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No.59 果樹の国マアル王国

ギャビ国王の計らいで盛大な宴が開かれた


ブンブン「流石!国王の晩餐会だぜ!見た事ない料理ばかりだ!」

食いしん坊のブンブンは喜ぶ


フィリップ「ところでユーム。これからどうするつもりなんだ?もうロックゼンから出て新たな旅をスタートさせるのか?」


ユーム「いや。せっかくロックゼン連邦国に来たから、マアル王国とメゲ王国も見て回ろうと思っているよ。」


ギャビ国王「そうか。それでは、ナギの奴に向けてワシが官署を書いてやろう。ワシの官署を持ってナギに会ってみればいいぞ。奴はとにかくユニークなやつだからの。はっはっはっ」


リーナ「それは有難いですね!果物とお酒の街かぁ〜、とても楽しみだわ!!」


宴は終わり

翌朝、4人はマアル王国を目指す


マアル王国に辿り着き、ギャビ国王からの官署を持ち、ナギ国王に謁見する


ナギ国王「やぁ、ギャビから聞いているよ。ユームはフィリップの弟なんだってね」

エルフ族の顔立ちの良いナギ国王が柔らかい表情で話す


ユーム「はい。そうです。マアル王国へお邪魔させて頂きます。」


ナギ国王「うんうん、マアル王国を楽しんで行ってね。あぁ、そうだ。せっかくマアル王国へ来たんだ。果樹園で働いてみると良いよ。僕が紹介状を書いておくね。」


ブンブン「いや、観光するだけだよ...」


ナギ国王「うんうん。そうだろう。よし、紹介状はすぐに準備させるから、働いて来な。」

ナギは身勝手な男のようだ。


半ば無理やり紹介状を持たされ、ナギ国王に追い払われるように城を出た4人


ユーム「ここがウィリーアム農園かぁ」

マアル王国の隅っこにある大きな農園に到着した


ウィリーアム「よう!君たちか!ナギ国王から聞いてるよ!さぁ!働いて貰うぞぉ!」

ウィリーアムが陽気にしゃべり出す!


ウィリーアム「ほらっ!マリー!お前の弟子達が出来たぞ!しっかりぶどうの世話の仕方を教えてやってくれっ!」


マリー「...うん。わかったよ。おじいさん。」

内気な少女がモジモジしながら答える。歳にして10歳ぐらいであろう


ウィリーアム「4人とも!マリーは内気だが、ぶどう園の最高責任者さっ!!しっかりマリーの言う事を聞くように!ぶはっはっはっ!」

ウィリーアムはやはり陽気である


リーナ「マリー先生、よろしくね。」

リーナが微笑みながら話しかける


マリー「...よ...よろしくお願いします...」

マリーは内気である


マリーに連れられぶどう園へ向かう


マリー「...ここがぶどう園です」


ブンブン「美味そうなぶどうがいっぱいだなぁ〜!」


マリー「とても美味しいですよ。まずはぶどう園の雑草取りと、それが終わったら肥料を撒いて行きます」

マリーが手袋をはめながら話す


リーナ「よーしっ!お姉ちゃん!頑張っちゃおうかなぁ!」

リーナはいつもより元気だ。果物が好きだと以前言っていたな


作業する事数時間


ユーム「イタタタ。腰が痛いや。マリーはいつもこうやって作業してるの?凄いや」


マリー「いつもしてるよ。お仕事だから。」

マリーの心はまだ開かないようだ


マリー「もう夕飯の時間ですね。帰りましょう」

マリーに連れられ、帰路につく


ウィリーアム「さぁ!美味しい果物と美味しいご飯だ!今日も平和に1日が終えられる事に感謝して!さぁ!食べよう!」


みんなで夕食を囲み、楽しく夕食は終わる


リーナ「マリー!一緒にお風呂へ入りましょ!」

リーナはニコニコしながらマリーを誘う


マリー「うん。良いよ。」


お風呂にて


マリー「...ねぇ。リーナお姉ちゃん」


リーナ「ん?どうしたのマリー?」


マリー「リーナお姉ちゃんは、魔法が使えるの?」


リーナ「使えるわよ!エルフ族はね。妖精さん達からちょっとだけ力を貸して貰えるんだぁ。私は風の精霊さん達から少し力を貸して貰えるから、風魔法が得意かな!どうしたの?」


マリー「...あのね。私、この前10歳になったの。能力が魔道士だった。」


リーナ「魔道士かぁ!凄いじゃない!」


マリー「...んとね。私、魔法を覚えたいの...モジモジ」

マリーがモジモジしながら、少し恥ずかしそうにリーナへ言った


リーナ「そうね!それじゃあ、明日から空いた時間を使ってリーナお姉ちゃんと一緒に魔法の特訓しよっか!?」


マリー「...っ!うんっ!ありがとう!」


次の日からリーナとマリーの魔法特訓が始まる

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