寂しい季節
日が暮れるのが早くなって 木々の葉が どんどんと落ちていく
のんびりいつもの道を お散歩していても 道にたくさん 葉っぱが落ちていて
上を見上げると どんどん葉がなくなって スカスカになっていく木々
風が吹く度 寂しそうに木々が体を揺らしている
鮮やかな緑色で埋め尽くされていた この道が だんだんと茶色になって
その茶色すらも 失われていく
日に日に 過疎化していくこの道を この季節に歩くと 物悲しくなってしまう
だけど 毎年 茶色になった葉っぱについた種が すくすくと育ってくれる
しばらく何もなくなって 寂しい気持ちになってしまうけれど
やがて より一層 緑を増やして また私を 出迎えてくれる
しばらくの間 ちょっぴり寂しくて 悲しい時間が続いてしまうけれど
また 出会えることを信じて 私はその時を 楽しみに待っているよ