No.7 トンガ到着と初ギルド
リシーヤ島を出て3日。
なんのイベントも起こらず無事港町トンガへ到着した。
ブンブン「ふぁ〜、やっと着いたな。まずは腹ごしらえかな」
ブンブンが眠たそうな顔をし、あくび混じりに言った。
ユーム「そうだね!さすが港町トンガ、見て!あんなにたくさんの魚屋が!初めての旅でちょっとドキドキしてるけど、楽しいね!」
船を降りるとトンガ名物の市場が広がる、見た事の無い食材が並び、露店から美味しそうな匂いが充満してい。
ブンブン「とりあえず、あの店に入って見ようぜ!」
1軒の店を指さしブンブンがそそくさと進んで行く。
ユーム「待てよブンブン、歩くの早いって笑」
店に入り、ふくよかな女将さんが出迎えてくれる
女将「いらっしゃい、何にするかい?」
ユーム「初めての旅で、右も左も分からず笑トンガのおすすめ料理ってありますか?」
女将「へぇ、偉いねえ、旅立ちかい。そうだねぇ、やっぱりトンガは港町だから、フィッシュ&チップスかな!新鮮な魚を使ってるから、サクサクふわふわだよ!」
ブンブン「じゃーそれ2つ下さい!」
女将「はいよっ!」
ブンブン「食った食った!島には無かった料理だったなぁ!美味かったよ!さて、次はどうする?」
ユーム「そうだなぁ、まずはギルドに行って冒険者登録をしようか!」
ギルドは様々な町に存在し、地域に根ざした依頼をこなし、その地域の安定をサポートする。戦闘系の能力を保有する殆どの大人はこのギルドに登録をし、仕事依頼をこなし生活している。
ガチャ。ギルドのドアを開けギルド内を見渡して見る。
多くの冒険者が雑談や情報共有、仕事の依頼などを受けている。
受付「いらっしゃいませ。今日はどのようななご要件ですか?」
とても笑顔の素敵なギルド受付のお姉さんが話しかけてくれた。
ユーム「リシーヤ島から初めて旅立ち、冒険者登録をして欲しくて」
受付「かしこまりました。それでは、身分証、もしくは推薦状はお持ちですか?」
クポ村長からもらった身分証を提示し、手続きを進める。
受付「適正を計測させて頂いた結果、ユーム様は「戦士」登録となりますね。ブンブン様は「隠者」登録となります」
予想通りの結果である。俺は剣技の鍛錬に打ち込み生きて来たし、ブンブンは剣技もあるが、蛙族人としての生まれ持った固有能力が突出している。
受付「ご存知かとは思いますが、冒険者のランクですが、S.A.B.C.Dとなっております。Sは「序列」の称号を保有されている方のみが与えられ、Aは序列称号を持つ部隊の副官もしくはそのレベルに相当する冒険者をビビア王命の名のもとに与えられます。お二人はまずランクDからのスタートとなります」




