わたしのルーツ その名は、リロちゃん 後編
私は、紅pの、うぉーたーべっとの上♡
リロちゃんのお話の続きだにゃ♪
紅pのお膝は、うぉーたーべっと。
ズドドド、ドンかいじゅうがそう言ってた。
でも、その通り。
寝心地が良いから、ついつい、寝ちゃうんだにゃ……。
って、そんにゃ事を言ってる場合じゃにゃい‼
「紅p! さっきの、お話の続きを聴かせるにゃ!」
「くるちゃん……。起きた? さすがに、二時間は厳しかった……」
紅pは、足を摩ってた。
どうしたのかにゃ?
そんな事をしてにゃいでお話の続きを聞かせてほしいのに……。
「そうそう。リロちゃんは、パパのお膝が好きだったんだって!」
「それそれぇ! リロちゃんのお話を聞かせてにゃ!」
紅pは、思い出してくれた。
良かったにゃ!
わたしは、くるちゃん。
紅pからわたしのルーツなる、リロちゃんのお話を聞いてるの。
そのリロちゃんが、ズドドド、ドンかいじゅうを、愛は、一方通行にしたから、
わたしが困ってるんだにゃ!
でも、紅pによると、もっと先に、ズドドド、ドンかいじゅうを とりこにした猫がいるらしい……。
「とりこって、にゃに?」
私が、じぃーって紅pを見ると、紅pは、わたしの鼻に紅pの鼻をすり寄せてきた。
「私は、くるちゃんの虜だよ!」
「ほう! とりこって、そういう意味だったのにゃ!」
それから紅pは、リロちゃんについてまた話してくれた。
でも、わたしは、びっくりした。
だって、あんなに仲良しだった ママと、リロちゃんは、一年くらい離れてたんだって!
どうしてかって?
それは、ママとパパが一緒に暮らすようになったから。
ママと、パパが一緒に住み始めた処は、猫は住めないんだって!
そんな所、あるのかにゃ?
でも、そんな所のせいで、リロちゃんはママに捨てられたって思ったみたいで、家出をしたにゃ!
ママは、、すんごく探したみたい。
そこでママは、リロちゃんを呼んだんだって。
そしたら、リロちゃんは、お返事をした!
一年間も会ってにゃいのに、お返事した!
からの、運命の再開だにゃ!
それから、ママはママが住んでる所に、リロちゃんを連れて帰ったんだって。
えっ⁉
猫は一緒に住めなかったんじゃ……?
でも、リロちゃんはママと一緒に住んだみたい。
その時、リロちゃんはパパを初めて見たんだって。
すると、リロちゃんはこう言ったにゃ。
「シャァーーーーー‼」
にゃんで?
ママとリロちゃんは仲良し。
だから、ママはパパの悪口も教えてた。
だから、
「わたしのママを泣かしてたのは、お前かにゃ‼」
て、リロちゃんはパパに怒ってたんだって!
怖いにゃ‼
そんなリロちゃんだったけど、一週間、パパを観察してたら変わったんだって!
「いにゃぁーん、良い男にゃ♡」
これこそ、猫の心とにゃんの空ってとこかにゃ?
そして、リロちゃんはパパのお膝に、レッツ、ゴー!ってなったんだとさ!
おしまい!
えっ⁉
紅p?
これのどこが、ズドドド、ドンかいじゅうが、愛は、一方通行になったのと関係があるのにゃ?」
これのどこが、リロちゃんとわたしがそっくりにゃの?
リロちゃんが、わたしのルーツにゃの?
「ごめん、くるちゃん。ちょっと、トイレに行ってくるね。ガチャッ」
そして、紅pは、ガチャッの向こうに行っちゃった。
それから今日、紅pから続きのお話は聞けなかった。
「もう、紅pったら! 絶対、忘れずに続きを聞かせてにゃ‼」
わたしは、くるちゃん。
【紅p】へ。
これのどこが、【ズドドド、ドンかいじゅう】が、愛は、一方通行ににゃった事と、関係があるのにゃ?
これの、どこが、わたしのルーツなのにゃ?
んにゃ?
それは、またのお楽しみだって?
じゃあ、待つにゃ……。
【紅p】が、お話してくれるまで……。




