太陽の都『サンシティ』
「んで武器は何なんだ?」
うずうずしながらゲームに聞いている
『それはこっちに来てのお楽しみ~』
ビリビリビリッ!
何だこれ・・・頭が痛い!
「う・・・友希・・・」
友希も頭を抱えてる
「何だよ・・・こ・・れ」
俺達は意識が遠のいた
『がんばってね~』
きっとあなたなら導いてくれるはずです。運命を。仲間を。信じています。
(誰だ?この声)
「・・い・・・おい!大丈夫か!おい!」
目を開けると見知らぬおじさんがいた
「うう・・・ここは?」
「ここは太陽の都サンシティだよ。君たちはサンシティの前で倒れていたんだよ」
隣を見ると友希が起きていた。
「友希・・・ここって」
「あぁ。ゲームの世界だ。非現実的だがな。」
俺の右ズボンに何か入ってた。だしてみるとスマホに似た黄色い携帯が入ってた。後ろには、『Burst world』
と書いてある
良く見ると友希の手に金色に輝く剣が二つあった。
「友希。それがお前の初期武器か?」
友希は首を横に振った
「いいや。これは直人のだ。『雷神双剣』と呼ばれる武器らしい。俺は特殊武器『天照<極>』という剣だった。んでこの赤いスマホみたいなのがこの世界でも携帯と同じ機能で相手や自分の基本能力をみれるんだ。」
「何でお前は普通にいられるんだよ!非現実的過ぎるだろ!」
「なら今慌てて何かあるか!?今はこれに馴染んでいかないと駄目なんだよ!」
友希の説明はすごい説得力がある
「わかった・・・ごめんな!」
「いいよいいよ!全然」
そして俺達はおじさんの方に向いて
「俺達を救っていただきありがとうございました。それじゃ俺達はこの都をぶらついてくるので。では。」
「分かった。もう倒れるなよ。ついでに言うとこの能力は元々プレイヤーが足が速かったり、器用だったりしたら反映するからな。チームを作るんだったら、一番高い屋根に行きな。」
「「はい!ありがとうございました!」」
バタンッ!
「いいよいいよ!なら直人と俺の基本能力見ようぜ!」
友希は爽やかに笑って言ってくれた
「いいな!で、どう計るんだ?」
「メニューを開いて能力を計るを押すんだ」
ピピピピッ!
俺はびっくりした。
真田 友希 (14)
レベル1
攻撃力 1078
守備力 756
速さ 343
器用さ 420
回復魔力 398
攻撃魔力 628
体力 6000
武器 天照<極>(S)
通称 天性の能力
「友希すげぇ!!」
何コイツ、トータルで9000~10000もあるじゃん!
「あははははっ!」
友希が携帯をみて笑ってる。覗いてみると
奥村 直人 (14)
レベル1
攻撃力 703
守備力 378
速さ 981
器用さ 495
回復魔力 341
攻撃魔力 219
体力 4000
武器 雷神双剣(A)
通称 史上最強の運の持ち主
「うわぁ・・・ひっく!」
これは結構ショックだ・・・
「いや、でも俺達は高い方だ。」
「何でそれがわかんだよ?」
「こっそり他の奴を計っていたんだよ!」
と子供がいたずらした後に感じる達成感がある
「やるなぁ」