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胸の傷と心の傷  作者: 乙女一世
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第4話:工場見学

さぁ、いよいよ工場だ。

 

今日は、8時半に工場入り口の守衛所の前に集合。


説明を聞いた後に、工場見学、そして、面接。 


この面接は派遣先の会社の人によるもので、


まず落とされることは無いらしい。


それから、配属が決まり、ロッカーや、休憩場所を教えられて、


実際の職場に行って、挨拶と説明を受けて、12時に終了の予定。



電車に乗り慣れない私でも迷う事もなく、ちょっと早く着きました。


居た居た、3人居た、昨日待合室にいた面々。


私の「おはようございます。」に、


皆さん『おはようございます。』の不揃いの返事。

 

「青山といいます。工場初めてですので、よろしくお願いします。」


の私の挨拶に、皆さん、『僕も初めてです。』と、意外な返事。


へぇーそんなもんなんだと、変に感心していると、後から、2人。


自己紹介をしていると、もう1人、やって来た。


その数分後、派遣会社の地域管理者池田さんが来られて、タイムアウト。



私たちを連れて、工場内へ レッツ ゴー!

 

まずは、製品の置いてある所に行って、作っているものの説明を受けました。


そして、ヘルメットに安全メガネなるものをして、いよいよ見学に出発!


敷地はかなり広く、建物も沢山有って、はぐれると迷子になるのは必死。


歩いて最初に気がついたことは、ニオイ! 


鉄の焼けたよなニオイと、油のニオイ。


場所によっては、かなり臭う。


一日中居ると、慣れるか、気持ち悪くなるかのどちらか。


臭いに負けて、辞めて行った人もいると、地域管理者の池田さんが言っていましたが、

 

私は、きつい香水よりも、こちらの方がいいかも。


あとは、音。


これも、場所で差が有るけど、慣れるか ちょと心配?

 

希望すれば、あちこちに配置は有るようだけど、

 

何をしているのかサッパリの私は、どこでも同じ感じ。

 

作業工程や製品の種類によって、建物が違うようで、

 

技術や経験の必要な製造部門と、


慣れれば出来る組み立て、検査、梱包部門に大別されてる様子。


女性が居たのは、組み立て、検査、梱包部門で、たぶん私もこちらになりそう。


ざっと見ただけの、工場見学は終了です。


次は問題の面接だー!! 

 


(つづく)(登場する人物・団体・場所の名前、名称は架空のものです。)

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