No.12 あっ、名前そっちか
ユーム「外の世界ってすごく面白いな!」
ブンブン「初めて命の危険ってのを感じたぜ!楽しいな!」
モンスターは討伐されるとアイテムとカクを残し消滅する。
アイテムは個人で保有しても売却しても良く、カクは必ず討伐報告としてギルドに買い取られるシステムになっている。
討伐報告をおばぁさんにし、とても感謝され、これ持って行きな。と沢山の野菜を分けて貰い、トンガの町へ戻って来た。
ギルドへ到着し、受付へ討伐報告を行う。
受付「ユーム様、ブンブン様おかえりなさい。それでは討伐報告のカクをご提出下さい」
俺はアイテムボックスから、ファングファンファンのカク20個と親玉ファングのカク1つを取り出し、受付のお姉さんに渡した。(この世界ではアイテムボックスは全然珍しい物ではない)
受付「?! これは?!もしかして、親玉ファンファンのカクでは?!?!」
あっ、、あいつ、「親玉ファング」ではなく「親玉ファンファン」って名前だったんだ笑
ユーム「そうなんですよ。ファングファンファンの討伐が終わると森の奥から、この大きな親玉出て来て、どうにか勝てました」
受付「親玉ファンファンは滅多に現れないのですが、討伐は冒険者ランクC以上となっております。本来であれば、ユーム様達には一旦逃げて頂き、ギルドへ報告、ギルドが緊急討伐クエストとして上乗せ報酬を設定しての再受注レベルになります。緊急だったとは言え、ご無事で何よりです。ギルドマスターへ報告の上、再度報酬の選定を行いますので少々お待ち下さい」
ブンブン「だってさ笑 俺達意外と強いんじゃね?クポ村長「お前達なんてすぐ死ぬわぁーっ!」って言ってたけど、年老いたおじいちゃん。案外節穴かもな笑」
ユーム「うーん、どうなんだろ?でもクポ村長が言うほど弱くは無いのかもしれないね笑」
程なくして受付のお姉さんに呼ばれた。
受付「ギルドマスターがお呼びです。こちらへどうぞ」
ユーム・ブンブン「...ギルドマスター!?」




