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送る手紙  作者: 山藍摺
6/16

あんたへ送る手紙ー3




一度、あんたより先に手紙が出したかったから書いてみた。たまにはあんたを驚かせたいからな。うん、驚かない?驚くとこだから驚けよ。わたしから行動を起こすなんて明日雨とかいうなよ?いや、もしまだくもってんなら晴れか?晴れたらいいけどな。

こっちの天気は相変わらず、お日さんが上機嫌だ。そのうち日照りになるかもしれない。やばいな、都会の頭わいたやつじゃないが、作為的なもんを感じてならねぇ。

まあ、暗い話はさておきだ。明るい話だ。

嫁にいくことが決まった。誰のだって?わたしのだ。そこ、驚くとこじゃないから驚くな。感動するところだから泣け。ようやく、嫁ぎ先が決まったんだよ。前の縁談が向こうから潰しやがってから、わたしに良縁の話が来たことはなかったからな。これで育ててくれた亡き親父さんに足を向けて寝れるぞ。今までは足を向けて寝れなかった。用法がなんだか違う?実際そうなんだから細かいことはいうな。

まあ、式には呼べんがな、次帰ってきたときにゃ赤子を見せてやれるかもな。誰のかって?わたしのだ。

まあ、そういうわけだ。

どうか幸せを祈ってくれ。

わたしもあんたの幸せ祈ってるから、ずっと。

じゃあな。






―――――――――――――――




以下、破って捨てた部分




わたしはあんたを、愛してる。ずっと、変わらない愛をあんたに。他のだれかと幸せにならないと許さないからな!



死にたくない。死にたくない。死にたくない。


死にたくない……

あなたは、あんたのことを愛しいる模様。んで死亡フラグもたってる様子。

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