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第3話、

 走った先に入るアルムニア皇国内にある禍津の塔、黒い乙女が随伴しないと開かないタワー。

 中は千年の沈黙を破り、活動中の星落とし委員会主力ホムンクルス、主力フレッシュゴーレムの生産活動中、禍津の塔は主力の二つを生み出す、この主の帰還に契約の人工知能禍津が現れる。

 ストリートダンサー風な衣装に、銀の線を操る糸使い。

 美形ではあるも、目が奈落や、地獄をイメージしたどす黒く、また眼球ではない眼の周りにある道化をイメージしたメイクが邪悪を伝える。

 「久しぶり禍津」

 「マイスター、お久しぶりです。かれこれ千年と少し」

 「そうだな、過去に来訪した側はいるか?」

 「いえ、禍津の塔に近いヵ所にマイスターのフレンドリストにある笑顔の妖精位がメールを送った位です。信太はいるかでした」

 「なるほど、ログインの証が十年前にあった一人とは、ナイチンゲールか」

 「マイスター、趣味に語りますが、ナイチンゲールは敵味方を問わない医療を提供した偉人に対し、笑顔の妖精は詐欺と嘘の塊であり、正気に付き合う相手ではありません、また彼女は凶悪なナイフ使いであり、毒や、麻薬や、様々な薬物を常用する危険人物です」

 「だが戦友だ」

 「それは、そうですね、失礼しました」

 「ナイチンゲールと合流を急ごう」

 「なら原始No.1のホムンクルスを随伴してください、邪魔を駆逐します」

 禍津の塔からでる、原始No.1のホムンクルスは道化姿にワイヤーを束に持つ悪役をイメージした原始No.、創成期よりプレイする信太が最も経験値を与えたホムンクルス、禍津より付き合いは長いと呼んでいい星落とし委員会所属のホムンクルス統括部代表である。

 「ナイチンゲールの居場所に案内します。彼女は香港ディズニーランドに暮らします」

 「香港か、遠いな」

 「問題ありません」

 バイクに走る信太に随伴する黒い乙女、原始No.1のホムンクルス、この九州に渡り、対馬に渡り、朝鮮半島を渡り、大陸の沿岸を南下、遠い旅に香港に来る。

 「ナイチンゲールはいるか」

 この香港ディズニーランドの内部を案内する原始No.1のホムンクルス、この先の白雪姫のテーマパークにいた。

 「よう信太」

 「ナイチンゲール、久しぶり」

 「星落とし委員会の白夜、アルムニア皇国の動き、久しぶりに友人に会うな、茶でも飲むか?」

 「ああ」

 茶を飲みつつ、話を聞く。

 「星落とし委員会は運営から委託された悪役のギルド、正体はプレイヤーのPK集団、ルール上に違反ではない、だがヨーロッパ連合に与した勇者プレイヤーのマリ・クレールは真実の悪党、表では勇者を演じ、裏では暗殺と謀略を繰り返し、ヨーロッパ連合を操る」

 「なるほど、スターファンタジー世界の話か、悪役の星落とし委員会所属としては敵とは言えるも、割りと嫌いじゃない」

 「私は大嫌いだ。似非勇者め」

 「ナイチンゲール、パーティーを組もう、俺はロードだ」

 「わかった」

 パーティーを形成、信太は制約のガンソード、ロード専用のシークレットスキルの盟約を使う。

 「取引は、欲望の一つ、復讐の成就」

 「取引は、欲望の一つ、裏切らない味方」

 二人は手を組む、この形に禍津の塔に戻る。

 「禍津」

 「マイスター、ナイチンゲールと黒い盟約を?」

 「復讐の成就、裏切らない味方」

 「なるほど、マイスターらしい」

 「さて、ナイチンゲールの復讐代理店、俺の裏切らない味方、この形に暗殺者をこなすか」

 殺し屋を営業開始する事になった。

 二人一組の殺し屋、初回は強姦した加害者の殺害。

 被害者は依頼、このターゲットを探す。

 主力ホムンクルス、主力フレッシュゴーレムを大量に放つ。

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