No.24 アイの覚悟とポンコツ姫
ユーム「……リファ姉さん、食べずらいって。」
ユームが淡々とリファに言う。
大きなテーブルでの食事中、リファはユームの真横に椅子を置き、密着しながら食事をしている
ビアン「リファはどうしてユームが側に居るとこんなにもポンコツになってしまうのか…」
ビアンが冷めた目で見つめながら食事する
ユーム「アイさん、とても強かったです…しかし、どうしてあんなに強いのに、あんなに冷たく、寂しい目で戦うのですか?」
リファ「あぁ。アイは戦争孤児だよ。ビアン様と私が戦地で拾って、あそこまで強くしたのよ。」
ビアン「アイは元々は奴隷だったみたいだな。親の事もほとんど覚えていないらしい。幼くして売られたのだろうな。戦争で主を失い。戦地で1人傷だらけで座り込んでいた。1滴の涙も見せず、人生はとうに諦めた目をしていた」
ユーム「そうだったんですね…」
ビアン「アイは今まで1度も音を上げず、本当にボロボロになりながら私とリファの鍛錬についてきた。元々、魔力量も多かったのもあるが、たった4年で我が部隊の3席にまで自力で登ってきた。他の兵たちもアイの出世に異論を唱える者はいなかったな。」
ブンブン「素直に悔しいぜ。」
ブンブンが悔しがる
ユーム「ビアン様、自分達の非力さが良くわかりました。しばらくアクセイランへ留まろうと思います。その間、稽古を付けて頂けないでしょうか?」
ビアン「分かっていると思うが、私は忙しい身だ。稽古指南役をアイに申し付けておく。せいぜいアイにしごかれろ。」
ユーム「はいっ!ありがとうございます!」
リファ「ユーム、お姉ちゃんの家でしばらく暮らしなさい♡毎日一緒に寝てあげるからね♡」
リファは目を輝かせながら提案する
ブンブン「はぁ…俺らは宿屋に泊まるよ。いい加減そのブラコン治してくれよ…」
呆れ顔のブンブン
ユーム「リファ姉さんありがとう、でも、俺は旅に出たんだ。家族に多く甘えられないよ」
リファ「いやーん、大人びたユームも可愛い♡」
ビアン「はぁ…どうしてユームが居るとリファはこんなポンコツになるのだろう…」
ビアンは大きなため息をついた




