おまけの話 22 ららお姉ちゃんは、とっても素早いんだにゃ! 6
わたしは、くるちゃん。
今回からはね、ららお姉ちゃんのトラップについてのお話ににゃるんだよ。
みんな、トラップって意味、わかるかにゃ?
くるちゃんは……、わかんにゃいからこのお話をみんなと読むんだにゃ♪
さぁ、そんにゃお話のはじまり はじまり~☆
私は、らら様
私が素早いですって?
ふん。当然!
だって、私は猫だもの。
しかも、らら様よ?
何でも一番に決まってる!
そんな私は人間に時々嫌がらせをするの。
そうね、でもそれにはちゃんと理由がある。
それは、私をイラっと、させるから!
例えば、私がお腹空いてるのに、おやつをくれないとか、私の好きなごはんをくれないとかね。
あと、一番イラっとして嫌がらせをしたくなるのは、紅p!
だって、あの女ったら、くるちゃんばっかり甘やかすのよ?
くるちゃんばっかり、うぉーたーべっと(膝)とか、2(腹)にのせてあげるのよ?
私だってのりたいのに……。
いやいやいや!?
違うわ!
私は、のってあげるの!!
そう、私が!のってあげるのよ!
ふんっ!
私がのってあげるって言うのに、紅pは、くるちゃんばっかりのせるの。
そして、くるちゃんったら幸せそうな態度をするのよ?
ねぇ、イラっとするでしょ?
だぁ~かぁ~らぁ……、あれを仕掛けちゃうのよね♪
そう! らら様特製のトラップを!
そうねぇ、大体大きさは500円玉くらいがスタンダードかしらね?
たまに失敗して、すごい事になるけど……。
どちらにしても、紅pが引っかかったら面白いのよねぇ♪
紅pったらね、くるちゃんと同じでおドジさんなの。
そこは駄目って言った時にはもう遅いって事ばっかり。
そんなおドジさんな紅pったらね、すぐに私のトラップを踏んじゃうの。
まあ、私が紅pが座る所の近辺に仕掛けるんだけどね。
でも大抵のトラップを踏んだり触ったりするから、紅pは「きゃーー!?」て言うの。
面白いわよ♪
それから急いで紅pが掃除をしているのを私は見てる。
そして、私は紅pに、こう言うの。
「ごめんなさいは?」てね♡
ふふっ♪
にゃんか今日の ららお姉ちゃんはとっても機嫌がいいんだにゃ。
わたしは、くるちゃん。
今日は、ガチャッの隣にある棚の上にいるんだにゃ。
そこから機嫌がいい ららお姉ちゃんが見える。
でね、今日はママと紅pがいるんだけど、このお部屋にはいにゃいの。
どうしてかって?
にゃんか二人で、トントントンって、ガチャッの向こうで音がしてから帰って来にゃいの……。
きっと紅pの すみかだにゃ!
あそこは、わたしの すみかでもあるのに……。
紅pったらね、ママがいたら連れてってくれにゃいの!
どうしてかにゃ?
くるちゃん、つまんにゃいから早く紅p帰って来にゃいかにゃ?
そう思ったわたしが大きなため息を鼻でしたら、トントントンってあの音が聞えた!?
んにゃにゃ!
あの足音は紅pの足音だにゃ♡
わたしは紅pの主人だからわかるの。
早く早く、紅p。ガチャッ、してよ!
わたしがそう思ってたら、ガチャッてして、紅pが来たんだにゃ!
私は、らら様。
【紅p】へ。
あのね、お出かけから帰って来て早々、「くるちゃん♡」ってうるさいんだけど?
なぁーーーんか、忘れてないかしら?
そうそう……。シャッター開けて、「くるちゃん♡」、じゃなくって!
うん、そう、色んな所をチェックして……、「くるちゃん♡」……馬鹿じゃないの?
ふんっ! もういいわ!!
こうなったら、とびっきりのトラップを仕掛けちゃうんだから!!




