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妹のオマケで異世界に召喚されました  作者: 春岡犬吉
ガルムイ王国編 第二章
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妹にイエローカード出ました

 ノーザマインはユセルフ王国を南北に貫く主要街道の南端に在る為か、意外な程出入りが多く、門前では六人の衛兵が忙しなく動き回りながら、出入りを厳重に管理していた。

 ただ、今は商人の出入りよりも冒険者の方が多い事が、主な理由らしいが。

 分からんでもないけどね。冒険者って結構無法者も居るしさ。

 そして、列に並ぶ俺達の前に居る冒険者の会話に耳を澄ませば、どうやらカチェマの現状を聞き付けている者達も居る様だ。

「なんかよう。カチェマじゃ冒険者が足りなくて依頼が山積みらしいぜ」

「そりゃそうだろ。魔物の大量発生に合わせて野盗が張り切ってるらしいからな」

「って事は、稼ぎ時って事だよな?」

「おうよ。遠征してちょちょいと依頼を熟せば、がっぽり儲かるぜ?」

 終いには笑い声を上げて周りから注目される始末だ。

 頼むから無茶だけはしないでくれよな。あんた達の事は知らなくても、同業者としては心配でたまらないんだから。

 そんな事を思いながら気を揉んでいると、何時の間にかウォルさんが二言三言衛兵と会話を交わして頷くと、その衛兵達が馬車の周りを忙しなく動き周り、色々とチェックをし始めた。

 どうやら俺達も例外では無いようで、顔パスとは行かないらしい。ただ、こうやって真面目に職務を熟す者が居るのであれば、この街の治安はかなり良さそうだと感じた。

 だがこれに、不満を表情に上らせた者が居る。

 それは可憐。

 苛いの表情を隠しもせず、馬車の周りを忙しなく動き回る衛兵を睨み付けているのだ。

 そこから読み取れる事は、ウォルさんも居るし同じ国の騎士だからと、ノーチェックで入れると思っていた節が見受けられる。

 そんな態度を見せる可憐は、アーツ辺境伯の元へ連れて行かない方が良いのではないか、とも思った。

 尤も、衛兵達はそれを気にする素振りも見せず、粛々と職務を熟しているが。

 御者台でウォルさんと共に座りながら動き回る衛兵を眺め、そんな事を考えていると、視線を感じてそちらへ顔を向けると、直ぐに衛兵が目を逸らした。

 何だ? 俺がそんなに珍しいのか?

 不思議に思いながら隣に座るウォルさんの腰を軽く肘で突付き、

「さっきさ、衛兵が俺の事見てたんだけど……」

 小声で話し掛ける。

「ああ、それは多分、私と肩を並べて座って居るからでしょう」

 言っている意味が分からず、俺は微かに首を捻る。

「衛兵達は私の事を知ってはいても、マサト様の顔までは知りませんからね。ここの衛兵は街を離れる事がありませんから」

「って事は、もしかして、あれか? 将軍様と肩を並べて堂々と座ってるから何者だ? って感じなのかな?」

「そうでしょうね。まあ、そのうち声を掛けて来ると思いますよ」

 流石は国境に近い街の衛兵だな、と少しだけ感心した。

 だが、それと同時にもう少し情報を得た方が良いのでは? と心配になった。

 これがもし何処かの国の王族関係者がお忍びで来たとすれば、絶対不快感を露にして抗議とかする輩が出てくる筈。でもまあ、そんな奴らはお忍びと言っても、こんな質素な馬車では訪れないだろうし、護衛だってたんまり付けてるだろうから、見た目で分かるから心配する必要は無いのだろうけどね。

「失礼、いくつか質問をしても宜しいですか?」

 俺を見上げるようにして衛兵の一人が声を掛けてくる。

 ウォルさんの言った通りになったな。

 そんな事を思いつつ返答を返した。

「いいですよ」

「貴殿の名を聞かせては頂けないだろうか」

「マサト・ハザマです」

 一瞬、その表情に動揺が走ったのが見える。

 そりゃそうだ。これでも一応は王女様の夫だし、爵位は男爵位だけど、ユセルフ王国内での立場で言えば、俺の方がウォルさんよりも上だからね。

「それを証明する物は――」

「ほい」

 俺は腰のポーチからギルドカードを放り投げて、衛兵が慌ててそれを受け取り目を通すと、見る間に顔が青ざめていった。

「し、失礼致しました!」

 カードを両手で捧げながら頭を下げて返してくる。そんな様子に他の衛兵や審査を受けている人達も何事か、と此方に顔を向けて訝る表情を見せていた。

 俺はそれを受け取りつつ笑顔を向けながら口を開く。

「別に気にしていませんので、面を上げてください」

 恐る恐るといった感じで衛兵が此方を伺うように顔を上げる。

「貴方の様に真面目に職務に励む方は、我が国にとって掛け替えの無い人材です。これからも騎士としての矜持を忘れず、職務に励んでください」

 そう声を掛けると、衛兵は姿勢を正して最敬礼の姿勢を取った。

「はっ! 私如き者には勿体無きお言葉、真に有り難う御座います。閣下のご期待に沿えるよう、今後も気を緩めず職務を真っ当いたします」

 俺がその言葉に満足して頷くと、隣ではウォルさんが何度も頷き、可憐は目を丸くしていた。

 衛兵がもう一度礼をしてから立ち去った後、可憐が近付き困惑した表情で話し掛けて来る。

「おにいが何だかどっかの偉い人に見えたんだけど……」

 どっかの偉い人じゃなくて、諸々の理由から偉くなっちゃったんだよ。

「これでも俺はアルシェの夫なんだぞ? だから、一応は王族の端くれだし、あのくらいの言葉を掛けてもおかしくは無いだろ?」

 それでも納得がいかないのか、表情は相変わらずだ。

「何それ、何でアルちゃんの旦那ってだけで、あたしより偉くなっちゃうのよ」

 そんな不満を募るが、こいつはもう少し頭を使った方がいいと思ったのは内緒だ。

「何言ってんだよ。俺がアルシェの旦那って事は、妹のお前も王族の縁者って事なんだぞ。まあ、立場的には俺よりも下だろうけど」

「そうなの?」

 軽く小首を傾げる。

「マサト様の言うとおりですよ、カレン。しかも貴方は私の妻なのですから、それ相応の振る舞いが要求されるのです。そこの所は忘れないでください。それにしても――」

 ウォルさんの言葉に可憐の表情が渋くなり、俺は思わず苦笑いを見せてしまったが、その後に続く言葉を聞いて、それは自嘲の笑みに変わってしまった。

「――マサト様はとても平民出身とは思えないですね。堂々としていて何事にも動じない。そして今の様な振る舞いも出来る。まるで生まれた時から貴族としての躾を受けてきた、そんな様に見えます」

 感心した様に告げてくるウォルさんに、俺は肩を竦めて苦笑いを見せる。

「俺は知識としてそういった振る舞いを知っているから出来ただけだよ」

 しかも、可憐と違ってそれを実践しなくちゃいけない場面もあったし、お陰で何事も経験って大事だって実感出来たしさ。

「ですが、それをやれ、と言われて実践出来る方は少ないですよ?」

 チラリ、と可憐を見やってから、ウォルさんはそう付け加えて、口元を緩めた。

「ま、ウォルさんに恥を欠かせない程度には出来てる、と思うよ」

「では、アーツ辺境伯の元へも同行して頂くとしましょうか」

 そんな事を笑顔で言われ、今度こそ俺は、苦笑を禁じ得なかった。




       *




 門を抜けた俺達は、王族御用達の宿屋へとその身を置く事となった。

 本来、俺達単独で利用する事は叶わないのだが、そこは王様の配慮からか、はたまた俺がアルシェの夫だからなのかは分からないが、最上級の宿に泊まれるのは正直言って嬉しい。

 何と言っても部屋の作りからして違うしさ。

 普通の宿屋の窓、と言えば通常は木窓が使われているだけなのだが、ここはその内側にガラス窓も備えており、明かりを取り入れるのに木窓を開け放っても冷気が入り込まないのがいい。それに一階の暖炉から出る熱を各部屋へと回して、建物全体を暖める――あっちの世界で言えばセントラルヒーティング――という贅沢極まりない構造をしているのだ。お陰で、薄着で部屋に居ても寒さを感じないし、ベッドがふかふかなのも言うまでも無い。

 あと、風呂もあるしさ。

 部屋割りとしては俺と教授、ウェスラとローザにライル、ウォルさん達は可憐を除いて大部屋となった。

 ちなみに可憐は何故かレジンと一緒だ。

 何が気に入ったのか、レジンを抱いて「あたしはこの子と一緒ね!」とのたまい、さっさと指定された部屋へと引っ込んでしまったのには、唖然とさせられた。

 その後、レジンから念話を受け取った限りでは手荒く扱われている訳でもなく、遊んでもらっているらしいので、本人も喜んでいたから、そこは良しとした。

 それにしても、レジン人気が半端無い。

 なんせ、野宿していてもレジンを構う騎士が後を立たないし、小さな村では子供達に大人気だったし、あの魔獣の何処がいいのか、俺にはまったく分からん、と言うのが正直な感想だ。

 あれの本当の姿を知らないからなのだろうが、今後も知らないで居られるとは限らないから、その後はどうなるかなんて知った事ではないけどな。

「さて、そろそろ下に降りるか」

 座っていた椅子から立ち上がると、一旦脱いだコートを再び羽織る。

「何処かへ行かれるのですか?」

 ベッドに腰掛けていた教授から問われた。

「ああ、ここを治めてる人のとこへちょっと挨拶にね」

「では、私もご一緒致します」

 教授が立ち上がりながら脱いだコートを手に取るのを見て、俺一人で大丈夫、と伝えようとも思ったのだが、別に一緒に行っても問題ないか、と思い直した。

 そして、ドアノブに手を掛けて扉を開き、俺達は一階の食堂へと向かう。と、そこには既に主だった顔触れが揃っていた。

「あれ? ウェスラ達も行くの?」

「当然じゃろ」

「ぼくもー」

「わ、わたしもご一緒させて頂きます」

『ガウ!』

 夫々が異口同音に答えると、ウォルさんが苦笑を覗かせていた。

「こんな大人数で訪ねても大丈夫なの?」

 幾らなんでも不味いのではないか、と思い、ウォルさんに確認を取る。

「あの方は寛大ですから大丈夫だとは思いますが……」

 微妙に言葉を濁して答える彼の表情には、若干、心配の色が浮かんでいた。

 今回は事が事だし、ピリピリしてなくも無いだろうから、ウォルさんの心配も当然と言えば当然だ。

 そう考えれば、俺とウェスラ、教授とローザは良いかも知れないが、ライルとレジンを連れて行くのは流石に不味い。だが、二人だけをここに残して行く訳にもいかず、そうなれば必然的に俺を除いた三人の中で、誰か一人が残るしかない。

 少しの間俺は考え込み、一つ頷くと口を開く。

「悪いんだけどさ、ローザはライルとレジンと一緒に待っててくれないか?」

 俺の言葉に当然、ライルとレジンが反発を見せるが、ローザはそれを上手く諌めてくれた。

「ライルちゃん、マサトさんはお仕事のお話をしに行くから、わたし達はここで待ってましょうね」

「えー……」

「行っても楽しくないと思うの。だったらここで遊んでる方がいいでしょう?」

「……むずかしいお話なの?」

「たぶんそうだと思うわよ?」

「わかった。じゃあ、僕ここであそんでる」

 物凄く残念そうな表情でライルが俯いてしまい、俺は少しばかり胸が痛んだ。

 だが、ローザがすぐさまライルの傍らにしゃがみ込むとその頭を撫でながら、

「それじゃ、わたしと剣のお稽古しよっか」

 柔らかな笑顔を向けて告げる。

 その途端、ライルは俯けていた顔を上げて、目を輝かせて元気よく返事を返していた。

「うん!」

 俺も傍に近付きしゃがむと、ライルの頭を撫でながら誤る。

「ごめんな、ライル」

 そんな俺ににっこりと明るい笑顔を見せて、ライルは勢いよく首を振った。

「おとーさんはおしごとのお話に行くんだもんね。それに、僕はローザおかーさんやレジンといっしょだからだいじょうぶだよ!」

 本当は一緒に行きたいだろうに、我侭も殆ど見せず笑顔をくれたライルの頭を撫でながら、俺は微笑を向けるのだった。




          *





 宿を後にした俺達は、アーツ辺境伯の屋敷へと向かった。

 メンバーは俺とウェスラに教授、護送の騎士団からはウォルさんと可憐。

 勿論、先導するのはウォルさんだ。

 俺達は屋敷の場所を知らないからね。

 その道中は色々な露天が立ち並び、一見すると賑わっている様にも見えるが、やはり、野菜類を売る店が少なく、置いてあったとしてもかなり高沸していて、それを見て溜息を付きながら諦めて立ち去っていく人が少なくなかった。

 俺達がセルスリウスを発って一月の間に、既に抜き差しなら無い状況に陥り始めてしまっている様だ。

 その原因の一端が例え俺達に有るにせよ、全く物が入って来ないと言うのは、幾らなんでも異常過ぎる光景だ。

「ウォルさん、これ……」

「――ええ、早急にカチェマへ赴かねばなりませんね」

 これはもう原因を突き止めるどころの話じゃない。対処療法になってしまうが、早い所カチェマへと赴き協力を申し出て、街道の安全を確保しなければ、一時的ではあるにせよ、ユセルフが疲弊してしまう事は明らかだった。

「兎に角、今はアーツ辺境伯の元へ急ぎましょう」

「そうだね。警備が厳重になってる理由を聞かないとね」

「そんな物後にせんか!」

 俺とウォルさんが深刻な話をしていると、突然、ウェスラの叱責が聞こえ、何事かと二人して振り向けば、可憐が露天で買い食いをしていた。

「ウォルさん」

「ええ」

 心配の種が此処にもあった。

「何よ?」

 悪びれた素振りを全く見せずに串肉に齧り付く可憐に、俺達は溜息しか出て来ない。

 こいつ、一緒に来る意味ねえじゃん……。

 俺とて可憐の気持ちが分からない訳じゃあない。あいつはセルスリウスから殆ど出る事がないから、こうして違う街へ来れた事が嬉しくて仕方ないのだろうが、今だけは観光気分に浸るのは遠慮してもらいたかった。

 そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、あちこちへと目線を送り興味を引いた露天に一目散に駆けて行き、何かを手に戻って来る、を繰り返し、終いには、片手に紙袋まで抱え込んでいた。

「あれ、帰した方がいいんじゃない?」

 ウォルさんにそう告げると、同意をするように頷き、足を止めて振り向く。

「カレンは宿へ戻りなさい」

 突然、そう言われて目を丸くしていたが、直ぐに驚きに満面の笑みを乗せて、

「え? いいの?!」

 ウォルさんに盛大な溜息を付かせた。

 完全に御上りさんだな、こいつ。

「ただし、出歩く時は鎧を脱ぎ、剣も置く事」

「わかってるわよ!」

 答えるが早いか、一目散に今来た道を戻ってしまい、俺達はそれを呆然と見送るしかなかった。

「なあ、副隊長、メルさんにしない?」

「ええ、私も今そう思っていた所です」

「ワシもそれが良いと思うぞ」

 可憐の走り去る姿を見た三人が意見の一致をみる。が、教授は何故か険しい表情で可憐が走り去った方を見詰めながら物騒な事を口にした。

「ウォルケウス殿、あの者は早急に処分する事をお勧め致します」

「どう言う意味だ?」

 若干剣のある声音で直ぐにウォルさんが聞き返している。

 そりゃそうだ。自分の妻を処分しろ、と言われて怒らない夫が居る訳が無い。

「そのままの意味ですが?」

 教授は淡々とした表情でウォルさんと向き合っているのだが、対する彼は剣呑な雰囲気を纏い、視線で射殺すかの様に教授を睨み付けていた。

 確かに教授の言う事は正しいのかも知れないが、余りにもストレートに言い過ぎだ。

 ここら辺が人と魔獣の違いなのかもしれないのだが、だからと言ってそれを大目に見ろ、とは言える筈も無く、何とかこの場を穏便に収めなければならない。

 道行く人もこっちを眺めてるし、早く何とかしないと駄目だよな。

 どうやってこの場から動かそうか、と俺が頭を悩ませていると、ウェスラが口を開いた。

「今この場でその事を議論しても詮無い事じゃ。とは言うものの、ウォルは納得せんじゃろうからワシからも言わせてもらうが、カレンがこの先もあのような姿勢で臨むのであれば、これ以上同道させる訳には行かぬぞ」

「それは……」

 その後に続く言葉を飲み込み、ウォルさんは苦汁の表情を見せて押し黙ってしまった。

 何て言おうとしてたのかは、俺も分かる。分かるからこそ、ウォルさんの苦悩も分かってしまうのだから、困ったもんだ。

 じゃがしかし、とウェスラは続ける。

「行き成り戻れ、と言われてもカレンの性格では納得せんじゃろ。因ってここは、マサトに一任しようと思うのじゃが、どうじゃ?」

「はあ?!」

 行き成り話を振られ面食らってしまった。

「いやいやいや! ここはウェスラが提案者として何とかすべきだろ?! 何で俺なんだよ?!」

「おぬしはカレンの兄であろう? ならば、性格も熟知しておるじゃろうが」

 確かにあいつの性格は分かってる心算だけど、だからって全てを熟知している訳じゃない。

 その事を滔々と説明したのだが、ウォルさんからは「宜しくお願いします」と頭を下げられ、教授からは「マサト殿でしたら良い方向へ持って行けるでしょう」と言われウェスラからは、

「出来ぬ、とは言わぬよな」

 悪戯っぽい笑みを向けられてしまった。

 そして、俺は天を仰ぎ神様に文句を放った。

 俺を弄って楽しいか、腐れ神様! 取り合えず一発殴らせろや!

 その直後、何故か木桶が俺の頭にぶちあたって砕け、一瞬体が硬直して目の前に星が飛び散り、ゆっくりとぶっ倒れた。が、すぐさま起き上がって周りを見渡したのだが、爆笑の渦が出来上がっていただけだった。

 そして、俺は頭にでっかいタンコブが出来上がっていたのは、言うまでも無い。

 俺はお笑い芸人じゃねえんだけどなあ……。

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