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2話 仮入部

登校時、俺は隣に住む幼馴染と一緒に登校している。

そう…もちろん!!男友達である…

「昨日吹部いったんだよな?どーだった?」

「あぁ凄かったよ。やっぱり吹部に入るかな。」

「まじかぁやっぱり野球部には入んないかぁ」

「悪いなw頑張れよ野球。」

こいつは渡邊慎太。小学校から野球クラブに所属していて野球が大好きだ。

俺にも一緒に入ってほしかったらしいが、運動が苦手だし音楽がしたかったから断った。

「ああ!今日からボールに触れるんだ!絶対レギュラーになってやる!」

こいつの野球に対する情熱は俺の音楽への思いと似ているところがあるな。

放課後の仮入部が待ち遠しくて授業に身が入らなかった。

まあ仕方ないか、うん。そう思うしかない。

そして放課後、遂に仮入部開始だ。

仮入部に来た人数は他に8人。結構少なくなったな。

俺が迷わず選んだパートはパーカッション、打楽器だ。

パーカッションパートに来た人は俺一人だった。

「正樹くんは打楽器に興味あったのかぁ嬉しいなぁ。

私はパーカッションパートのパートリーダーをしている小岩井咲です。よろしくね!」

「よろしくお願いします。」

小岩井先輩は優しそうな、身長低めなメガネをかけた人だ。

「こっちの子は2年生の愛ちゃんと唯ちゃんです!」

「ちょっと先輩本名で紹介してくださいよ~

斎藤愛っていいます。よろしく!」

斎藤先輩はいかにも人気者って感じだなぁ

「凛海唯。よろしく。」

「よ、よろしくお願いします。」

こわっ!え?俺なんかしたか?

「よぉし細かいことは入部してから教えるので好きな楽器叩いていいよ~」

来た。俺は真っ先にその楽器に向かった。

「やっぱりそれだよねぇ。ドラムは珍しかったかな?」

そう、ドラムである。

興味があったから?珍しいから?

そんな理由ではない。これこそ俺の音楽なのだから!!


小4のとき、親に勧められてドラムを始めた。最初は乗り気じゃなかったが、スティックを持ち叩いてみたときに衝撃を受けた。これだと。俺はドラムに夢中になり、5年かかるといわれたテキストブックを2年で終えた。


「すごい…」

「正樹君すごいね!経験者だったなんて!」

「…っ」

「ありがとうございます」

内心どやぁだ、超嬉しい。

好スタート切れたかな?まぁ凛海先輩は相変わらず怖いけど…

この日はドラムの披露会みたいになっちゃったけど、これが最初の一歩なら順調だな。

この日からの一週間の仮入部でかなり注目され、自分の音楽が認められたことが嬉しかった。




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