No.53 ロックゼン連邦国到着
ユーム達4人は、ようやくロックゼン連邦国へ辿り着いた
リーナ「ここがロックゼン連邦国第1の国エスティムよ!主な産業は軍事産業かしら!ベビウス軍国家に次いで世界第2位の軍事産業の街と言った所かしら!」
ブンブン「鉄の匂いがするな!でもまずは勿論腹ごしらえからだよな!」
お店に入り昼食を始める
ユーム「ねぇリーナ、まずはこのエスティムって国がどう言った国なのか教えてくれる?」
リーナ「そうね。この国を収めるのはギャビ国王で、国王自ら「極東商会」って言う会社を王宮に雇い入れ、国の政治から産業まで、商人の知恵をフル活用しながら運営しているって所かしら。みんなも聞いた事があるかも知れないけど「三方良し」って言葉があるでしょ?あの言葉はこの「極東商会」の社訓から広まったと言う話は有名よ」
ユーム・ブンブン「なんだ、その三方良しってのは」
リーナ「うん。やっぱりユームとブンブンの世間知らずは相変わらずね。例えば、ブンブンが武器屋で武器を買うでしょ?ブンブンは武器が手に入り喜び、商人はお金が手に入り喜ぶわよね?この良好な関係を持って、その喜びを地域などに商人も武器を購入したブンブンも貢献して、地域全体で幸せの輪を広げるべきだ。って思想よ。」
ブンブン「へぇ〜、壮大だなぁ」
リーナ「そうなのよ。それを素直に実践して、連邦国第1の国にまで発展したのがエスティム国よ。そして、このロックゼン連邦国の代表をしているのが、極東商会の創設者で序列称号4位のグロームさんよ。ドワーフ族で、かれこれ800年ぐらい生きているそうよ」
ユーム「へぇ。凄い人なんだね!」
リーナ「あと、このロックゼン連邦国の特徴と言うか特異的な法律が1つあるのよ。」
ブンブン「なんだ?その法律って」
リーナ「このロックゼン連邦国には「死刑」が存在しないの。裁判所が置かれ、どんな犯罪者でも最高刑が寿命が尽きるその日まで、強制労働よ」
ユーム「そんな国があるのか!?でもなんで死刑が無いんだろ?」
リーナ「それは分からないわ。ロックゼン連邦国が正式に樹立した時にその法律が誕生したと言われているわ。」
ユーム「世界には、本当に色々な国があるんだなぁ〜。」
リーナ「ところでユーム。エスティムの国に入ったけど、まずは3国の中心にある、ロックゼン連邦国の評議会に向かって、ユームのお兄さんのフィリップさんに会いに行くの?」
ユーム「いや、せっかくロックゼン連邦国に来たんだから、ギルドで依頼をこなしながら3国全て回ってみたいな!って思ってるよ!」
リーナ「でも…また「不敬罪だっ!」って、強制労働させられるんじゃない?大丈夫?」
ブンブン「フィリップは大丈夫だよ。1番大人だし、常識人だ。リーナは、リファとマリアを見てるから、ユームの兄姉が可笑しな奴ばかりだと思ってるかも知れないけど、親父さんもお袋さんもフィリップもごくごく普通だよ。リファとマリアが特殊なだけだ笑」
リーナ「それは安心だわ笑」
ユーム「あとの2つの国はどう言った国なの?」
リーナ「第2の国はマアル国ね。ナギ国王が治める国で、主な産業は果実とその果実を使ったお酒を多く輸出しているわ!ナギ国王は、ロックゼン連邦国では1番穏健派と言われ、連邦国の最高裁判長も務める人格者として有名ね。そして、第3の国はメゲ国ね。フレディー王が治める、このロックゼン連邦国で1番人口の多い国よ。フレディー王は、この東の大陸にある数々の部族を自らの手で統治し、人格、文武共に多くの国民から信頼され、世界でも大きな発言力を持っているわ。ロックゼン連邦国が発展したのも、メゲ国から多くの労働力がエスティム国とマアル国へ派遣されたからだと言われているわね。」
ユーム「凄い国ばかりだね!そんな凄い国同士が1つになってるって凄く不思議な所だね!」
キュカン「キュカン...エスティム国、知ってる...何でだろう」
3人「!!?!!?」
ブンブン「そうだ!ベビウスに向かったのは、キュカンの製造番号を調べる為だった!!!!」
ユーム「そうだよ!!キュカンが一緒に居るのが当たり前過ぎて、ベビウスで製造番号調べるの忘れてた!!」
リーナ「だ、大丈夫!きっと大丈夫!だってエスティムも軍事産業の国なんだから!」
キュカン以外3人ともとても焦っていた笑
ユーム「良しっ!ギルドの依頼をこなしながらキュカンの製造番号の情報収集だっ!」




