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胸の傷と心の傷  作者: 乙女一世
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第56話:産婦人科へ

早園麻紀のライブで感動した休みも終わり、新たな1週間が始まりました。


月曜日も普段と変わりなく過ぎて行きましたが、以前から気になっていたことが、


急に不安になって、明日お休みを取ることにしました。


そう、産婦人科に行く事にしました。


自分で調べたところで、たぶん病院に行く事になるだろうしと、決めました。


家に帰って、電話帳で近所を探してみました。


評判とかも知らないので、個人医院よりも、大きな病院の方が安心かなと、思い、


近くの総合病院に決めました。


取り合えず彼には、風邪で病院に行くと、嘘をつきました。


彼がどう思うか心配だったし、違っていたらバカみたいなので・・・。



次の朝、やっぱり、憂鬱・・・。


結果の心配もあるけど、診察がイヤ。


バイクに股がり、クゥォーン!クゥォーン! いざ出陣!


いつもなら、10分もかからないのに、15分を越える安全運転。


いえいえ、考え事をしながらの、安全運転義務違反運転。。。


初診でもあり、やっぱり大きな病院は待たされる〜。


おなかの大きな人もいっぱい居て、私もあーなるのかもと、やっぱり憂鬱。


『青山遥さ〜ん。』


「はーい。」


『中へどうぞ。』


「はい。」


ドアを開けて、中へ・・・。


「宜しくお願いします。」


と、顔を上げると、そこには・・・。


イケメンの先生が・・・。


(えっ、この先生に、診られるのかぉ〜、帰りてぇ〜ぉ〜。)


少しお話をして、あの診察台に乗ることに・・・。


違うことを考えていれば、すぐに終わると、自分に言い聞かせていたけれど・・・。


あっ・あ〜っ、いけませぬ、お代官様〜


と、バカな事を考えているうちに・・・終わった〜。


そして、先生とご対面。


イケメンと、診られた恥ずかしさ、そして結果に、妙に変な緊張をして、ガチガチ。


先生が、カルテの手を止め、こちらを向きました。



(つづく)(登場する人物・団体・場所の名前、名称は架空のものです。)

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