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抹茶小豆の○○文字小説

200文字小説 (自称)カリスマ占い師

作者: 抹茶小豆

人気の無いビルの間を抜ける風がすすり泣く。

路地をはいった止まりに、蝋燭の明かりが揺れている。

男と女が足をとめた。

「へえ、占いかあ。なにか占ってよ」

占い師が二人をじっと見つめる。


私はカリスマ占い師。私にはなんでもわかってしまうの。

蝋燭の明かりに照らされたルージュが妖しく嗤う。


「あなたはマザコンですね」


男は顔色を変え全力でそれを否定した。

「いいえ、違います。なあ、お母ちゃん!」


ほら、やっぱりね。くすっ


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― 新着の感想 ―
[良い点]  あ、なるほど。そういう方向なんだ! とちょっと意外な落ちに笑いました。 [気になる点]  ただ「マザコンですね」の種明かしから、落ちまでがちょっと長いかな、と思いました。『男は顔色を変え…
[一言] 抹茶先生、こんにちは♪ この作品、200文字の中で、視点が変わっていませんか? 視点について、どのように考えていらっしゃるか、もし差支えなかったら聞かせてほしいのですが。 私は、今、自分の作…
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