【1.5話】リリアプロフィール
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※※2020/07/07加筆 ※※
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リリア
本名:リリアスライン・リルバ・シルド 通称リリア 人間の女性
住所:ルーダリア王国領ウッソ村
年:17
シルドは勇者が騎士団長の勲章を受けた時に家名として承った名。盾の意味。
本家にあたる系統は一段高いクルセード・ソルディアと聖剣の意味を持つ名をもらっている。
勇者の血を継ぐ父、ガウムドと僧侶として初級の魔法を使えた母ミルの間の唯一の娘
人間の女性としては背が高くパウリス神のレリーフにある女神のように女性として豊かな体型の持ち主。シェリフやハンター職には似つかわしなく、長髪で髪を頭頂付近で高く結い、肩に下ろすような髪型で前髪を備えている。切れ長の目で気が強そうだが、修道児にとても優しく、明るいさっぱりした性格。
職業は勇者の子として血筋があるので、父から受け継いだシェリフ(村の自警団)の隊長をしている。が、普段は弓を持ち狩や採取を兼ねて村付近の森や山に出ている事が多い。自他共に認める勇者の子孫だが、他の多くの例に漏れず、国民として他の人間と特に変わる能力も無いので普段は意識していない。本人は勇者の家系である話をされるのを好ましく思っていない。7歳の時に村が夜盗に襲撃され、父と母を亡くして以来ファーザー・ゼフに教会で修道児として育てられている。文字の読み書きや計算が出来るのはその影響。自然学、神学等にもある程度知識があり、女性として髪を大事にするのもその影響があるよう。活発、利発であるため、ゼフについて町や都までお使いをすることが多く、村人より知識が多く売買の価値観等もある程度理解している。ソードマンの技能、レンジャー技能、アーチャー技能を取得している。軽快な動作ができ、弓の腕はなかなか、森での生活技術も高い。剣術は本格的な職業とする成人男性にはかなわない程度だが、身のこなしが機敏で簡単に負けるよう事はない。村を魔物から守ったり、狩りを行ったことはあるが、人間、亜人種等を武器で傷つけた経験は無し。
最近では容姿が端麗にて豊かな体型をもつリリアを中心に村の若者同士が些細なケンカになることが多くなり、陰ではリリアをもじって男を虜にして誑かす魔物、リリスと呼ばれたりしている。リリア本人にそれを言うと激高する。
修道児として育てられ教養はあるが、信仰心は人並みでどちらかというと好奇心、冒険心が非常に強く、村でじっとしているより、出歩いて見分を広めたいと思っていて、何も勇者から引き継がなかったが、冒険心だけは受け継いでいると揶揄されている。
父:ガウムド
ウッソ村でシェリフ・リーダーを務めていたが、生活のため防具の修理、鍛冶の技術も持っていた。剣の技術はかなりの物で、スタイルとしては剣盾の使い手。普段は話題にしないが、自分が勇者の血筋ということを誇りに思っているようだった。15歳でシェリフ、25歳でリーダーになり、27歳で殉職するまでに、村を夜盗や魔物から幾度となく救い、先頭で戦い続ける姿からゴーレムのガウと呼ばれていた。ソードマン技能をリリアに教えた本人だが、リリアは盾を持つことを嫌い片手で剣を扱っている。殉職した夜は頭を含む4人の盗賊を討ち取る働きと長年の功績により、王国自治領官から“気高き鷹”の勲章を受け一等市民として葬礼されている。
リリアにはいつか自分の地位を継ぐこともあり、剣術面などでは非常に厳しかったが、普段は非常にかわいがってもいた。
母:ミルディア(ミル)
ガウムドと同い年。僧侶の家系に生まれ、初期の治癒魔法が使えた。普段は治癒行ったり、薬草を作る等して生活を支えていた。村人からは愛される人だった。18歳で結婚し、20歳でリリアを授かる。ゼフがこの村に来て、教会を建ててからは教会にも通い、調和の神の敬虔な信者だった。夜盗に襲われてガウムドが殉職した夜に、自警団の宿舎にいたミルは負傷したシェリフ達と共に刺殺されている。王国では長年シェリフを支えた功績とその勇敢な死から殉職と記録し、王国自治領官から“永久の泉”の勲章を受け一等市民として葬礼されている。
2020.06.18追記
リリアのデフォルメラフ画
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