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No.63 鬼族の鍛錬

ニックス達とロックゴーレムの群れとの戦闘がおよそ2時間続き、ニックス達3兄妹の勝利で幕を引いた


ニックス「フレア、ビッセル、お疲れ様。良い動きだったぞ」

ほんの少しだけ、息を切らせたニックスはまだまだ戦えるぞ、と言う様子であった


フレア・ビッセル「ありがとうございます、兄様」

ニックス同様、フレアとビッセルも、それほど疲労の様子は伺えない


ユーム「ニックスさん、お疲れ様です。2時間も休む事無く戦い続けるのは、少し驚いてしまいました」

ユームが冷静に言う


ニックス「あははっ、たった2時間だよ?大戦争が始まると何日も何日も寝ずに戦う必要があるよ?魔族は数が多いからね!最前線の我々が休むと、戦闘スキルを持っていない民はどうなると思う?15年に1度、必ず訪れる大戦争。その情報だけで、15年間もしっかり準備が出来るんだ。2時間なんて対した時間じゃないよ」

ニックスは平然と言い放つ。大戦争を経験した事の無いユームとブンブンは色々と考える事があるようだ


ユーム「ありがとうございます」


ロックゴーレムの拠点を潰し、7日掛けて来た道を再び進み、メゲ王国へ帰って行く7人であった


メゲ王国王宮にて


フレディー王「どうだった?ロックゴーレム討伐は。」


ユーム「自分達に足りない物を見せつけられました」


フレディー王「そうか。それで、何を思い、何を感じ、これからどうする?」


ユーム「フレディー王の許可が頂けるのであれば、ニックスさん達と鍛錬が積みたいです」


フレディー王「そうか。よいぞ。好きにしろ。期間も自分達で決めろ。家は与える。思うまま、進め、若者たちよ。」

フレディー王は見かけによらず寛大で、そして、全てを見透かして居るような雰囲気をで言った


キュカンはエスティム王国へ少しの間戻ると言う


ニックス・フレア・ビッセル

VS

ユーム・ブンブン・リーナ


の模擬戦形式での鍛錬の日々が始まる。


何時間も何時間を模擬戦を行い、ニックスは一切の休息をユーム達に許してはくれない


ニックス「リーナ、どうした?魔力切れか?」


リーナ「…はぁ…はぁ…はぁ…、魔力が残って…いません…」

リーナは意識が飛びそうなほど疲労困憊である


ニックス「そうか。お前には、守る者は居るか?」


リーナ「…」

リーナにはマリーの顔が浮かぶ


ニックス「居るか。それでは、今この瞬間、そのお前の守る者は死んだな。お前がそこで寝そべっている間にな」

ニックスが冷静にリーナを突き放す


ニックス「リーナ、この中でお前が1番弱い。1番足を引っ張っている。お前の守りたい者はそれで守れるのか?」

リーナは血が出る程、唇を噛み締め、震える膝を手で押えながら再び立ち上がる


リーナ「うおぉぉぉぉぉーーっ」

リーナは残った力で杖を使いニックスに殴り掛かる


バーーーーーーンッ!!!!!!

ニックスは容赦無くリーナを金棒で殴り飛ばし、リーナの意識を奪い去った


そんな日々が本当に長く続いた。1年が過ぎ、ユーム達の体感ではもっと長い時を鍛錬に使った感覚があった。

それほど過酷な鍛錬だった


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