おまけの話 26 ららお姉ちゃんは、とっても素早いんだにゃ! 10
わたしは、くるちゃん。
今回も前のお話の続きだニャ!
んで、今回でこのお話は最後なの。
頭に角が生えたママ……。
そんなママに紅pからつき出された ららお姉ちゃんの運命はいかに?
それがわかるお話だにゃ!
あとね、今回のお話でこの作品の大元のお話を投稿してから1年が経つんだって!
みんな、今まで応援してくれてありがとうだにゃ♡
これからも わたし、くるちゃんのお話は続くから、
召使紅pと、わたしをよろしくね!
わ、わわ私は、らら様!
今、誰にも見つからないように隠れてるの!!
何でかって?
それは、ママがお怒りだからよ!!
怒りに任せて紅pにトラップを仕掛けたつもりだったけど、ママが目の前にいる事を忘れてた!?
だから、ママにトラップを仕掛けたのがばれちゃって……。
と、とりあえず、このままだと私は大変な事になっちゃう!!
だから、隠れてるの。
このまま、ママのお怒りが静まりますようにって祈りながらね……。
でも、無理だわ。
ママの頭に角が見えるんだもの!
あぁ……。私の猫人生、終わったわ……。
これも全部、紅pのせいだからね?
私に何かあったら、たたってやるんだから!!
ふぅっんっだ!!
私が猫人生をあきらめた時だった。
「ほぉら? らっちゃん、ママのトコに行こうか?」
そう言いながら紅pが私を捕まえた。
「ちょ、ちょっと!? 放しなさい紅p!!
私はまだ死にたくないのぉーー!!」
私はそう言いながら抵抗したわ。
でも、紅pは私をママにつき出した。
私を売るなんて、絶対に許さないんだからぁーーー!!
そんにゃ ららお姉ちゃんは黒いおめめが大きくなってたんだにゃ。
わたしは、くるちゃん。
今ね、ママにだっこしてもらってる。
んで、そんなママはお怒りにゃの。
それは、ららお姉ちゃんがトラップをしかけた所を見ちゃったからで、
ららお姉ちゃんが「ごめんにゃさい」って言わずに逃げちゃったからにゃんだけど……。
でも、わたしがサービスして少しはお怒りが静まったんだよ?
だけど、ららお姉ちゃんを見たママの頭の角がのびちゃった!?
ママ、お怒りだにゃ!!
にゃのに、紅pったら、ママに ららお姉ちゃんをつき出したの!?
酷いにゃ!!
でも、わたしがそう思ってたら、紅pはこう言ったんだにゃ。
「ママちゃん。ららちゃんは、ママちゃんが くるちゃんを好き好きしてる事に嫉妬したんだよ?
ららちゃんのママが、ららちゃんじゃなくって、くるちゃんを先に好き好きしちゃったからさ。
ごめんねぇ、ららちゃん。
ららちゃんがせっかくママを待ってたのに、
私が先に くるちゃんをママに見せつけちゃったせいで……。
ほら、ららちゃんも『ごめんなさい』って言ってるから、許してあげてよ!」
すると、ママは、キッて、ららお姉ちゃんをにらんだけど、ママの頭の角は引っ込んだの!?
どーーにゃってるにゃ?
そして、わたしの頭に ?マークが出ると、ママはこう言ったんだにゃ。
「じゃあ、らっちゃん! おいで!!」
そうしたら、ららお姉ちゃんは紅pからママの処に、ぴょんって飛び移ったんだにゃ。
んで、わたしは、ららお姉ちゃんに踏まれて苦しかったから紅pの所に、ぴょんって移ったの。
そんにゃ わたしが ららお姉ちゃんを見ると、ららお姉ちゃんはこう言ったんだにゃ。
「ママ、大好き♡♡」
そして、♡ をいっぱい出した ららお姉ちゃんはママに、すりすりした。
そしたら、ママも ららお姉ちゃんに、すりすりしてた。
そう、ママの機嫌はなおったんだにゃ!
良かったにゃ♪
でも、ららお姉ちゃん……、頭の回転も素早いんだにゃ!
だけど、ちゃんと、「ごめんにゃさい」て言わなきゃだめだよ?て思った くるちゃんでした♪
私は、らら様
【紅p】へ。
ふ、ふんっだ!
今回は、たまたま上手くいっただけだからね!!
それと、私の可愛いビーム♡が炸裂したから、ママの角が引っ込んだんだからね!!
お分かり? 紅pは何にもしてないんだからね!!
……ま、まあ、ほんの少ぉーーしだけ、助かったわね。
次回からは、そう思った私の話になるわよ!




