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神の手は祈りの形をしていない /異能力を使って将来犯罪をおかすと隔離教室に入れられたボクら(でもボクの異能力、幻聴が聞こえるだけで……)  作者: 陽々陽
013_その恋の、結末

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013_5

ソウガ「……アイツ、正気か……?!」


 ソウガは空中で、なんとか、あかりの体を受け止めた。

 ギリギリだった。手が届いたのは幸運としか、言いようがない。


 あかりは気を失って、ぐったりと、重い。


ソウガ「……くっそ!」


 風に煽られながら、自分の呼気で固めた空気にすがりつく。

 ここから意識のない人間を一人、抱えながら、島に戻ることが出来るだろうか?

 自分の呼気という限られた手がかりしか使えない。


ソウガ「……おい、あかり! 目を覚ませ! 死ぬぞ?!」


 あかりの反応はない。

 ソウガは覚悟を決めて、少しでも多くの呼気を操ろうと、深い呼吸を始めた。

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