【5.5話】 リリアの生活と経済活動 ※ルーダリア王国マップ付き※
ルーダリア王国に登録記載のされているウッソ村。
小村では登録されていない村も点在しているがウッソ村は登録ギリギリの規模。
登録村なので国の認める10人のシェリフ(保安官)がいて、そのリーダーがリリアである。
定められた人数までは村からの申請で自動に認められる。国士ではないが、一人につき毎月50G、リーダーには70Gの給料がでるのでリリアはその給料を受け取っている。
この他、他の村等にみられるようにボランティアの自警団がある。自警団に給料は無いが、シェリフに選ばれるには自警活動に参加して実力を見せる事は重要である。
部隊、軍隊に習ってシェリフの戦力を3分の1づつに割って、8時間警備して16時間休憩できる交代制で村を守る専門職だが、大抵は生活が出来ず副業をしている者が多い。
自警団は普段は農作業等稼業をしている。事件、事故、災害等があれば集合して活動する。リーダーのリリアには拘束時間は無く管理職的だが、有事には村人の命を左右する責任がある。
普段は全く自由に振舞っているリリアだが、いざとなるとテキパキと事件を片付ける実力の持ち主なので、村人もリリアには信頼をおいている。
村は基本的に自給自足をしていて、余剰分は村長の判断で在庫したり商人に売ったりして、村や村人に必要な物を調達している。
村が襲われると、リリアを中心にシェリフ、自警団達が防戦するが、戦える人間は戦う雰囲気が濃い。最近ではアランの頼みで、実際より派手な報告書を提出して村経済を何とかしているが、リリアはあまり乗り気ではない。
そのせいで当然、記録上の村もリリアの撃退スコアも実際より優秀な成績がついてしまっている。
子供たちの教育は教会でファーザー・ゼフが行っているが、神への信仰心と神界歴史が主であり、村人は学問をそれほど重要と思っていない。リリアは給料70Gに加え、山で猟をしたり果実や薬草関係を採取できるので、村に配った残りは商人に売ることにより村で生活している。村ではあまり貨幣を使わない生活だが、リリアの場合は個人的な矢代が結構かかる。
貨幣価値
街では一日最低7G程度かかる。朝食、昼食はそれぞれ2G程度、夕食は3G程度で、これを肉料理にしてお酒をつけると、夕食だけで5Gから10G程度になる。
リリアは街に行くと2G程度の朝食をとるが、持ち歩ける食物を残しておき、昼食にそれを食べ、夕食は3G程度の物を食べて過ごす。たまに自分ご褒美で鶏肉料理と葡萄酒を頼む。牛肉料理は鶏肉の2倍から5倍する。
冒険者等ががぶ飲みする発泡酒は1G~で、葡萄酒は2G~。
きちんとした食生活で人並みに街の生活をするには1日平均10G、1ヶ月で300G程度は食事に必要となる。
宿泊は素泊まりで10Gから50G程度。街、部屋の大きさ、その地区の治安等に大きく作用されるが、相部屋、物置、キッチンの片隅等屋根がある場所ならどこでもよい考えなら安くする交渉の余地があり、中には食堂で日の出まで粘る人もいる。




