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はじめに
(ホラー物は)初投稿です。
作者の趣味全開の作品ですが、どうか楽しんでいってくれると幸いです。
「わるいこ………わるいこ………」
おとろしさんは、こねこねとわるいこを丸めて潰してまた丸めて、最後にビー玉みたいになったそれをパクリと一口。
それは幽霊だったり妖怪だったり、この世のものでない何かであったり、所謂『怪異』と呼ばれる類いのものでして、そういったよくないものは気付かないだけで思ったよりも沢山身の回りに溢れております。
生きている人の悪意やその土地の性質、はたまたそれそのものがとても強いものだったり、様々な条件が揃って初めて目に映る『怪異』として姿を表すのです。
これは、そんな怪異にたびたび出くわしてしまう二人の中学生の少年のお話。
もしくは、彼等二人による怪異討伐記でございます。