No.14 衝撃!クポ村長の正体
ギルマス「本当になにも知らないんだな。まぁ、そりゃそうか。クポ様は25年前の大戦争を最後に引退されたらからな。」
ギルマス「まぁ、簡単に言うと、クポ様は25年前まで序列第1位の称号を持ってたって事だ」
?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!
空いた口が塞がらなかった。
ギルマス「2つ名は、「神殺し神槍グングニル」。この槍から放たれる攻撃は絶対防御と言われる類の防御スキル、防御魔法の全てを歪め「絶対貫通」の能力を持つ。その保有者であり、この世界の最大の攻撃手とされ、序列第1位の称号を長く保有していたのがクポ様だ。前線には出ず、ビビア王の前にひたすら立ち続け、絶対貫通を持ってビビア王の前には敵が1人も近ずけなかったと言われている。さらに、グングニルの攻撃距離は異常で、大陸から大陸までその衝撃は伝わったと言われている。」
「マジかよ…」
ギルマス「そんなクポ様に修行され、保証人に付いて貰い、緊急討伐クエストレベルをやりこなす2人は、まぁ、普通に考えて強い部類だと思うぞ。」
ギルマス「ところで、お前達2人はこの先どうするつもりなんだ?」
ユーム「はい。今まで島から出た事が無く、自分達の使命を求め旅をするつもりです。まずは姉の居る水の都アクセイランを目指して見ようと思っています」
ギルマス「ほう、アクセイランへ向かうか。ここトンガから歩いて7日程度だな。しっかり準備をして旅立つんだぞ。」
ギルマス「それから。このトンガからアクセイランまで小さな村がいくつかある。最近、野盗、盗賊が頻繁に略奪行為を行っている。当ギルドからも討伐クエストを発注しているが、中にはBランク相当の首領盗賊も確認している。気をつけて行くんだぞ」
ユーム「はい、分かりました。ありがとうございます」
いや待て、それ絶対フラグぢゃん、、、、




