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妹のオマケで異世界に召喚されました  作者: 春岡犬吉
ガルムイ王国編 第二章
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義を見て為さざるは勇無きなり

 彼女が落ち着きを取り戻して大人しくなったところで場所を元の部屋へと移し、改めて他に潜入してた者が居ないか聞いてみたが、返って来た答えは予想した通り、自分だけ、というものだった。

 そして、どうやって潜入したのかを問い質すと彼女は素直に答えた。

 ここに潜り込む前に、自分にだけ話があるから、という事で直接リーダーに呼ばれ、その時に潜入計画を聞かされ驚き、そこに間髪入れず神妙な顔付きで「貴女にしか頼めないの」と言われれたそうだ。

 彼女の口ぶりから、野党集団の幹部で無い事は何となく分かっていたが、だからこそ、効果的だと思う。そうする事で、自分は全幅の信頼を置いている、と思わせられるのだから。

 そして、この街での協力者となる名前を告げられた時は、計画を聞かされた時以上に驚いたのだそうだ。

 その協力者の名は、ジルハルト・ギム・アーツ辺境伯。

 まあ、これは驚かない方がどうかしているだろう。なんせ、この街を中心とした国境付近までを治める領主様だし。

 その後、ここへの潜入とその意義を詳しく聞かされ、数日後に冒険者を装い街中でアーツ辺境伯と落ち合うと、そのまま屋敷へと赴き、彼女をアーツ辺境伯が直々に雇った、という形を取り潜り込んだそうだ。しかも、家人を集めたその前で、自分の傍使えにするとまで宣言させて。

 そして、そこまでのシナリオを考えたのが、彼女の所属する野盗集団のリーダー、と言う事だった。

 上手い事考えるものだ、と思うと同時に、このまま放置しておくと不味そうだ、とも思った。

 ただ、アーツ辺境伯にとってその身内がどれ程大切なのかは量り兼ねるが、少なくとも傷付けられては困る存在とは言える。そして、その者の命を担保にここまでの譲歩を引き出した手腕は、良い悪いは別にして、賞賛に値する。

 しかも、ただ潜入させただけでは、彼女が何時裏切るか、何時外の人間にばれるか分からない。だが、裏切りに関しては、信頼、という言葉で、外に人間に対しては辺境伯の傍使え、と言う体裁で包み込んでしまっている。

 そこまでした上で、不測の事態まで折込、彼女以外にも潜入させていたとは正直な話、そのリーダーはかなり慎重で狡猾と見て良いだろう。

 ただ、先ほど出て行った二人は、彼女よりも先にここに来ていなければおかしい。

 彼女も面識が無いのだから、それを監視する役目の人物もまた、面識が無い筈だからだ。

 まあ、来る前に影から彼女を見て確認した、という事も有り得なくは無いが、この線は先ほどの話で消えている。何故なら、家人の前で紹介する者が監視対象だ、という事を事前に告げて置けば何の問題も無いからだ。

 それに、こっちの世界には写真なんて便利なものは無いし、肖像画なんて書かせるのは貴族以外には居ない。尤も、似顔絵くらいはあると思うけど、彼女にその事を聞いたら、書かせた事はない、と言っていたから、まず間違いないと思う。

 そこで聞かなければ成らない人物が居るのだが、ここまで事実が発覚しても、頑ななまでに口を噤み、一切話をしようとしないのには、流石に参った。

 さて、どうしよう、と悩んでいると、そんな俺の姿を見兼ねたのか、ウォルさんが進言してきた。

「マサト様、ここは素直に与えられているお力をお使いください。言い方は悪いですが、でなければ、アルシェアナ様と婚姻した意味がありません」

 ウォルさんが言った力とは、権力。

 それも並大抵の権力ではなく、ユセルフ王国王族としての権力だ。

 俺は普段、一番権力の無い男爵だからと言って、周りを適当にあしらっている事が多い。

 これは、アルシェと結婚しているからと言っても、俺は王族としての権利は持って無いよ、と宣伝しているようなものだ。しかし、それは冒険者として遣っていく為には必要な事で、仕方なくそうしている訳ではない。

 その方が人付き合いも円滑に進められるから、と言うのが一番の理由だ。

 それを、俺は王族だ、なんて声高に叫べば、誰もが恐縮して近付かないか、もしくは力に(あやか)ろうと擦り寄って来るかの、どちらかしか居なくなってしまう。

 そんな窮屈な関係しか築けないのなら、権力そのものを封印していた方が益しだった。

 実際、そのお陰で他の冒険者とも気軽に話が出来たくらいなのだから。

 ただ、現実的には少々複雑な事情を抱え込んでいるのも確か。

 アルシェの本名は、アルシェアナ・ファム・ユセルフ。

 これは俺と結婚した後も変わってはいない。でも、アルシェ以外の者は元々のファミリーネームの後に俺の苗字が加わり、例えばウェスラだと正式には、ウェスラ・アイシン・ハザマ、と成る。

 この二つが意味する所は、俺がアルシェに婿入りした形になっていて、ウェスラ達はマサト・ハザマ男爵の妻、と言う少々複雑な事情になっている為だ。

 そして俺の今の正式な本当の名前は――、

 マサト・ハザマ・ユセルフ。

 ユセルフ王家の末席に名を連ねる者になっているって事。

 だからウォルさんは力を使え、と言ってきた訳だ。

 でも俺は、権力を振り翳す事には慣れていない、と言うよりも、それを使う心算が全く無い。

 権力なんていうものはある意味、暴力よりも立ちが悪いと思っているからだ。

 それでもこの先、こういった力も使い熟さなければならない状況は、幾らでも起きる事は予想出来る訳で、そういう意味で言えば、今のうちにある程度は使い所を見極められる様に成っておかなければいけないのも、確かな事だった。

 だけど俺は、その力を使う事に逡巡していた。

 それは、アーツ辺境伯が口を割る事は絶対に無い、と今までの態度から、どこか確信していたからなのかもしれない。

「どうしたのです。何を迷っておられるのですか」

 再びウォルさんが囁く。

「俺は――使わないよ」

 この返答にウォルさんは眉間に皺を寄せて険しい表情を取り始める。

 普通ならばここで「ここまで事実が挙がっているのに、まだ白を切り通すとは何事か!」と一喝する場面なのかもしれない。

 でも、それをやったらたぶん……。

「マサト様が出来ないのでしたら、わた――」

「駄目だ。それは許さない」

 俺は強い口調でウォルさんの言葉を遮ると、途端にその瞳に剣呑な色が広がった。

「何故です? 理由如何では例えマサト様であろうとも……」

 切られた言葉の後に続くのは、この場で切り捨てる、もしくは拘束する、あたりだろうか。

 だから俺は、確信を声に込めて、彼へと返した。

「自白を無理強いすれば、アーツ辺境伯は必ず自らの命を絶つだろうね」

 彼女は自分の事を武士(もののふ)と言った。ならば、絶対に己に課した信念は曲げない筈。それを曲げるくらいならば、俺達の目の前で自らの命を絶って、話す事が出来ない侘びを入れる事だろう。

 そしてそれこそが、俺達の生まれ育った国で古くから伝えられてきた、武士道精神の一つでもある事を確信していた。

 俺はアーツ辺境伯を見据えて言葉を続ける。

「ここまで事が露見してるのに、それでも命を賭してまで話せない理由なんて、俺には分からない。けど、アーツ辺境伯とってそれは、忠義を貫く事よりも、自分の命よりも、遥かに大切な事なんだと思う。そんな義侠心溢れる彼女に力なんて、使えないよ」

 俺はこの時、声のトーンは一切落としていない。だから、皆の耳にも届いているし、それは勿論、頑なな態度を取る彼女にも届いてる筈だ。

 その証拠に、彼女はゆっくりと椅子を降り床に正座をすると、無言のまま、俺に向かって土下座を返した。

 それを見て俺は口元に笑みを乗せると、徐に指示を飛ばし始める。

「教授! 宿に居る皆に念話を飛ばせ! 臨戦態勢で南門へ集合しろって! 俺の名を出せば騎士達も従う筈だ!」

「承知いたしました」

「それと、アーツ!」

「はっ!」

「お前はそこの魔術師を連れて市壁の上から俺達の遣る事を見てろ! 一切手は出すなよ!」

「ははっ! 仰せのままに!」

「ウェスラ! ウォル! 行くぞ! アーツ辺境伯の身内を奪還しに!」

「今更格好付けるでないわ」

「まさかここで私達に向かって使われるとは思いもしませんでしたが……。それには同意いたします!」

 一斉に立ち上がり、俺達は南門目指して屋敷を後にするのだった。




          *




「もう! 一体何なのよ! せっかく楽しんでたのに!」

 俺の姿を見た可憐の第一声がこれだ。

 まったく、緊迫感の欠片と言うか、この緊張感を察しろと言いたい。

 でも今は、そんな事に目くじらを立てている暇は無い。

「野盗の巣はどの方角だ?」

 教授に問うと、南東方向に彼の腕がスッと上がる。

「あちらの方角です」

 その先には、深く、暗い森が広がっていた。

 それを確かめ俺は小さく頷くと、集まった皆に対して声を張り上げる。

「これより、この周辺に出没する野盗を討伐する! そいつらは旅人を襲うだけでなく、アーツ辺境伯の身内をも攫った不届き者である! 刃向う者には容赦するな! だが、戦意を無くした者は殺しては成らん! 良いな! それと、魔物を使役しているとの情報もある! 心して掛かる様に!」

「「「はっ!」」」

 騎士達は短く、だがしっかりとした返答を返してくる。無論、ナシアス殿下もメルさんも同様だ。

「ね、ねえ、行き成り野盗の討伐って――」

 不安な表情を覗かせて、可憐が俺に恐る恐る聞いてくる。

 こいつ、やっぱり経験が足りてないな。でもまあ、それならそれで好都合だ。

「可憐、これはお前のテストでもあるんだよ。ここを乗り切れない様じゃ、カチェマを抜けてガルムイなんて行けないからな」

「テスト?」

「そうだ。お前さ、人を切った事、無いだろ?」

 戸惑いを見せながらも、カレンは首を縦に振る。

「う、うん」

 やっぱり、か。

 ここは一つ、先達として兄として、忠告しておかなくちゃいけないな。

「この先はな、命の遣り取りをしなきゃならない場面が多くなる。だから、ここで経験しておくんだ。でも俺は、慣れろ、と言う心算は無い。けど、人を切る事を恐れるな。命を奪う事に躊躇するな。恐れれば剣が鈍るし魔法も鈍る。戸惑いが生まれれば最悪、お前の命が無くなる。そういった世界なんだよ、ここは」

 真剣な表情で告げる俺に、可憐は困惑している様子で、何かを言おうとして口を開くが、何を言えばいいのか分からない様だ。

 だから、この際だから全てばらしてしまおう、と思った。

「どうせ何時かはばれる事だから先に言っておくぞ。俺は手足の指全部を足しても足りないくらい、既に人の命を奪ってきてる。お前も俺と同じに成れ、とは口が裂けても言えない。だけど、ウォルさんの背中を守れる様には成って見せろ。俺の妹なんだから、それくらい出来る、だろ?」

 同じ顔立ちで同じ色の瞳、だけど、どこか俺とは違う可憐の瞳を覗き込みながら、真剣な面持ちで告げた。

 どれくらいそうして見詰め合っていただろうか。不意に可憐は瞼を閉じ、胸に手を当てて何度か深呼吸を繰り返した後、瞼を開き、

「おにいの言いたい事は分かった。あたしはあたしなりに頑張って、何時か――ううん、何時か、じゃ駄目だよね。必ず、おにいとウォルが居る場所に辿り着いてみせる。だって、あたしはおにいの妹で、ウォルの奥さんなんだから」

 瞳に強い光を宿らせ、可憐はそう言い切り、俺は頷くと踵を返して、皆に進軍の合図を出した。

「行くぞ!」

 俺とウォルさんは肩を並べて二人して皆の先頭を歩き、互いに視線を交わすと、ニヤリ、と笑い合い、再び前を向き、前方の森を睨み付けた。

 そして、十分ほど無言で歩いた頃、俺はウォルさんに話し掛けられた。

「それにしても、野盗の討伐とカレンの試験を同時にやろうなど、何時思い付いたのですか?」

「南門へ向かう途中で思い付いたんだよ。ここに長く足止めされるのも面倒だしさ」

「それは本音ですか?」

「半分はね」

「では、もう半分は?」

 ウォルさんの口元が少しだけにやけている。

 分かってるくせに態々聞くのかよ。まったく、察しが良すぎるのも参るよな。

「早く帰ってアルシェのお産に立ち会いたいんだよ」

「なるほど、父親の鏡ですね」

 ウォルさんは柔らかな笑みを見せた。

「ただ単に親馬鹿なだけさ」

 俺が軽く肩を竦めると、何時の間にかローザが隣を歩いていた。

「ふふふっ。そこがマサトさんの良い所なんですから、大きな声で言っちゃって下さい」

「そうじゃぞ。親馬鹿で結構。マサトはそれで良いのじゃ」

 ウォルさんの隣には何時の間にかウェスラが、そして、俺とウォルさんの間に割り込む小さな白い影があった。

「アルシェおかーさんの子どもが生まれたら、僕がおにーさんだぞーってやるんだからね!」

 俺の左手を取りながら、ライルが大輪のひまわりの様な笑顔を見せる。

「これではこの様な所で苦戦などしていられませんね」

「それは蓋を開けてみなきゃ分からないよ」

 そうは言うものの、ここで苦戦をする心算なんてさらさら無い。寧ろ、この面子で苦戦とか、有り得ない。

 だからと言って、油断は禁物だ。

 全てを予測するなんて不可能な事なのだから。

「そうですね。戦場では何が起こるか分かりませんから」

「ふん、そんなもの起こる前にワシが潰してやるわい」

 ウォルさんは俺とほぼ同じ考えの様だが、ウェスラは火力任せに薙ぎ払う心算らしい。

 でもまあ、ウェスラらしいと言えばらしいか。

「ウェスラには教授と一緒に支援に回ってもらう心算なんだけどな」

「何故じゃ?」

「可憐のテストも兼ねてるからだよ」

「そういう事であれば、牽制程度の魔法に止めておくとするかの」

「ま、そこは後方から戦況を見ながら臨機応変に頼むよ」

「そのあたりはローリーに任せる方が良かろう。あやつであれば的確な指示を出すじゃろうしな」

 なるほど、そういう風な丸投げも有りか。

「教授、今の聞こえたか?」

「はい。戦況を見つつ、臨機応変に皆さんに指示を飛ばせば宜しいのですね」

「頼む」

「お任せください」

 これでウェスラと教授は問題ない。

 さて、このまま編成を進めてしまおうか。

「ローザとウォルさんはアラクネ退治だ」

「ええ?! わたしとウォルケウス様だけで、ですか?!」

 酷く驚いているが、何故だろうか?

 並みの兵ならば兎も角、俺達は並じゃないだろうに、何を驚いているのやら。

「出来るだろ?」

 そう告げる俺に、ローザは溜息を付きながら逆に聞いてくる。

「アラクネが何なのか、マサトさんは知ってて言ってるんですか?」

 そう言われて初めて気が付いた。

 そういえば、知らないなあ。

「アラクネって、黒妖犬とかと違うの?」

 俺の中ではアラクネイコール黒妖犬並み、という図式が勝手に出来上がっているのだが、一応確認の為、今更ながらに質問をすると皆が溜息を付き、やれやれ、と言った感じで一斉に首を振っていた。

 そんな中、教授が半ば呆れ顔で丁寧に説明をしてくれた。

「アラクネとは分類上魔物になります。人の女の姿をした上半身と蜘蛛の下半身を持ち、その動きは我等三頭犬にも匹敵し、その姿からは信じられ無い程の膂力を持ち合わせています。我等ですら一対一では辛うじて勝てるかどうか、という魔物なのです。しかもただの蜘蛛とは違い、糸を吐き出すのは尻からだけではないのです。手首や口からも吐き出すのですよ。それも、様々な糸を。粘性のある糸。鋼の様に硬く、それでいてしなやかで弾性のある糸。刃物の様に鋭い切れ味の糸。そして何よりも厄介なのが、その糸全てに魔力が通っていて、生半可な魔法や剣戟では断ち切ることすら間々成りません。その糸の方が本体よりも強い、と言っても過言では無いのです。しかも戦闘に際しては、その糸を罠の如く張り巡らせる程の知恵者でもあります。ある意味、我等以上の捕食者ですよ」

 何それ? すっげえ面倒くさそうなんですけど。

「マサト様はそれを知らずに我等に指示を出していたのですか……」

 ウォルさんに呆れられてしまった。

 うん、まあ、そういう事に成るかな?

「あ、あはははは――」

 俺が乾いた笑いを上げると、

「笑い事じゃありませんよ!」

 ローザに叱られてしまった。

「大体ですね! マサトさんはぼうっとし過ぎです! 抜けてるなんてものじゃ有りません! せめてナニをしてる時のあそこと同じくらいしっかりしてください! あ、でも、今あそこを立てて欲しいって事じゃありませんからね」

「今ここで立ったら変態だろうがっ! ってか、例えがおかしい!」

 俺とローザの足は自然と止まり、それに釣られて皆も止まる。そして、俺達の会話が緊張感を全てぶち壊し、呆れの気配を生ませてしまった。

「あんた達……、少しは場所を弁えなさいよ。せっかく入った気合が全部消し飛んじゃってるじゃない。それと、ローザ姉さん」

「はい?」

「頭の中、ピンク色過ぎ」

 可憐は上手い事言うなあ。ローザは分かってないっぽいけどな。

「え? ぴんく、ですか?」

「そ。ストレートに言うと、エロ過ぎ」

「ええっ?! わ、わたし、エロくないですよっ! マサトさんとは夫婦なんですし、あのくらいの会話は普通じゃないですかっ!」

「普通じゃないからエロいって言ったのよ。大体、白昼堂々あんな事言う人、居ないわよ?」

「そ、そうなんですか?!」

 ローザが誰に聞くとも無く叫ぶと、ある一人を除き、皆が大きく首を縦に振っていた。

 それを見たローザは愕然となり、その場に両手両膝を着き、さめざめと泣くのだった。

 これで少しは治るといいんだけどね! エロいのがさ。

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