No.37 刑罰とアイドル
カーンっカーンっカーンっカーンっ!
炭鉱でツルハシの音が鳴り響く
「なぽぽ様がもう1ヶ月近くも炭鉱に居るぜ」
「なぽぽ様、美しすぎる」
「これは懲役なのか、、ご褒美過ぎる!」
「なぽぽ様、いい匂い」
周りの罪人が毎日の様にざわめく
なぽぽ「みなさーん、私は気にしませんが、私語をしている所をマリア様に見つかると死んでしまいますよー」
なぽぽが可愛く微笑む
罪人達はマリアの名前を聞いただけでみるみる青ざめて行く
ブンブン「なんでっ!カーンっ!俺たちがっ!カーンっ!こんなめにっ!カーンっ!」
ツルハシを休む間もなく振り下ろしながらブンブンが愚痴る
ユーム「マリア姉さんなりの、これは修行なんじゃないかな?ふんっ!マリア姉さん、ふんっ!不器用だから!」
ユームも休む間もなくツルハシを振り下ろす
なぽぽ「ユーム君正解だよー」
なぽぽが微笑む
なぽぽ「チェスパさんに一撃も当てられず、雷鳥一発で気絶したんでしょ?基礎筋力と集中力がないからだよぉー」
カツッカツッカツッ
甲高い足音が近づいてくる
マリア「なぽぽ。」
なぽぽ「はい。マリア様。どのようなご要件でしょうか?皆さん真面目に働いていますよ〜。」
なぽぽが微笑む
マリア「ビビア王が退冠なさると今連絡を受けた。私は評議会へ向かう。この時刻をもってベビウスの全ての権力、力の執行は全てお前に預ける。私が留守の間、ベビウスを任せたぞ。1週間程度で戻る。」
なぽぽ「行ってらっしゃいませマリア様。道中お気を付けて。」
マリア「うむ。では行ってくる。行くぞ、チェスパ。」
チェスパ「はっ!なぽぽ、ワシも評議会へ同行する。あとは任せた。」
なぽぽ「チェスパさん、いってらっしゃーい。」
なぽぽは常に笑顔だ
数日後、ユーム達は懲役を終えた




