ららお姉ちゃんのルーツ ズドドド、ドンかいじゅうを虜にした猫 その名は、うららちゃん 前編
今日こそ、【紅p】に聞くんだにゃ‼
【ズドドド、ドンかいじゅう】を、愛は、一方通行にさせた、【うららちゃん】の事を……。
やっと聞けた【うららちゃん】のお話のスタートだにゃ♪
「……、ズドドド、ドン! ズドドド、ドン‼」
「ん?
この足音は……、にゃんだっけ?」
わたしは、くるちゃん。
朝のチュールを食べて、ねんねしてる。
だって、これを食べてもうちょっとしにゃいと、朝ごはん出てこにゃいって知ってるから!
お利口さんでしょ?
「ガチャッ! あっ! くるちゃん、発見! 今日は猫タワーだな!」
「⁉」
しまったにゃ……。
このままじゃ、ズドドド、ドンかいじゅうに、ぶぅー、されちゃう⁉
こうにゃったら……。
「ドン! ダダダッ!」
わたしは、下りた。
そして、批難した。
召使である、紅pの うぉーたーべっと(膝)に!
「あっ⁉ くるちゃん! 番犬の所に行くなぁーー‼」
成功にゃ!
紅pの後ろ盾があれば、わたしは強い‼
だから、ズドドド、ドンかいじゅうにゃんか、こうにゃ!
「シャッ!」
「くるちゃん⁉ 窯手で攻撃は止めて!」
やった!
ズドドド、ドンかいじゅうを、撃退したにゃ‼
紅pも喜んでる♪
鼻、高々にゃ!
でも、紅pがまた、変な事を言った。
「くるちゃん、そのポーズ、うららちゃんに似てるね!」
今、紅pは、にゃんと言ったかにゃ?
うららちゃん?
どこかで聞いたようにゃ気がする……。
にゃんだっけ?
「らーちゃん、くるちゃん、ごはんよ!」
「あっ! ママ、待ってましたにゃ♡」
そして、ママが、わたし達のごはんを用意してくれた。
それから、わたしはママの膝に、トントンして、紅pにも、トントンしてあげた。
こうしにゃいと、紅pはすねちゃうから!
それから定位置である紅pの うぉーたーべっとにのって、ごはん茶碗を紅pに持たせてあげた。
「はい、くるちゃん、どうぞ。今日のごはんは何かな?」
思い出せないまま、わたしは、紅pの うぉーたーべっとの上で、朝食を始めた。
カリカリより、もっと缶詰を多くしてほしいものにゃ!
すると、ママの悲しい声が聞えたにゃ。
「もぉ、らーちゃん。ごはん食べないの? ママ、悲しい……」
でも、ららお姉ちゃんは、すたすた歩いて紅pの横を通りすぎようとした。
「うららちゃんに似なくて良いところは似るんだから……」
「お黙り、紅p‼」
すると、ららお姉ちゃんは紅pをキッてにらんで、紅pの足を踏んで行った。
「ららちゃん……。今のワザとだよね? 正座して、出てる足先を踏んだでしょ?」
ららお姉ちゃんは、紅pを無視した。
いつもの事だけどにゃ!
って、思い出したにゃ‼
「紅p! うららちゃんの事を教えてにゃ‼」
「くるちゃん、もう完食したんだね。御馳走様でした!」
「そうじゃにゃくって!」
「くるちゃん、ららちゃんのごはん、どうする?」
「食べるにゃ♡」
そして、わたしは、ららお姉ちゃんのごはんをもらった。
缶詰部分だけだけどにゃ!
「ふぅー。お腹、ぱんぱんだにゃ!」
「くるちゃん、凄い⁉ ららちゃんのも完食するんだから!」
そして、紅pはわたしたちのごはん茶碗を洗った。
きれいに洗ってにゃ!
それから紅pは座って、わたしは猫タワーのてっぺんで顔を洗った。
わたしは、きれい好きだもん♪
って、そうじゃにゃいんだって‼
「紅pったら‼ うららちゃんの事‼」
わたしが紅pを見ると、紅pと目が合った。
「くるちゃん、おいで♡」
わたしは、うららちゃんのお話を聞くため、ドン!って下りて、
紅pの うぉーたーべっとに行った。
すると、紅pはとっても喜んだ。
「くるちゃんはこういう所も うららちゃんに似てるねぇ!」
今にゃ!
ここで、イチコロのあれをやれば……。
紅pから、うららちゃんのお話を聞けるにゃ!
「ちゅ!」
そして、わたしは、決めた。
すると、紅pは、にゃにゃあ言って後ろに倒れたにゃ」
計画通り!
紅pは一度倒れたけど、うららちゃんのお話を聞かせてくれそうにゃ♪
そして、わたしは起き上がった紅pの うぉーたーべっとにのって、その時を待った。
わたしは、くるちゃん。
【ズドドド、ドンかいじゅう】へ。
わたしは、こういう風に、逃げる事もできるんだよ?
だって、【紅p】は、いつだって、わたしの味方だもん♡
だから、あっちに、行っちゃえ‼
行かにゃいと……、また、鎌手攻撃だにゃ!




