No.38 ご馳走は安くない
ベビウス軍国家の迎賓館
広い広い迎賓館、真ん中のテーブルにはありとあらゆる贅の詰まった料理が並んでいる
ブンブン「こ、こんなにご馳走してもらって本当に良いのか!?」
ブンブンの目が輝く
リーナ「本当に、凄いご馳走! 1ヶ月炭鉱頑張った甲斐があった」
リーナは涙を流しながら喜んでいる
なぽぽ「もちろんです!でも、なるべく早く食べて下さいね?たぶん、そろそろですので。」
なぽぽが微笑む
ユーム「そろそろ?」
ユームが口いっぱいに料理を詰め込んだまま質問する
なぽぽ「うーん。なんて言えば良いのかなぁ」
悩んでるなぽぽもまた美しいのはなぜなんだろう。
なぽぽ「ベビウス軍国家のある北の大地って、1年通して、寒い冬か、ものすごく寒い冬かの2つでしょ?そして、この街は武器製造などで常に火を炊いてるでしょ?ベビウスの街は暖かいのよ!」
ふむふむ。それは分かる
なぽぽ「マリア様はそこに居るだけで、オーラが漏れ出て魔物やモンスターが近寄らなくなるの。でも、今評議会で居ないでしょ?だから街から危険なオーラが消えて、魔物やモンスターが暖を取りに街へ押し寄せちゃうのよ」
なぽぽは相変わらず微笑みながら説明する
ブンブン「で?この飯と何か関係あるのか?」
なぽぽ「うん!もちろん!そのモンスター全て、私は手を出さず、皆さん4人で討伐しきれ!とマリア様から言付かっています!」
遠くから魔物やモンスターの鳴き声と足音が近づいてくる。
なぽぽ「ほらっ!皆さん!そろそろですよ!ベビウスには四方に門があるので、4人は別れて1人1つの門をしっかり守って下さいね!」
なぽぽは常に微笑んでいる
地獄の時間が始まるのであった。




