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なにがあった!?  作者: 山依
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未来を想う

冬季で寒い季節。時間帯。


(君の隣にいられればそれだけで心が燃え上がるよぉぉぉ)



・・・・俺何してるんだろう?

ふと空を見上げると太陽なんて見えず雪雲が一面覆っていた。

今は12月25日、クリスマスである。だが周りを見てもカップルなんて一組もいない。外に居るのは仕事終わりのサラリーマンばかりである。


音楽が流れているイヤホンを外し、「俺は何をしてんだろ~」小さくつぶやく。

なぜ部活終わりのこんな寒くて暗い時間に恋愛ソングを聞いて帰路に着こうとしてるのか。





私は、中学を卒業して工業高校に進学した。

私が住んでいるところは小さな田舎町で人口は3000人もいない限界集落で形成されているところである。住んでる地区で一番若いのはもちろん自分だ。小学校低学年の時は近所のおじいさん、おばあさんに呼ばれ家に行き学校の話をするといういわゆる孫プレイをしていた。

報酬はお菓子である。自分の家は裕福ではなく片親で農家の祖父母と暮らしていた。もちろんおこずかいなんてない。おこずかいを始めてもらったのは中学一年生で500円だ。この500円のとてつもない価値があった。


近所のおばあさんは地区で唯一小さな商店を経営していた。その商店には、お菓子、ビール、たばこ、日用雑貨などが売られていた。


500円の使い道について説明しよう。

まずは100円を使い、500㎖缶のジュースを買い、150円を使ってパッキーという細いクッキーにチョコがかかってるお菓子を買う。もう100円でポテトチップスを買う。もちろんコンソメ味だ。

50円を使いチューイングキャンディーを買う。

以上だ。


残り100円余ってるって?貴族め


残りは次のおこづかいが少なかった時の足しにする。おこづかいは500円と決まっていたわけではない。

MAXが500円という話だ。あるときは200円、少ないときは100円だ。

100円でこの私が満足できると思っていたのか?あまいな、、、体脂肪率29.9%(中度肥満まであと0.1%の軽度肥満デブ)の体が我慢できると思うか?そういうことだ




なに?なんで少ないおこづかいで太れたのかだって?


理由は二つある。


一つは、祖父がその時は土木作業員として働いていたのでお菓子をたくさん買ってくれたからだ。だからおこづかいが少なかったんだと思っている


二つ目は目につくものは食えるだけ食っていたからだ。


簡単な理由だな。


おこづかい話が長くなってしまった謝る。


私が進学した工業高校は自分の住んでいるところからしたらめちゃくちゃ都会だ。


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