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ド田舎無職の俺の近所に異世界の国が引っ越してきた件  作者: 藤原湖南
第14章 「汎調」委員長 ハンス・ブッカー
220/221

登場人物紹介(半沢誠二)

半沢誠二(54)

173cm64kg


白髪交じりのオールバックの男。目はやや垂れ目で細い二重であり、いつもニコニコ笑っているように見える。が、目の奥は往々にして笑っていない。注意深く見ると非常に胡乱な雰囲気を持つ人物である。

身体は日々ジム通いしているためこの年齢としてはそこそこ鍛えられている。ただし戦闘経験は皆無であり、戦力としてはそれほど強力というわけでもない。


アクティビストファンド「ノダ・キャピタル」のCEO。ノダとは彼の亡き妻の旧姓である。経営不振に陥ったJTC(日本の伝統的大企業)の株を買い、値を釣り上げた上で優良部門を海外に売り払い、すっからかんになったところで売り抜けるという手法を多く使う。

無論経営不振に陥り旧態然とした体質を改善できなかったJTCにも大いに問題はあるのだが、大企業を悉く食い潰すそのやり口を「売国ファンド」として忌み嫌う財界人はかなり多い。なお、売り先は中国など東側諸国であることが多いため、その意味でも意図的ではと言われることが多かった。


元はマトモなアクティビストファンドであり、リーマン前は世論やメディアの攻撃にもめげず企業(ひいては日本)を立て直そうという純粋な思いがあったようである。

ただ、本編にも記述がある通りリーマン・ショックでファンドの経営が悪化。袋叩きに耐えられず、共同経営者の妻は娘と共にビルから身を投げ自殺した。これが彼の精神を大きく歪ませることになる。

彼のビジネスはもはや「妻子を奪った日本に復讐するためのもの」になっていた。これはバブル崩壊で自死を選んだ両親や、テロの巻き添えになった兄秀一の死の影響もかなり大きい。


そしてビジネスの過程で王成明と知り合い、そこから「日本をぶっ壊す」という行動原理で大魔卿の計画に加担することになる。

計画の下準備などは彼がその財力を生かしておこなっている。また、「未来を予知できる」という能力を生かしてイルシアが秩父に転移する時期も凡そ読んでいたとみられる。

ただしペルジュードの支援は行っていない。これは大魔卿が彼らをある種の捨て駒と見做していたためである。エオラが暴力団組員を殺害した後処理に関与し、大事にならないよう裏で動いていた程度。


神の一柱「ノーデ」の器であり、幼少期から異常な勘の鋭さを発揮していた。とはいえ能力を使いこなせていたかといえば甚だ怪しく、覚醒レベルも最終盤まで高くはなかった。

これは彼が基本「自分の力で動く」ことを好んでいたためであり、ノーデの能力である「未来予知」の力も積極的に使っていたわけではなかった。ただここぞという時にのみ使っており、それが彼のビジネス上の成功の一因であったのは確かである。


「未来予知」は「知りたい事象の未来」を念じることで正確にそれを認識することができる能力。また、知った未来が自分にとって都合が悪いものであるなら、さらに集中することでそれを捻じ曲げることができる。使いこなせたならばほぼ全知全能といって過言ではないほどの強力な能力である。

ただし、前述した通り彼の練度は低く、戦闘にそれを生かすだけの経験もなかった。「ノーデ」がかなりの程度同化することでハンスに迫ることはできたが、それでも及ばなかった。

なお、もしハンスが「ノーデ」の同化を止められると判断していたならば、「100倍速」は使わなかった可能性が高い。本来であれば全力を出すまでもないほどの力量差があった。


なお本編にも示唆されているが、最期まで彼はハンスを自分の実兄である半沢秀一と信じることができなかった。もしハンス=秀一と認識していたならば、恐らく彼にはもっと別の結末があったかもしれない。

半沢秀一の生前において兄弟仲はギクシャクしていたが、憎むとかそういう次元ではなかった。むしろ秀一の死が彼を狂わせる一因となっていたほどである。

その彼が本当に生きており、自身を止めようとしていたと知ったならば反旗を翻す未来はあっただろう。ただ、本編ではあまりに時間が遅すぎた。


趣味は将棋、テキサスホールデム。テキサスホールデムはプロ級の腕前であったようである。



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