No.16 リーナは盗賊大嫌い
エルフの少女「もう終わったよ。怖かったね、もう大丈夫だよ。ヒール」
エルフの少女は、村人の子供達の傷を治癒魔法のヒールで癒していた。
ユーム「君。治癒魔法が使えるんだね。とても珍しい。でもまずは自分の傷を治す事が先だよ。これ、俺の母さんが作ったポーション。すごく効くから使ってみて」
エルフの少女「ありがとう…」
ポーションを傷口にかけるとみるみる傷が消えて行った。
ブンブン「火葬した村人の骨を拾って来るよ。。」
ユーム「ブンブン、お疲れ様。よろしくな」
エルフの少女「助けてくれてありがとう。まぁ、見たら分かると思うけど、私はエルフ族。名前はリーナ。君は多分戦士だと見えるんだけど、魔法も使えるのね。珍しい。蛙族人の彼も、相当な武人ね。本当に助かったわ」
ユーム「リーナか。俺はユーム、蛙族人の彼はブンブン、2人で旅をしてるんだ。リーナは治癒魔法使いなの?本来、治癒魔法使いは戦闘向きな能力じゃ無いはずだけど。盗賊の略奪に巻き込まれたの?」
リーナ「エルフ族はね。妖精と契約して妖精の加護が得られるの。私は風の妖精さんの加護に恵まれてて、風の力を使って走力を向上したり、剣速を向上させる事によって、少しは戦えるんだ。元々の能力は治癒魔法だから、戦闘向きでは無いけど。。たまたまこの村を通りかかり、旅の途中で泊めて貰ってて、村人達がどんどん惨殺されて、許せなくて。。」
ユーム「リーナも旅をしてるんだ。どんな目的があって旅をしているの?」
リーナ「盗賊や野盗を狩る旅よ。私は小さな小さなエルフの村に住んでいたのだけど。ある日私の家族や兄弟、親戚が全員野盗に襲撃されて殺されたの。私、許せなくて。これは私の人生を掛けた復讐の旅よ。」
このエターナルエンドの世界は多くの悲しみに溢れているようだ




