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俺の息子は別の生き物  作者: 9602
4/7

相違

体調を崩して投稿遅れましたが何とか完結まで書き続けようと思います。

 私はユキネ。個人的な事情から全寮制の女子高に通っています。

高校3年間は部活動に力を入れていたのもあって実家には全然帰れていない。

私には2つ下の弟がいるのだけど中学を卒業してからほとんど外に出ていないみたい。

ずっと、心配するだけで何もしてあげられなかった。

でも、それも今日で終わり。今日は高校の卒業式。

ナツのことはお姉ちゃんが守ってあげるから待っててね。


「ただいまー」「はぁぁぁ、久々の我が家だ」

「ふふ、3年ぶりになるかしら」「部活動忙しくて帰ってこれなかったもんね」

「まあ、その分、結果も残せたから文句は言えないかな」


3年ぶりの我が家は何も変わっていなかった。すごく落ち着く。

部活動が盛んだったこともあり、大型連休中もなかなか帰省することができなかった。

だから、ナツとも会えなかった。ナツはきっとつらかったはず。


 私は2階に上がり、ナツの様子をこっそりと覗いてみる。

ナツは気持ちよさそうに寝ていた。ここまで熟睡していると起こすのは申し訳ない。

それにしてもかわいい。自分の実の弟かどうか怪しくなるくらいにはいとおしく思う。


「ジュン...」


まただ、ナツを見ているとおなかがうずいてくる。それと同時に変な気分にもなる。

姉弟での不祥事を起こさないためにも私は全寮制の学校に入り、部活で自分の精神を鍛えてきた。

なんとか踏みとどまる。下着も濡れたしお風呂にでも入ろう。

私は1階にあるお風呂場に向かう。


「あら?お風呂?」

「うん、汗でベタベタしちゃったから」

「ご飯もまだ少しかかるからゆっくりでも大丈夫よ」


お母さんはとても美人だ。たまにうらやましく思うこともある。

子供2人も生んであのスタイルはずるいとも思う。

とっととお風呂に入ろう。

そう思った途端、足音がお風呂場の方へ近づいてくる。

お母さんかな?確かめる間もなく扉が開く。

そこにいたのはナツだった。ナツも私も突然のことに固まる。

実の弟に裸を見られてしまった。

しかも、ナツの股間は異様に盛り上がっているようにも思える。

私の太ももに汁が滴る。そこで我に返ることができた。


「ただいまナツ、とりあえずドアを閉めてくれるかな?」

「あ、うん、おかえりユキ姉」「ご、ごめん」


ナツが動揺していたのはわかる。

自分も見られていたことに気づいていたのか恥ずかしそうにしていた。

かわいい。私を見てあんなにしていたと思うと、恥ずかしいのもあるけど嬉しい。

とりあえず、お風呂にでも入って頭をすっきりさせよう。


 一通り体を洗い終える。それにしてもナツのあれはすごかった。

落ち着かせるどころか思い出して興奮してしまう。

私は声を殺して体を慰める。自分の弟をおかずに致すのは罪悪感も合わさり余計に興奮する。


「んっ...、ふぅん、んぁっ!!」


絶頂を迎えると少しは楽になった。

この先本当にやっていけるのだろうか。

やっぱり、また、寮に入るか部屋を借りるかしないといけないかな?

でも、ナツを守るためにも一緒に暮らさないと...

そう言い聞かせて私はお風呂から上がる。

お風呂を上がってすぐナツに伝えた。ナツは半分屍のような状態でお風呂場に向かっていった。

さっきのことを引きずっているのだろうか?

ご飯を食べるときは私から声をかけてあげよう。


 以前まではナツの横に座っていたが今回ばかりは隣は避けておいた方がよさそう。

なので、お母さんの隣に座ってナツがお風呂から上がってくるのを待つ。

ナツがお風呂から上がってきた。私と目を合わせようとしない。お互い様か。

ナツが席についてみんなで夕飯を食べ始める。

今日の夕飯は私の好物ばかりだ。特にこのお味噌汁は格別に好きだ。


「ナツもこのお味噌汁好きだよね」

「俺はそうでもないよ」「これはユキ姉の好物だろ」


覚えていてくれたんだ。昔はよく具の取り合いをしていた。

ナツは育ち盛りだったからとか言い訳しているけど多分好きだったんだと思う。

他愛のない会話が続いていたが、私が地雷を踏んでしまう。


「ところでナツは、本当に高校行ってないの?」


急にナツの顔が暗くなった。でも知りたい、なんで学校に行きたがらないかを。

でも、ナツは話してくれそうにない。

このまま嫌われるのは嫌だ。そうだ、話を切り替えよう。


「そうだ!後で一緒にゲームしようよ!」


ナツの好きなゲームの話題だったら明るくなると思っていた。

そうでもなかった。ナツはいっそううつむいてしまいどんどんと顔も下がっていく。

私の馬鹿。不意に悲しくなってきた。ナツに嫌われてしまう。

そう考えるだけで口は固く閉ざしてしまい。何も言えなくなってしまった。

ナツは食事を終えると片付けもせずに、逃げるように自室に戻っていった。


「ユキネ、ご飯食べたら片すの手伝ってくれる?」


お母さんは優しい声でそう言った。

久しぶりの再会なのに私は大失敗をしてしまった。

夕食を食べ終え、ナツの食器と自分の食器を流し台へと持っていく。


「ナツキは最近ずっとあんな感じなのよ」

「最近て、中学を卒業してから?」

「そうよ、何か悩みがあるようなんだけどなかなか話してくれなくて」

「そっか、やっぱり人に言えないような悩みがあるんだ」

「ただ、反抗したり悪さしたりしているわけじゃないからいいかなって」

「でも、ナツはきっとつらい思いをしていると思う」

「ユキネは本当に弟思いなのね」

「当り前よ、私が大好きなたった一人の大切な弟なんだから」

「!?」「ふふ、やっぱりユキネは私たちの子だわ」


お母さんは、少し驚いた顔をしたがすぐに笑った。

私は何か変なことを言ったのだろうか?

それにしても笑いすぎだと思う。

食器を洗い終えて自室に戻ろうとする。


「ナツキの部屋にいってみたら?」

「え?」

「ナツキはきっと怒っていないわよ」「ただ、ユキネが思っていることもちゃんと伝えなきゃ」


お母さんは何かを察しているのだろうか?

でも、確かに私がずっと思っていたことは伝えていない。

私は意を決してナツキの部屋へと向かう。

扉の前で一度深呼吸をして扉をノックする。




やらかした。

赤っ恥をさらしてしまった。

私はナツが高校へ行かなかったのはいじめが原因だと思っていた。

それなのに私は先走ってしまった。

それに、結構ナツに近づいてしまった。思ってた以上に濡れてしまった。

いろんな意味で興奮してしまって、なかなか寝付けない。

仕方がないので、一度発散してから寝よう...

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そもそも読まれていないだろうと思いながらも投稿を続けております。

でも、いつの日か読んでもらえるのを期待して頑張ってまいります。


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