしゃいませー。」


 此処はNPCのお店らしい。店内をうろうろしながらごみ箱を探す。


・・・・・


・・・・・


 あ、有った。俺が見つけたごみ箱は3種類あった。1つが普通のごみ箱で1,000G。2つ目が魔法のごみ箱で捨てた物を消滅させるゴミ箱。値段は10,000G。3つ目は2つ目の効果に捨てた物が取り出し可能な効果を付けた物だった。ただし値段は2つ目の3倍の30,000Gだ。


 うーん。迷うな。


「ドレにするかな。」

 「お勧めは此方ですよ。」

「うお!」


 いきなりNPCに声を掛けられた。いやービックリした。


 「申し訳ありません。驚かせてしまいました。」

「あ、ああ、別に良いよ。」

 「それで此方の方が人気商品となっております。」


 そう言って3つ目のごみ箱を指す。と言うかNPCってこういう事までしてくれるのか、ホントすごいな。


「理由を聞いても良いかな?」

 「此方の魔法のごみ箱は剣なども消滅させてしまいます。なのでごみ箱に大事な物を落とした場合の事を考えると此方に人気が出たのです。」

「へー」


 もう、これで良いか。NPCは商売上手だった。




 家に戻ると入口の所にユウが居た。


「ユキ来るのが遅い!」

「いや、それ俺の台詞だから。」


 取り敢えずユウを家に招き入れ。リビングに向かった。


「ただいまー」

「あ、おかえりお兄ちゃん。」

「白君、遅かったね。」

「すまん、ごみ箱探してた。」


 俺はそう言いながらイベントリから魔法のごみ箱を取り出す。


「摩耶、ゴミ捨てるの手伝ってくれ。」

「はーい。」

「あと、ユウも普通に座ってて良いぞ。」

「そうか。」


 ユウを椅子に座らせて机を囲む。俺はイベントリから御手洗団子以外のお菓子を1度取り出してユウに渡した。あと、ミカヅキにはリンゴジュース、摩耶にはピンクグレープフルーツのジュースを渡した。さて、俺もジンジャーエールを飲むか。


「あ、お兄ちゃんありがと。」

「白君、見つかったんだ。ありがとね」

「ん。」


 2人がお礼を言っている間、ユウは俺の出した一心不乱にお菓子を食べていた。お礼くらい言えよな・・・


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