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亜人編

ホームレスの暮しも世間の目が気にならなければ気楽なものだった。


しかしホームレスとは言え働かない訳ではない。


ある者は雑誌を拾い集め駅で売り、ある者はアルミ缶を集めスクラップ業者に売り、ある者はバスにのり飯場へ集められ日雇いの労働をした。


働かざる者喰うべからず。


家がなくても食べねば生きていけない。


つまり働いて日銭を得なくては生きていけない。


「右や左の旦那様、憐れな乞食にお恵みを」と道端に座っているだけのホームレスはいそうでいないのだ。


そして、その筋の人達にホームレスは利用されがちだ。


薬物の売人、売春の斡旋・・・ホームレスはその筋の人達に汚れ仕事をさせられる。


その筋の人達に目をつけられたら運の尽き。


俺も売春の斡旋をさせられた。


俺は家出少女に客を取らせる事になった。


少女は嘘か本当か「経験がない」と言う。


しかしそれは客を取らせるのをやめる要素にはならない。


逆に「処女は高く売れる」などとチンピラは嬉々としている。


少女はさめざめと泣いていた。


自業自得だ。


家出をして繁華街でウロついているからこんな事になったのだ。


街をウロついていて、ヤクザに利用される事になったのは俺もこの少女も同じだ。


俺はもうどうしようもない。


怠惰な生活で染み付いた性根はもう治らないだろう。


治ったとしても、もうどうしようもない。


俺は既にヤクザに目をつけられている。


俺はそのうちにヤクザの身代わりで刑務所に入るのだろう。


俺は泣いている少女を見ながら思った。思ってしまった。


「俺の人生が終わろうが、俺が人間失格だろうが、この女の子を巻き込むのは何か違わないか!?


この女の子には俺と違って明るい未来があるはずだ」と。


俺はチンピラが出掛けている時を見計らって女の子に向かって言った。


「おい、泣いてる暇はねーぞ。


チンピラがいない今しか時間はねーんだ。


これは俺の全財産だ。


この建物を出たら走って地下鉄の駅まで行ってこの金で右回りの電車の三つ隣の駅まで行きな。


駅を降りたらすぐ外に交番がある。


そこで保護してもらいな。


さあ!早く!


チンピラが帰ってきちまう!」


女の子は何があったのかわかっていないようだったが、俺の剣幕に押されたのか慌てて逃げる準備を始めた。


女の子のその様子を見て「何があったのかは知らないけどもう二度と家出なんてするなよ。


若い頃は親が鬱陶しいモンだ。


だけど最後まで自分の事を心配してくれるのは親だけだからな?


俺みたいに親にまで見放されたらもう頼る人間なんてもういないんだからな?


家に無事に帰れたらまず親に謝れよ?」俺は自分の事は棚に上げて偉そうにアドバイスした。


地下鉄の駅まで女の子を連れて行き、切符を買い女の子を地下鉄のホームに押し込んだ。


「いいか?間違ってもチンピラ達に会わないように女性専用車輛に乗るんだ。


上手く逃げきれよ?」


俺も女の子と一緒に逃げるべきだろう。


でも俺の全財産は女の子にあげてしまった。


その日暮しのホームレスの全財産などはたかが知れている。


二人分の逃亡資金などあるわけもないのだ。


俺は徒歩でチンピラ達から逃げるしかない。


全国どこまでヤクザのネットワークがあって、逃げきれるものなのかどうかはわからない。


だが逃げ切るしか俺が生き延びる術はないだろう。


しかし、そうは上手くいかないものだ。


女の子を地下鉄のホームに押し込んで地上に戻ってきて「さあ、これから俺も逃げようか?」と思っていた矢先、チンピラ達と鉢合わせしてしまった。


「何で商品の見張りをしてるはずのお前がここにいるんだ?」チンピラ達が俺を取り囲む。


終わった。


せめて5分時間を稼ごう。


5分に一本はこの時間、地下鉄は走っている。


5分あれば女の子は地下鉄に乗って逃げおおせる。


「突然腹が痛くなりましてね?


病院に行こうとしてたんですよ」俺は腹を押さえ演技をしながら言った。


「お前が『腹が痛い』とかはどうでも良い。


お前は商品の見張りを放棄してここにいる訳だ」チンピラのリーダーだろうか?


少し貫禄のある男が一歩前に出るとそう言いながら俺の鳩尾に拳を叩き込んだ。


「これで商品に逃げ切られてたら『痛い』と感じない身体にしてやるからな?」チンピラのリーダーは腹を抱えのたうち回る俺を見下しながら言った。


つまり「女の子がお前が目を放している間に逃げてたら殺すからな」という事だ。


あぁ、俺死んだわ。


だって女の子が逃げてない訳がない。


俺が逃がしたんだから。


「逃げてるはずないじゃないですか!


ちゃんと部屋には外から鍵がかけてありますよ」俺が白々しく卑屈に言った。


「目を離せば逃げる手段はいくらでもある。


窓を割る、ドアを壊す・・・そのためにお前を見張りに置いていったんだがな」チンピラのリーダーは俺をギロリと睨んだ。


おーおー睨め、睨め。


その代わり痛いのは勘弁な。


やさしく殺してくれ。


キリング・ミー・ソフトリー


首根っこを捕まれて、チンピラ達のアジトに戻る。


「兄貴!女がいません!」三下っぽいチンピラが言う。


いる訳ないじゃん。


俺が逃がしたんだから。


それより本当に『兄貴』って言うのね、『兄貴』って呼ぶのコントだけじゃないのね。


「オゥ、コラ!お前どう落し前つけるんじゃ?」三下っぽいチンピラが俺に凄んでくる。


怖い。


三下だろうが何だろうが、怖いものは怖い。


「バカヤロウ!コイツの落し前つけるのは後じゃ!


女が警察に逃げ込んで、警察がここに踏み込んできたらどうする?


ここから証拠を消していつ警察に踏み込まれても良いようにしたらんかい!


おい!お前、女を逃がしやがったな?」


「こういう場合、俺は天国に行くんですかね?


地獄に行くんですかね?」もちろん減らず口を叩くのは時間稼ぎだ。


本当は足が震えて、少しちびっている。


逆上した下っ端のチンピラが持っていた改造トカレフで俺の頭を撃ち抜いた。


撃たれる瞬間俺は「普通チンピラは銃持ってないんじゃなかったっけ?出入りがあった時に隠し場所から支給されるんじゃなかったっけ?」と全く違う事を考えていた。


俺は即死だった。


よく「トカレフは口径が小さいから即死には至らない」とか言うけど俺はちゃんと死んだみたいだ。


─────────────────────


うつ伏せで俺は倒れている。


痛みは感じない。


もしかして死ねなかったのか!?


痛みを感じないのは脳の痛覚を司る部分をトカレフで撃ち抜かれてしまったからとか!?


とにかく死んでるフリをしよう。


俺は死ぬ覚悟は出来ているけど、痛みと恐怖に耐える覚悟は出来てねーんだ。


チンピラ達にいびり殺されるのは嫌すぎる。


頭の上から声が聞こえる。


「起きてくださーい」


女性の声だ。


チンピラ達は男だけだったはずだ。


もしかして、女の子が逃げ込んだ交番でチンピラのアジトを警察に教えてそれで警察がアジトに乗り込んで来たのかも・・・いくらなんでも早すぎねーか?


まあいいや、とりあえず周りにチンピラはいないし、いるのはこの女性だけみたいだし、死んだフリをしている意味はなさそうだ。


俺はむくりと頭を起こして目を開けた。


アレ?ここはどこだ?


俺はチンピラ達のアジトにいたはずだけど?


「我々は善良で品行方正な人を生まれ変わらせて、異世界に送り込んでいます」突然目の前の女が言った。


前置きも何もなしかい。


目の前の女が誰なのか気になったけど、それより気になる事が山ほどあった。


「ここはどこなのか?」


「俺は死んだのか?」


「アンタの恰好は裸に布を巻き付けているだけなのか?」


「ノーパン、ノーブラなのか?」などなど。


「でもあなたはホームレスです。


品行方正にはほど遠い。


あなたは異世界には転生出来ません」


わかっとるわ!


どないやねん!


別に異世界に転生出来るなんて思ってないし、異世界の話を持ち出したのはアンタじゃないか!


そう俺が文句を言おうとすると「皆まで言うな」と言うように手で制されて女はこう言った。


「あなたは異世界に転生出来ません。


しかしあなたは根っからの悪人でもないし、根っから怠惰でもありません。


極悪人は我々は生まれ変わらせません。


ですが、魔族は極悪人を魔族や自分の眷属に生まれ変わらせます。


貴方のような清廉潔白とは言い難い、叩けばいくらでも埃が出てくるけど善人の一面もある・・・そんな人を我々は亜人に生まれ変わらせます」


「亜人?」


「そうです。


馬の亜人は『ケンタウルス』で、蜘蛛の亜人は『アラクネ』です」


「俺は亜人になるって事か。


・・・でも、亜人になって結局は『異世界』に行くんじゃないの?」


「異世界は我々神が色々な種族と共存する世界です。


我々は秩序を護るために品行方正な人間に力を与え、異世界に送り込んでいます。


我々は異世界に亜人を送り込む事はありません」


「わかったような、わからんような・・・。


じゃぁ、俺は亜人になってどこに送り込まれるの?」


「貴方が亜人になって送り込まれるのは地球の平行世界・・・地球の三十年前によく似た世界です。


違いといえば『亜人』がいる事くらいです。


しかし『亜人』はその姿を隠して表には出てきません。


なので、平行世界にいる人間で亜人がいる事を知っている者はごく少数です。


平行世界では三十年前の地球と同じ事が起こりやすくなっております」


「起こりやすい?」


「そうです。


貴方や他の地球から来た転生人が干渉しなければ、三十年前の地球と同じ事が起こります。


しかし転生人が起こるだろう未来を変えても特にペナルティはありません。


むしろ我々が貴方達を平行世界に送り込む意味は『平行世界をより平和にして欲しい』という願いのようなものなので、ガンガン悲しい未来を変えて欲しいですね」


「わかった。


・・・で、『亜人』って言ったって何種類もいるんだろ?


俺は何の『亜人』になるんだ?


ハエの亜人とか嫌だぞ?」


「大昔、『亜人』から派生して魔族になった者達がいます。


それが蝙蝠人(バンパイア)蝿人(ベルゼブブ)などです。


それらは選ぼうにも我々が選ばせませんし、選べません」


「『選ぶ』?


もしかして俺がどの『亜人』になるか選べるのか?」


「もちろんです。


貴方は『何の亜人になりたいか?』選べます」


「そうは言うけど今まで『亜人になりたい!』なんて願望なかったんだよな。


ましてや『この動物の亜人になりたい!』なんていうピンポイントな願望なんて抱いた事もないし・・・」


「わかりました。


では貴方の好きな動物を教えて下さい」


「う~ん・・・


別に動物好きじゃないなー。


そうだ!


中日ドラゴンズが好きだったから『竜』とか好きかも!」


「『竜人』は確かにいます。


竜人(ドラグーン)』は大昔、亜人でした。


しかし蝙蝠人(バンパイア)蝿人(ベルゼブブ)とは逆に竜人(ドラグーン)は神と呼ばれるようになりました。


申し訳ありませんが貴方はいきなり神にはなれませんし、『竜人(ドラグーン)』は選べません。


そうだ!


中日ドラゴンズが好きなら『コアラ人』とかはどうでしょう?


確か中日ドラゴンズのマスコットはコアラでしたよね?」


「コアラの亜人とかなんかあんまり恰好良くないんだけど・・・」


「確かにコアラの亜人はあんまり身体能力高くないですね。


ユーカリしか食べれませんし。


『コアラ人』自体が絶滅寸前ですしね。


わかりました。


貴方がかつて飼っていた動物を教えて下さい」


俺が飼っていた動物は近所の小学校で飼われていたウサギを拝借したものだけだ。


「いざとなれば非常食として」と思って飼い始めたウサギだが、なつかれると情がわいてペットとして飼っていた。


しかし最後は脱走したのだが。


思い出した、小学校で飼われているウサギはよく脱走してみんなで捕まえていた。


しかし、ウサギか。


俺はバニーガールのコスチュームに身をつつみ、ウサ耳のついたホームレスの中年男性を頭の中で思い浮かべた。


そして仲間のホームレスが言っていた「ウサギって性欲強いらしいぜ?」という一言を思い出していた。


ウサギの亜人に俺がなったら、性欲ギンギンの変人のような見てくれの男になる、という事のような気がする。


俺は咄嗟に嘘をついた。


「俺が飼っていた動物・・・ネコかな?」


何故ネコなのか?


ホームレス時代に散々野良犬扱いされたんで犬と言うのは抵抗があった・・・それだけだ。


「わかりました。


貴方が飼っていた動物の亜人に貴方をしようと思います。


猫人(キャットピープル)』ですね?


猫人は身体能力も高く夜目もききます。


また、猫耳と尻尾を隠せば人間社会に溶け込む事も容易ですので比較的生き抜く難易度が低い亜人と言えるでしょう」


苦し紛れで『ネコ』って言っただけなのに悪くない選択をしたようだ。


しかも人間社会に溶け込む事が出来るらしい。


俺は人間社会に溶け込む事が出来ずにホームレスになった。


別に『人間社会に溶け込みにくい』と言われても「いや、溶け込む気ねーし」ってなモンだが、生きやすいに越した事はない。


「じゃあ、それで」俺はこの時、安易に返事してしまった。


今考えるとこの時、もっと細かく話を聞いておけば良かった。


俺が目を閉じて再び目を開けるとそこは昔の日本だった。


深夜だろうか?


あたりは寝静まっている。


「何でそんなものがわかるんだ?」と言われるかも知れないが街の様子を見れば一目瞭然だ。


まず『信号がLEDじゃない』、そして『公衆電話がそこら中にある』、そして『看板の位置が高い』・・・などなど色々平成最後の日本では考えられない光景が広がっている。


「そう言えば子供の頃の光景はこんな感じだったな」俺は懐かしく思った。


しかしこの光景は俺がかつて子供の頃に見た光景ではない。


そもそもここは似ているが地球ではないのだ。


しかし地球に似ているだけではない。


今いる場所は俺が生まれ育った場所にそっくりだ。


しかし深夜の街は真っ暗だ。


だが俺は周囲にあるもの全てが見えていた。


それが「夜目がきく」と言う事で「猫人になった」という事だ。


俺はこの平行世界に来た時から着ていた服のフードを深く被った。


もちろん猫耳を隠すためだ。


そして尻尾は胴体に巻いた。


尻尾はある程度自由に動かせるようだ。


胴体に尻尾を巻くというのは某サイヤ人を思い出しての発想だ。


ふと疑問に思った。


「耳は猫耳がついている。


じゃあ人間の耳がついている場所には何がついているんだろう?」


その部分は長髪で隠しているのが普通で、今俺も長髪でその部分は見えなくなっている。


答えは『耳のような形の物がついている』という何ともつまらないものだった。


マツカサトカゲは尻尾が頭のような形をしている。


つまり生き残るために多くの種族が『擬態』しているように、キャットピープルも人間に擬態して人間が耳がある位置に人間の耳のような形の物がついているのだ。


俺は期待はずれな結論にガッカリした。


「これからどうしよう?」


ホームレス暮しは出来ない。


ホームレスは公園や橋の下を不法占拠しているのだ。


ホームレス暮しをしていた時に何度も『一斉立ち退き』させられている。


場合によっては留置場に放り込まれる事もあった。


その頃と今では状況が違う。


亜人である今、警察に捕まる訳にはいかない。


俺が途方に暮れていると、暗闇から声をかけられた。


「・・・アンタ、亜人だよね?」


俺は早くも正体がバレてドギマギしながら「どうしてそう思うんだ?


何か動きに不自然なところでもあったか?」と聞き返した。


「いや、不自然な動きはなかった。


なさすぎた。


人間が暗闇で動く時、『手探り感』が必ず出る。


なのにアンタはまるで暗闇の中を真昼のように迷わず動いていた。


その理由は『アンタが亜人だから』と考えなくちゃ説明がつかない」


なるほど、『不自然さがないのが逆に不自然だった』というわけか。


どうするべきか?


闘うべきか?


それは避けたい。


俺は自分の戦力を正しく把握していない。


この状況で闘うのは無謀すぎる。


それに相手の戦力も把握していない。


・・・逃げるか。


何にもわからなくても走る事は出来そうだ。


俺は逃走を試みようとした。


「ちょっと待って!


逃げるんじゃない!


俺も亜人だから!


俺は人狼の『タスケ』だ。


そして俺は亜人組織『ストーカー』の一員だ」そう目の前の男は言った。


俺は思わずズッコケそうになった。


そうだった。


30年前『ストーカー』はそんな『やべーヤツ』の代名詞ではなかった。


格闘ゲームの『バンパイア』シリーズの中に副題が『ダークストーカー』ってゲームがあった。


今では信じられないかも知れないが30年前には『ストーカー』には格好良いイメージがあったのだ。


他にも『ランドストーカー』や『レディストーカー』というゲームもあった。


特に『レディストーカー』などはアメリカだったら『50メートル以内接近禁止』の判決を受けそうな案件ではあるが、昔は「『ストーカー』って何かオシャレで格好良い!」という感じだったのだ。


「どうだろう?


アンタはこの街に来て間もないようで、今後どうするか決めかねているように見える。


『ストーカー』の一員にならないかい?」


「ならねーよ!なるわけねーだろ!」俺は思わず言い返してしまった。


本当は身の置き場を探している。


『ストーカー』がどんな組織かは知らない以上、無条件で「所属します」とは言えない。


しかし話は聞いてみるべきだろう。


しかし『ストーカーにならないか?』と言われて咄嗟に否定してしまった。


そんな事はどうでも良くなるような出来事が起きた。


俺は話すのは苦手だ。


ホームレス時代、一言も口をきかない事は珍しくなかった。


人との関り合いが煩わしくてホームレスになったという側面もあった・・・それだけではないが。


この平行世界に来て、俺は初めて口を開いた。


俺は自分の声に驚いた。


こんな甲高い声ではまるで・・・


「女みたいだ」俺は呟いた。


「当たり前だろう?


猫人は三万人に一人くらいの割合で稀に男が産まれる以外、ほとんど全員が女じゃないか?


しかも産まれた男は生殖能力がなくて体質的に弱いんだろ?


だから猫人はDNAがほぼ同じ人間の男と繁殖行動を行うんだろ?」俺の呟きを聞いたタスケが「何を当然の事を言っているんだ?」というように聞き咎めた。


三万匹に一匹のオス、オスに生殖能力がない。


それに俺は聞き覚えがあった。


「三毛猫と同じだ」

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