No.33 次の旅へ
ダンジョンから出て、即日セナさんはエルドーラ王と謁見。
次の日には貴族への刑は執行され、本当に貴族階級が剥奪された。
酒場にて
セナ「いやー、色々巻き込んでしまってすまなかったな!」
いつも通り、陽気なセナに戻っている
ユーム「いえ、まさかセナさんがあのセナさんだなんて」
パンツェ「まぁ、セナさんは見た目普通ですからね笑」
セナ「しかしユームよ。黒髪って珍しいな。俺にも知り合いの黒髪が数人しかいないぞ」
そう。この世界で髪の毛が真っ黒な人種はとても数が少ない。
ブンブン「セナさんが知ってる黒髪って、マリアやリファじゃないのか?」
セナ「なんだ、マリアとリファの知り合いか?」
ユーム「姉なんです。あと、ロックベル連邦国に居るフィリップ兄さんも」
セナ「それは凄いな。さぞユームも強いんだろうな」
ブンブン「マリアが序列称号3位、セナさんは序列称号5位。って事はセナさんよりマリアの方が強いのか?」
セナ「あぁ、んー、世界的に誤解されてんだけど、序列称号の順位って別に意味は無いんだよな。ただの番号だよ。10人居るってだけ。確かに1位のキングさんの能力はこの世界で1番って言っても過言ではないけど。ユームの姉のマリアの副官のなぽぽなんて、1度、序列称号の話、断ってるしな。9位のマスケンと互角ぐらいじゃないか?俺なんて、まだまだだよ。チート級の能力者で言えば8位のモフモフさんだろうな。正直、 キングさんでもモフモフさんに勝てる可能性は凄く低いと思う!」
一同「やっぱモフモフさんとは何者だっ!!!!!!」
ユーム「さぁ!ベビウス軍国家までまだまだ先は長い!旅を続けよう!」
一同は小国エルドーラをあとに旅を続ける




