おまけの話 3 いいもん! わたしは、こうやって、ガチャッの向こうに行けるから♪
ガチャッの向こう……。
わたしは、こうやって行けるようになったんだにゃ♪
そして、紅pの すみかを発見したんだにゃ!
そのお話だにゃ♪
またまた、くるちゃんのお歌が聞けるんだにゃ♪
わたしは、くるちゃん。
最近、ららお姉ちゃんがぴょんして、ガチャッしても、ガチャッの向こうに行けにゃい。
どうしてかにゃ?
ららお姉ちゃんは、紅pのせいだって言ってたけど……。
紅pに、聞いてみよっと♪
紅pはわたしの言う事は、にゃんでも聞いてくれるから!
☆*☆*☆
「ねえねえ、紅p!」
「なぁに、くるちゃん?」
「ガチャッの向こうに行けにゃい!」
わたしは、ガチャッが付いてる壁を前足で、トントンした。
「駄目よ、くるちゃん……。そっちには行けないの」
「どうしてにゃ?」
わたしは紅pを見上げた。
「んもう、! そんな可愛い顔しても行けないの! それに鍵を付けちゃったしねぇ……」
「鍵って、にゃに?」
わたしは、うるうるしてみた。
紅pが、わたしのうるうる目に弱いって知ってるから♪
すると、計画通り!紅pはわたしに負けた。
「くるちゃん、ママには内緒だからね!」
そして、紅pはわたしをだっこして、ガチャッしてくれた。
それからあの変にゃ音の正体がわかったにゃ!
「カチャ……」
紅pはわたしをだっこしたまま紅pの手を伸ばして、カチャカチャしてた。
あの上にあるもの、にゃにかにゃ?
「じぃー……」
「こんなもんかな?」
「紅p、それ、にゃに?」
「ねえ、くるちゃん。ドアの上に鍵を付けたんだ♪
これで ららちゃんが開ける事はないでしょ? えへへ♪」
ららお姉ちゃんの言う通りだった……。
紅pが、変にゃものを付けてたにゃ!
悪いやつにゃ!!
でも、そんにゃ紅pはもっと悪い事をしたにゃ!?
「くるちゃん、折角だから、私の部屋に行ってみる?」
「行くにゃ!」
紅pが悪いんにゃからね。
だって、紅pが連れて行ってくれるって、言ったんにゃもん!
とんとん、とん♪
紅pが、くるちゃんをだっこして~♡
くるちゃんを紅pの すみかまで、連れてくにゃ♪
くるちゃんはズドドド、ドンかいじゅうの すみかは、嫌嫌にゃ!
歌ってたら、あっと言う間に紅pの すみかに到着にゃ♪
紅pの すみかは、あの時、ガチャッできにゃかった丸いものが付いてた処だった。
でも、紅pはちょっと違う音だったけど、ガチャッしてその向こうに行った。
どうにゃってるにゃ!?
ららお姉ちゃんにできにゃくて、紅pにできるにゃんて……。
信じられにゃい!
わたしが目を大きく開けると、紅pがわたしの顔に紅pの顔をすりすりしてきた。
そして、
「さあ、どうぞ、くるちゃん。ここが私のお部屋だよ」
て、言って、紅pはわたしを、そっと床に下ろしてくれた。
ここが、紅pの すみか……?
紅p、探検してみるにゃ!
わたしは紅pの すみかを、くんくん、匂いながら探検する事にしたんだにゃ♪
わたしは、くるちゃん。
【ららお姉ちゃん】へ。
ごめんにゃさい……。
紅pが、いいって言うから……。
紅pが、連れてってくれるから……。
紅pの すみかで、いいもの、いっぱいくれるから……。
全部、紅pが、悪いんだにゃ‼




