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No.43 戦闘開始

時は戻り、正門前



スパンダ「なぁマリア、良い事を教えてやるよ」


マリア「なんだ」


スパンダ「シエナの氷がもうすぐ溶け終わるんだ。やっとシエナに会える。それとな。裏の世界で序列称号を作ったよ。表の世界の序列称号持ちのデータは俺の頭の中にあるしな。新しい序列称号者は知らねーけど。3年後が楽しみだなぁ〜。未だにキングは最強か?ぐふふ。いの一番に殺してやるからよぉ。モフモフは元気か?ちゃーんと対策出来てるからよぉ。」


マリア「なんて事してんだお前。それで本当にシエナが喜ぶのか?冷静に考えて分からないのか?」


チェスパ「…マリア様。...私は。ベビウスの孤児院で育ちました。当時、序列称号保有者のスパンダ様とシエナ様は毎日私達孤児の為に温かいご飯を持って来てくれていました。私からすれば、父と母の様な存在です。マリア様を裏切る行為。失礼しました。しかし、私は元より、スパンダ様が私の絶対王であります。」


マリア「チェスパ。もう良いんだ。今までありがとうな。私はお前の事を実の弟だと思っていたのだよ。残念だ。」

マリアの先程までの怒り狂った目はいつの間にか落ち着き、光を失っていた。


マリア「なぽぽ。スパンダをやれ。聞く所によると70%の力程度のゴミみたいだ。ユームブンブン、お前達4人はチェスパを殺れ。負けるなよ。負けたら殺す。」


なぽぽ「承知いたしました。」


ユーム「.....わかったよ。。マリア姉さん...」


チェスパ「さぁ、ユーム。あちらへ行こう。場所を変えるよ。」


ユーム「...はい。...チェスパさん...」


上級魔族「っと、言うことわ!私のお相手はマリアさんがしてくれるとの事ですね!?いやぁー嬉しいなぁー!実はですね!私も裏の世界で序列称号持ちでして!模擬戦ですな!!」


マリア「魔族ごときがほざくな。毎度毎度、ただ数だけの弱虫じゃねーかよ。アピが居なけりゃそこら辺の小石だろ」


上級魔族「くぅーーっ!痛烈至極!!」


戦闘が始まる


マリア「時間が惜しいからさっさと終わろう」

ゆっくり上級魔族の方へ歩き出すマリア


上級魔族「...消えた?」


マリア「後ろだバカ。終わったよ。」


先程マリアが居た所から現在マリアが居る所まで一筋の冷気がゆっくりと立ち上る

上級魔族は縦に真っ直ぐ切られている。切り口が徐々に凍り始める、再生は不可そうだ。

バリーンっ。上級魔族は砕け散った


マリア「喋れても石ころは石ころだな。」


上級魔族「あっぶねーーっ!本当に死ぬ所だった!」


マリア「!?なぜだ?」


上級魔族「いやー!ここへ来る前にスパンダさんに言われてたんですよ!マリアさんは強いから沢山分身体作っとけって笑」


マリア「分身体が幾つあろうが、小石が増えただけだろ」


上級魔族「そうですねぇ。でも私も。マリアさんほど強くは無いかもですが、それなりには闇魔法が使えますので!今日ご用意させて頂きましたのは「3万体の私の分身体!!」死ぬは当然!一気にぶつけまーーーす!!さぁ、死ねよ。マリアお嬢ちゃん」

上級魔族は一気に3万体に増えた!あらゆる闇魔法がマリアへ注がれる。




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