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No.13 棚ぼたランクアップ

2階の奥にあるギルドマスターの部屋へ進みノックをし部屋の扉を開ける

ユームとブンブンは少し緊張している


ギルマス「よう。そんなに緊張すんな。座れよ。俺がトンガギルドマスターのラインズだ。よろしくな」

スキンヘッドに褐色の肌、顔から身体まで数え切れないほどの傷跡が生々しい、大柄な男が大股を開いて腰掛けている。


ユーム「どうもはじめまして。ユームと申します。こっちは相方のブンブンです」


ブンブン「ども」


ギルマス「今回は、親玉ファンファンに出くわしたそうだな。まずは無事で良かった。そして、討伐ありがとうな。こっちが本来の報酬で、こっちが緊急討伐クエスト用の追加報酬だ。親玉ファンファンの素材は高く売れるはずだ。良かったな。」

小袋ともう1つ、少し大きめな袋に入った報酬を机に置いた。


ユーム「ありがとうございます」


ギルマス「ところで。お前達2人の身分証の保証人がクポ様になっている。クポ様とはどのような関係だ」

少し鋭い目つきになり、質問してきた。


ブンブン「どういった関係も。俺達はリシーヤ島で生まれ育って、先日旅に出たばかりだよ。クポ村長は生まれた時からそばに居てくれたし、たくさん修行を付けてくれて。んー、じぃちゃん見たいな存在かな」


ギルマス「がははっ。じぃちゃんか」

先程鋭くなった目つきなど思い出せないほど大きな口を開き笑いだした。


ギルマス「がははっ。失礼失礼。じぃちゃんか。お前達、クポ様の事、リシーヤ島のただの村長で、近所の面倒見の良いじぃちゃんって認識なんだな!可笑しくてな、がははっ。」

ギルマスは目いっぱい笑う


ブンブン「そう言われてみたらクポ村長の事あまり知らないなぁ。まぁ確かに、ただ強くて、お前らなんて弱すぎるからすぐ死ぬって毎日毎日言われながらしごかれたっけな」


ギルマス「弱すぎるか。がははっ。安心しろ。お前達は多分、普通に強い。今回の討伐とクポ様が保証人って事で、今回特別にCランクへ昇格してやるよ」


「...!?!?...やったぁーっ!」


2人は何故か分からないが、自分達の力を認められ事が嬉しく、同時に声を上げた。


ユーム「ところで、クポ村長の事を様付けで呼んでますが、クポ村長ってどんな人として、知られて居るのですか?確かに、序列称号を持った方がたまにクポ村長へ会いに来ていた事も何度かありまして。」

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