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憧れの転生だけど萎える  作者: すとらいふ
1/1

プロローグでいきなりだけどクソが。

君はどこの誰だ。


何が好きで何が嫌いで。


何のために生きる。


「いきなりで悪いんだけど、なにこれ?何か直前の記憶ねーし、気がついたらこの真っ白なところに居るし

いきなりそんなこと言われたって分け解らんわ」


すいません。


「いや、別に良いんだけど。てゆーかさっきの流れとムードぶち壊しやな。」


いや、壊したのは君だろ?


「いや、まあそうだけど。

 で、ここどこ?確か俺ムショに敵のムショにカチ込みに行こうとしたんだけど。」


うわ。君ジャパニーズマフィアだったのか。


「マフィアじゃなくてヤクザだろ?」


そうそう。


で。その直前のことなんだけど。


いいニュースと悪いニュースどっちから聞きたい?


「そりゃいいニュースだろ。辛い事からは目そむけたいやん」


わかった悪いニュースからだね。


「嫌がらせかよ。性格悪いな。」


お褒めに頂き光栄です閣下。


冗談は置いといて。


君、引かれて死んだよ。


「そうか。死んだか。引かれてかー。マヌケだなー。

 あっはっはー

 あははは。

 ははは。

 はは。

 ふざけんなゴルラア!」


こ、こわっ


君はムショにカチ込もうとしてオヤジさんのシマ出てって、信号渡ろうとした時飲酒運転の車に引かれてお陀仏したわけさ。


「まじかよ。で、いいニュースは?

 天国いけるってか。」


そうじゃなくて、引いた犯人が僕だってこと。


「フザケンなゴルアア!タマ取ったるわ!でて来いクソヤロウ!」


ふー、実態がこの世界に無くてよかった。

いや、酔っぱらった時にね?

100キロ出して人引いたらどうなるんだろうって思ったんだよ。


「どっちにしろ悪いニュースじゃねーか!」


いや、これからだよ。

その引いた善良すぎる一般市民の僕は、超絶後悔してね。

君を異世界に転生させてあげる事にしたんだ。

僕は地球では一般市民、君が今から行く世界・サルシでは転生神だからね。


「何が善良だ。

 後悔の欠片もしてねーのに。

 にしてもそうかー。異世界かー。

 えええええええええええええ!

 まじかまじか!」


よかった。チャラにしてくれそうだ。


じゃあ転生する前に、2つ聞く。


何かあっちに持ってくかい?


「転生じゃないの?転移なの?」


いや、後から黒猫の配送的なので送っとく。


「ヤ◯トかよ。

 じゃあ、俺の愛刀で。」


オッケー。


で、もう一個。


君はノンケでもホモでも食える男?


「アーッ!

 アホか!女子だけだわ!」


はいはい。わかったよ。

転生だから生まれるところからだけどいい?


「いいよ。

 そっちに二人目の親父できるのか。」


そうなるね。

産声はこうあげなよ。


やったねおっさん!家族が増えるよ!


「おいばか止めろ」


あはは。


お、準備が出来たみたいだね。

じゃあ快適な異世界にいってらっしゃーい!


「ネズミの国の乗り物かよ。」


そう言った時、真っ黒に視界が染まった。


***


ここは腹の中か?


あ、ズルッと出た。


親父はあれか?


たえちゃん言うか?


いや、それはいいや。


う。赤ん坊だからトイレが近


あ。


タマとウインナーがない。


転生って俺。


異世界で女子になったのかよ!


ふつーこういうのって男だろ!


あいつのタマはやはりいつか取る!(二つの意味で)

 




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