ユースとメリィ
異世界 パラスティア
この世界には 空中に浮かぶ大陸で暮らす人達
そして 地上で暮らす人達が 互いに共存し合い 平和な暮らしを送っていた
これは 空中大陸の南端に位置するソルディス王国で暮らす 一人の王子様の 愛と 勇気と かなりハチャメチャな物語である…
『おはようございます! ユースフル様~!
朝の日差しが 眩しく降り注ぐ王子の部屋に 一人の少女が駆け込んでくる
メリィ『ユースフル様~!
起きてくださ~い!
彼女の名は メリィ・ローランド
若干18歳にして ユースフルのお付きとして働く (自称)凄腕のメイドである
メリィ曰く(キング・オブ・メイド)
らしい
ユース
『んごー…んご……
メリィ
『ユースフル様ー!ユース…!フル…!様ぁ…!
メリィの声など お構い無しで イビキを書き続けるユースフルを 必死で揺り起こそうとするメリィ
メリィ
『…あーんもぅ!
今日は王室会議があるから 一時間早く起きてくださいねって あれほどお願いしたのに…
ユース
『んごー…んご……
メリィ
『…すいません ユース様 御無礼御許しください…
メリィは両手をクロスさせ そのまま天高く突き上げた
ギュジュアアァァァァァ…ッッ…!!
メリィの掌に 無数の光の粒が集まり やがてそれは一つの 大きな雷を纏った玉になる…!
ユース
『…んごー…ん…んぁっ!!?
さすがにメリィの呪文の気迫を悟ったのか 一気に目が覚めるユース
ユース
『ちょ!!おま!!ま…まて!!
しかしユースの制止は 呪文発動中のメリィには聞こえない…
メリィ
『サンダロール!!!
バヂッ!!!グバババババババ…ッッッ!!!!!
ユース
『ちょ!!うぁ!!待て待て待てまー…!!
あぎゃぎゃぎゃぎゃー!!!
メリィの放ったサンダロルを 避けきれずにまともに食らうユース
ユースはそのすさまじい電撃をまともに食らい ベッドから落ち しばし放心状態のまま動けずにいた
メリィ
『きゃあっ…!!す すいませんすいません!!申し訳ありませんユースフル様ぁぁっ!!!
…雷撃の衝撃とベッドから落ちた衝撃のダブルパンチ
体からは ブスブスと 鈍く服の焼け焦げる臭いが立ち込める
ユース
『……メリィ
メリィ
『は!はいっ…!
ユース
『今日で メイド業は上がりとゆうことで…お疲れさん!
メリィ
『えぇぇーっ!!そ…そ…それだけはっ!それだけは勘弁してくださいぃっ!!
ユース
『やかましいっ!!テメー何回オレをこんな起こし方したら気が済むんだぁ!?
メリィ
『だって…だってユースフル様が起きてくれないから…くすん…うっ…うぅっ…
ユース
『げっ!!な…泣く!?
メリィ
『今このお城を追い出されたら あたしはもう 行くところがありません…
それに…家で帰りを待ってる クックドゥーとその仲間達が ご飯を食べれずに飢え死にしてしまいます…くすん…
ユース
『…誰だよその麻婆春雨みたいな名前のヤツは……
メリィ
『お願いします!!ゆう蔵様!!今一度このメリィにチャンスをください!!
次は手加減しますからぁ!!
ユース
『うるあぁっ!!ゆう蔵ってゆうな!!やんぞコラァ!!
てか 手加減すりゃいいワケでもねぇぞ!!普通に起こせ!!普通に!!
メリィ
『だって…普通に起こしても ユースフル様 いびきガーガーで あたしのことなんてフル無視じゃないですか…
ユース
『それはなメリィ まだまだお前の経験が足りんとゆうことだ…
メリィ
『経験…ですか?
ユース
『そうだ! 何でも力ずくで攻めればいいワケじゃないんだぞ!
例えば…そうだなぁ~ 呪文には (火には水)みたいな属性があるだろ?
このオレにも属性がある!みたいな感じだ!
オレの属性を見抜いて その属性に合った対処方で 攻められるようにせんといかんとゆうことだ 解るか!?
メリィ
『…全然
ユース
『だぁぁあぁぁっ!!! まぁ 今のは少し説明が高度だったかもな!
てかお前 快覚魔法とか使えないのかよ?
メリィ
『使えますよ~!
ユース
『なら始めから それ使えやあぁぁっ!!ボケコラァァッ!!
メリィ
『スキンシップですよ スキンシップ(ニコッ
ユース
『どんなスキンシップじゃあぁ!!!
…さて そろそろ本編の主人公である 王子の紹介に入らねばなるまい
彼こそが ソルディス王国の第一王子にして ソルディス=ウェガ=ゾルフ=ウェンドルの子息
ユースフル=ウェガ=ゾルフ=ウェンドル
略して(ゆう蔵)である
ユース
『…おいこら ナレーター…!
…えっ!?
ユース
『…ゆう蔵ってゆうなぁぁぁっ!!!!
えっ!?
ユース
『どぅおぉりゃあぁぁっ!!!!
(ドグシッ!!)
げふあぁっ…!!
き…貴様!ナレーターに向かって…何をす…!
ユース
『うるせぇ!!引っ込めボケがあぁっ!!
(ぼこっ!がこっ!ぼかっ!ぼこぼこっ!!)
うげぇっ…!!…そ…そん…な…ぐふっ…!
ユース
『…ゆし! 一丁上がり!
メリィ
『ちょ…!あぁっ!ナレーターさんが…!
ユース
『ふん!オレの名前を略すからだ!
メリィ
『ナレーターさんがいないと 話が進まないじゃないですか!
ユース
『心配ない オレがナレーターをすればいいんだよ(ドヤァ
メリィ
『そ…そんなムチャクチャなぁ…
……てなわけで このオレの 波瀾万丈な物語が 始まるのであったぁっ!!
メリィ
『…波瀾万丈なのは分かりましたから 早く王室会議へ向かってくださぁい!
ユース
『ん!?…あぁっ!すっかり忘れてたぁっ!
王室会議へ向かうオレであった…
こんな感じで いいのか!?
初めまして!
龍炎竜邪
(るーえん たつや)
と 申します!
この度は
(Dark Mother 第一話)を閲読頂き ありがとうございます!
何分 素人小説ですので 誤字 乱文等あると思いますが 頑張って執筆させて頂きますので 今後ともお付き合い頂ければ幸いです!
(Dark Mother)が 皆様の記憶に残る作品となりますように…




