No.35 ロボット
ネムリーフの森
モフモフさんが住んでる森だ
ロボット「お茶です」
サササッ。
ロボットはお茶を差し出すと恥ずかしそうにそそくさとキッチンへ戻った
モフモフ「キュカンのヤツめ、相変わらず照れ屋じゃの。」
ユーム「ロボット、初めて見ました」
モフモフ「なぁに、我らとなんも変わらんよ。
一体一体に感情があり、個性があり、人格がある」
ブンブン「モフモフさんはキュカンと2人で暮らしているのですか?」
モフモフ「そうじゃよ。キュカンは迷子だったんだ。
平原のど真ん中で、誰の迎えを待って居たのか。
雨の日も晴れの日も雪の日も。ずっとそこにおった」
キュカン「キュカン...迷子...」
モフモフ「そうだな、キュカンは未だに迷子だな笑」
キュカン「えへへ...」
リーナ「モフモフ様、モフモフ様はずっとこの森でなにを?
そして、モフモフ様の能力って...」
モフモフ「別に。このネムリーフの森で生まれただけだ。
まぁ、家みたいなもんだな。本当はフラフラ旅していたいのだが、キュカンが居るからな。
ワシの能力は簡単だ。
「言霊」ワシが願い、口にすれば全てが叶う。
ただそれだけだ。まぁ、限界はあるが。だいたいの事は言葉1つで全てが終わる。」
チートだ。誰がどう考えてもチート過ぎる能力だ。
口に出せば終わるって。俺たちの鍛錬の意味なんてゼロに等しいじゃないか...!
モフモフ「お前たちはベビウス軍国家へ向かうと言っていたな。もうすぐそこだな。何をしに向かう?」
ユーム「姉が。マリア姉さんに会いに行きます。
その次はロックベル連邦国へ向かおうと思っています。」
モフモフ「なんと。マリアの弟か。」
モフモフ「お前達に少し頼みがあるのだが」
一同「...?」
ユーム「何でしょうか?」
モフモフ「キュカンを。キュカンをベビウス軍国家へ連れて行ってくれないか?」
ユーム「それは可能ですが、どうしてですか?」
モフモフ「キュカンはここから離れたがらないのじゃよ。
でもな。おしりの所へ製造番号みたいな物が刻印してある。
ベビウスへ行けばキュカンが何者で何を待って居るのか分かるかな?とな。」
ユーム「そういう事ですか。」
モフモフ「キュカン、大丈夫じゃぞ。
キュカンが留守にしている間、モフモフがちゃーんとネムリーフの森でキュカンが待っている奴を代わりに待っておいてやるからの」
キュカン「モフモフ...大好き...」
ブンブン「ロボットか...強そうだなぁっ!!」




