おまけの話 14 ららお姉ちゃんは今日もズドドド、ドンかいじゅうから逃げるんだにゃ! 2
ららお姉ちゃんに思いが伝わらにゃいズドドド、ドンかいじゅう。
そんにゃズドドド、ドンかいじゅうがもうちょっとて朝ごはんを食べ終わるんだにゃ……。
んにゃにゃ!?
あ、あの音は……!?
んにゃ?
そんにゃ不思議な音の後に聞こえてきた音……。
それがにゃんにゃのかがわかるお話だにゃ!
私は、らら様。
今、猫タワーでお休み中。
だって、ズドドド、ドンかいじゅうをからかってたら疲れちゃったから。
それに、まだ朝ごはん出て来ないしね。
私は、無駄な事は極力避けたいの。
ふん。
そんなある朝の事だったわ。
私はママから朝ごはんをもらうまで仮眠してたの。
すると、あの音が聞えた。
「ごくごく ごく!」
はぁ……、もうなの?
早すぎじゃない?
本当に面倒臭いわねぇ……。
そうして ららお姉ちゃんは、おっきなあくびをした。
私は、くるちゃん。
今、召使である紅pの うぉーたーべっと(膝)で、ズドドド、ドンかいじゅうを見張ってたの。
にゃんでかって?
あと少しで ズドドド、ドンかいじゅうの前のごはんが空っぽににゃるからだにゃ!!
んにゃ?
それでにゃんで わたしが、ズドドド、ドンかいじゅうを見張ってるのかって?
それはね、ズドドド、ドンかいじゅうがこれから ねんねしている ららお姉ちゃんを捕まえて、
ぶぅーーっ、する気だからだにゃ!
それにもしかして、朝ごはんが足りにゃいとか言って、
ららお姉ちゃんを食べちゃうかもしれにゃいんだよ!?
信じられにゃいかもしれないけど、わたしは何度も
ズドドド、ドンかいじゅうに食べられそうになったんだから!!
んで、さっき、追いかけっこして全然、ズドドド、ドンかいじゅうは
ららお姉ちゃんをつかまえられなかったから、絶対につかまえるって、はりきってたにゃ。
いつまでたっても、愛は、一方通行にゃんだから……。
そんな ズドドド、ドンかいじゅうがもう少しで朝ごはんを食べ終わりそうだったにゃ。
あと、あのコップに入っているものを飲み終えたら終了にゃ……。
「ごくごく ごく!」
にゃにゃ!?
ズドドド、ドンかいじゅうが一気にそれを飲んじゃったにゃ!!
ついに、ズドドド、ドンかいじゅうが朝ごはんを終了したんだにゃ。
じゃ、じゃあ、これから ズドドド、ドンかいじゅうは、ららお姉ちゃんの所に行っちゃう?
でも、ららお姉ちゃんは……。
「あぁーー!! らら様!?」
「どうしたの、ズドドド、ドンかいじゅう?
急に大声なんか出しちゃって、びっくりするじゃない?」
「見てよ紅p!! らら様が!!」
「えっ!?」
そうして、紅pは、ズドドド、ドンかいじゅうが指をさしている方向を見たんだにゃ。
「あははは! ららちゃんったら! 本当に可愛すぎなんだから!」
すると、紅pはすぅんごく笑ったんだにゃ。
「紅p!! 笑いごとじゃない!! 何とかしろ!!」
そして、ズドドド、ドンかいじゅうは、すぅんごく怒ってたんだにゃ!?
にゃにがどうにゃっているのか わたしが紅p達が見ている方を見ると、
にゃんと、ららお姉ちゃんはいつの間にか場所を変えていたんだにゃ!?
私は、らら様。
【紅p】へ。
あのね、ズドドド、ドンかいじゅうだけでもうるさいのに、
紅pまで大きな声を出さないでくれるかしら?
朝は貴重な睡眠の時間なのよ?
朝はきっちり寝て健康を保つ!
これが私の病気知らずの健康の秘訣よ?
えっ!?
昼も夜も寝てるじゃないのって?
……ふんっ! お黙り!!




